リンガーズ 〜ロード・オブ・ザ・ファンズ〜の作品情報・感想・評価

どこでも配信してないからDVDを買ってしまった。

ロード・オブ・ザ・リングのファンたち「リンガーズ」とトールキン周りの話などが収録された映像作品。
俳優たちもちょいちょいコメントしていたりとファン的には観ていておもしろい作品でした。

でも興味ない人にはつまらないと思います笑

ピーター・ジャクソンによって映画化される前にも実はアニメ化されていたりアメリカのヒッピー文化に影響を与えていたりと自分の知らないロード・オブ・ザ・リングの話が聞けて楽しかったです。

しかしどこの国も何かに熱狂しているファンというのは目がキマっていていい感じですね笑

文化に与えた影響を年代順に追う内容。「リンガー」以外には楽しめないかも。

レンタル屋で見つけられなかったので買うしかないと思っていたが、奇跡的に発見。早速借りて見る。
内容は「指輪物語」と「ホビット」のファン『リンガーズ』たちのドキュメンタリー。
リンガーズ達の熱い思いが次々と語られるだけでなく、作品が世に出た時代背景、いきさつなどにも考証を重ねて見事に１本のファンのためのドキュメンタリー映画に仕上がっている。
出演はファンだけでなく、制作者たち、アラゴルン役のＶモーテンセンをはじめお馴染の役者たちなどのコメントもちりばめられ、それぞれの作品に対する思いを語っている。ファン側からだけではなく、制作側からもこの作品を見せてくれる。
それにしてもやはり一番楽しかったのは思わず「そうそう！😂」と激しく共感してしまうリンガーズたちのオタクっぷりである。

好きな奴ぐらいしか観ない一本。

ドキュメンタリーにしては大して面白くないテレビ級の内容。
ナレーションをメリー役のドミニク・モナハンが全て務め、指輪物語が如何に人々に愛されてきたかの遍歴を辿る。
突っ込んだテーマがあるわけでも丁寧な解説があるわけでもない、オタク共のノロケ話を聞いて回る展開に合間合間に出演者のインタビュー。
ピープルバーサスジョージルーカスのようにお題をある程度絞って作っていないため、メッセージ性はほぼ無い。
個人的にはラルフバクシ版やそれまでの映像化作品などにももっと力を入れて取材して欲しかった。指輪物語に人生を狂わされた人の密着取材なども入れてくれると良かったんですが、聞いて回るだけのスタイルなんで平坦です。
リンガーズとは、指輪物語を熱愛する人たちの総称である。