アメリカン・ナイトメアの作品情報・感想・評価

「アメリカン・ナイトメア」に投稿された感想・評価

Haman

Hamanの感想・評価

4.0
みんな自身の作品背景や恐怖の根元に対して語ってるのに、ジョン・ランディスだけあの映画もあの映画もマジ最高よね~ってずっとファン目線で楽しそうなの好き。

ジョージ・A・ロメロ、トム・サヴィーニ、ウェス・クレイヴン、トビー・フーパー、デヴィッド・クローネンバーグ、ジョン・ランディス。ホラー映画界の一時代を牽引してきた監督達によるインタビュー・ドキュメンタリー。
公民権運動、ベトナム戦争、キューバ危機、ケネディ暗殺etc。社会の悪夢を反映してスクリーンに悪夢が生まれる。監督達が自身の作品を解説してくれるってだけでファン垂涎な映画なんだけど、有識者含めそんなホラー映画が僕たちは大好き!!ていう空気がビンビンに伝わってくるから好きでしかない。
トム・サヴィーニの戦地の死体で特殊メイクを学んだエピソード、ぐうの音も出ねえよ。
G

Gの感想・評価

3.4
今年100本目。編集がうるさい。あともう少し話を掘り下げて欲しかった…ジョンカーペンターなんかハロウィンしか取り上げられてないし。
ホラー映画の有名監督のインタビュー集。
73分で、2000年の映画。
でも、本当に映画か?
映画館で観るのとTVで観るのは違うものだが、この作品に映画らしさは(特に)無い気がした。といっても数年前、DVDで一度観たきり(レンタル落ちで数百円だった)。

映画をジャンル分けすると、
アクション
コメディ
ドラマ
戦争もの
西部劇
刑事もの
社会派(政治、経済)
ロマンス
SF
そして「ホラー」があるわけで、私はホラー映画だけを特別に愛してる気がする。逆にホラーを毛嫌いしたり、見下す人が多くいることも知っている(その人達とは友人になれない、断言する)。

漫画家の伊藤潤二氏は、ホラー映画が大好きなはずで、だから私も伊藤潤二氏のインタビューを読んだり観たり聴くのが好きだ。

ところで私は「日本のホラー・SF雑誌」を2種類だけ、創刊から廃刊まで全部持っている。この作品は、そんな私にピッタリの内容だった。(1人を除き)顔を知ってる監督ばかりだった。
ホラー映画の本質に迫ったインタビューなど。
ホラー映画は時代を写す鏡。恐怖は移ろうことが分かる。
やはりロメロやクローネンバーグは偉大だなと感じました。
買って良かった!

このレビューはネタバレを含みます

なぜアメリカがホラー映画大国になったのか、激動の時代の中でアメリカのホラー映画の巨匠たちは何を見て、何を描いてきたのか。
ロメロ、ウェス・クレイブン、カーペンター、クローネンバーグ等、ホラー映画の巨匠達の口から語られるアメリカとホラー映画の歴史を追ったドキュメンタリー。


当時のアメリカが抱えていた様々な問題と、ホラー映画の意外な結びつきを語る巨匠達の貴重な姿も見れるので、資料的価値はとても高い。

近年はホラー映画も更に細かく多様化しているが、70年代のホラー映画が描いていた恐怖とは、実に現実に寄り添った恐怖であり、それを踏まえた上で往年の名作ホラーの数々を観るとこれまでとは違った印象を受けるかも……??
堊

堊の感想・評価

3.0
この手のジョンランディス、どのインタビューでも楽しそうに喋っている。逆に怖い。割と監督も研究者も社会反映論一辺倒だったが、え?そんな本質語っちゃっていいのか?ってなるクローネンバーグと好々爺全開のカーペンターが最高。俺が見た『ハロウィン』は別の映画だった可能性がしてきた。近々もう一度見る。監督の顔がわかってカメオ出演楽しめるようになるので一番はじめにこれ見たかった。
渡辺

渡辺の感想・評価

4.2

2019/02/17
DVDにて鑑賞

すごい久々に見直した

ホラー映画と一口に括ってもそれは単なる怖がらせるだけの映画がほとんどかもしれないけど、中には時代の象徴として作られた映画もあるし、そういう映画を作った方々は本当に才能があり時代に翻弄された方々でもあるのかもしれない

やはり純粋にホラー映画が好きだ

このインタビューされてる監督の内亡くなってしまった方が多くなってきているのはただただ悲しい
ロメロ、サヴィーニ、
フーパー、クレイヴン、
カーペンター、クローネンバーグ
といった巨匠が総出演。

「ゾンビとは、つまり我々自身さ」
(ロメロ)
…1970年代という時代に名作ホラーが
誕生した背景を、巨匠たちが語ります。

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』や
『鮮血の美学』を例にとり、
ベトナム戦争や公民権運動に
なぞらえてみると…

「これはただの映画にすぎない」
と触れ込まれながらも、観客は
決してそうでは無いことに気付かされる。
これは“現実”なのだと。


不快極まりないホラー映画に対し、
優しく微笑みながら知性的な語り口を見せる
キャロル・クローバー教授を
とても魅力的に感じました。

「自らの深層意識を知る事は
時として必要であり、
映画はその手助けとなります。
立派な内容であったり、
政治的に公平である必要もありません」

…私も、こういう教授に教えを請いたい。♪


こんな映画を撮ったヤツは、絶対変態だ!
と思わせる様な名作ホラーの監督たちは、
皆とても知的でカッコイイ人達でした。

ジョン・ランディスだけが、子供みたく
やたら嬉しそうに語ってたな。☆(笑)
McQ

McQの感想・評価

4.0
おお、、これはホラーマニアには堪らないかも。

それぞれが放つとんでもなくダークで異様なオーラが眩し過ぎる!
このインタビューはとても興味深いです。

トムサヴィーニ氏は俳優業だけだと思ってたけど凄い人(特殊メイクアップアーティスト)だったのか、、笑

手足をえぐり取られた死体を自ら撮影、それを自分の技として吸収!凄すぎる、、

ロメロとトビーは天然キャラだと勝手に想像していたけど、これを観た後でも印象は変わらなかった笑(馬鹿にしてる訳じゃなく賞賛)

過酷で残虐な現実を自ら体感してる(生身の死体を目にしている)からこそ描けた作品群。

戦争を知らないホラー監督らが彼らに敵うはずがない!
ホラー映画の巨匠達の貴重なインタビューや有識者などの作品の解説など参考になった。

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