鉄西区を配信している動画配信サービス

『鉄西区』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

鉄西区
動画配信は2026年5月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

『鉄西区』に投稿された感想・評価

5.0
世紀末〜新世紀にかけて消えゆく工業地帯の記憶。労働者→青年たち→親子へ被写体が絞られ、パラレルに展開していく人間模様に惹かれる。
三つの挿話に共通する「営みの崩壊」というテーマは一見悲劇だが、人々は意外と楽観的。
時代を媒介するように一本道を進んでいく列車の前進移動はシネマトグラフというよりヘイルズツアー的な趣。



第一部『工場』
人々から漂う終焉の意識。軋轢やリストラで多くの人が去り、残された者は仕事もないから昼間から休憩室で成人映画の濡れ場を見る。
時代的に文化大革命の記憶を留めた人が現場にいた最後の時代でもある。
総じて仕事内容より人間そのもの、全裸で歩き回り、愚痴のように語られる話題の方に魅力が宿っている。
無人となった工場内を彷徨するカメラークは『阿賀に生きる』を思い出す。



第二部『街』
国から立ち退き命令が下った地区に暮らす人々。補償金の少なさに文句を言いつつ、1部と同じく人は減っていくが頑として離れない人もいる。
機関車は未舗装の道を歩いていく男のバックショットへ姿を変え、切羽詰まった家族は地面を掘り返し、火をつけて先祖に祈りを捧げる。
喧嘩し、賭博に興じる若者たちのコミュニティはどの時代・地域でも大きく変わらない。



第三部 『鉄路』

線路の近くに住み、鉄クズを売って生活する親子。ある日父が逮捕され、息子は涙を流して心配するも、釈放後に再会すると、お互いに感情が爆発して大喧嘩に発展する。ここが最高にやるせない。親父は泣き疲れて寝てしまった息子をおぶって帰ろうとする。
薄暗い家の中で(恐らく眠って聞いていない)息子に、延々と自己弁護する父の顔は蝋燭一本ではよく見えないが、ここは見えない方が良い。
世紀の変わり目の正月に爆竹をやり、息子は自分たちの境遇を受け入れたようだ。

一部の野辺送り、二部の先祖への祈りなど「儀式」は単純に画として強いが、王兵は日常の方にキャメラを向け続け、むしろ撮影を意識させる事物は周到に遠ざけている。
DVD4枚組 9時間越えの超大作

スキマ時間でちょこちょこ見てたから半年くらいかかったちゃったけど、やっと見終わった!!

中国にある鉄西区と呼ばれる工業地域に住む人たちをうつしたドキュメンタリー

第一部 工場
時代の流れから閉鎖することになった金属精錬工場やら関連工場の労働者達

第二部 街
工場閉鎖に伴い、街自体も再開発のため立ち退きが迫られる労働者達とその家族

第三部 鉄路
工場間で金属や石炭を運ぶ鉄道の鉄道員や線路沿いのバラックに住み、線路にこぼれ落ちた石炭なんかを売って生活してる人

ナレーションとかは一切無し。
ただひたすら彼らの日常を見せてもらう。

これ2003年の作品なんだけど、コロナ禍の今テレビとかで見かける抑圧された中国と比べても、やっぱ中国はいつまでも中国なのねって思える。
(色々書きたいけど、察してちょ)

9時間長いと言えば長いんだけど、2週目いっちゃおうかなって思える中毒性もあるんだよね。今度挑戦するときは丸一日かけてイッキ見してみようかな?
一部のおばちゃんがカラオケやたらと上手いところ、三部のずっと笑ってるおっさんの長話と長回しが良い。しかし二部の実録青春群像が最高すぎるな。ラブレターを回してるところとか、服がダサいのかイケてるのかわからないとことかも最高。その分終わり方が切ない。あいつら俺とあんま年齢変わんないのか、今どうなってるんだろう。

『鉄西区』に似ている作品