9時間に及ぶ上映は、まるで 一つの工業地帯の滅びゆく歴史を体験する旅そのもの。
工場の喧騒、労働者の暮らし、街のざわめき。その断片をただ淡々と提示することで、観る者は 労働・都市・不安定な未来という…
2003年のYIDFFで上映されてる。映画関連の尊敬する先輩お友だちから、その時佐藤真さんの隣に座って見た、というとてもとても羨ましいお話を伺った。
今回『青春』の二部「苦」三部「帰」が公開されて…
記録
【滅び】
21:30〜7:50(休憩あり)のオールナイト一本勝負に、無事完全勝利。同じ船に乗り合わせた観客の皆さんと無言の連帯を感じながら、無睡眠で走り切りました。9時間もの間、観客の視線…
オールナイト上映で観たので、第1部は完走、第2部は半分弱、第3部は7割ぐらい観れた。
ほとんど修行のような体験だった。でもたまには良いよね。
第1部-工場-、銅の精製工場では遠くないうちに閉鎖される…
むちゃくちゃ怖い映画。
まず全篇にわたって余白恐怖症的というか建築家気質な画面だと思った。とにかく2000年から2001年にかけてのひとつの都市の隅々を撮ろうという欲望がおよそ9時間に亘ってそれが…
およそ10時間、歴史を目撃する体験は圧倒的で、2000年ごろ、かつて隆盛を極めた中国の工業都市の火が消えるさまを我が身のように感じることができた。
工場、街、鉄路の3部作。
劇場で、休憩は3回。「…
なげえよ!!あーいつ終わるんだろとか考えちゃった自分がハズイ!!フィクションならFIXとか手持ちとか幅広くできるけど、ドキュメンタリーだったら手持ちで挑戦してやってみたいっていう気概を感じさせてくれ…
>>続きを読むドキュメンタリーとして技術面は基本的に皆無なんだけど、あらゆる勝負に勝っていて、それを辿るとなんと言っても題材が優勝しすぎている点だと思います。90年代後半からミレニアムまでの中国が撮れていて、時代…
>>続きを読む観るというよりも”体験する”という方が近かったです。重厚で匂い立つほど濃密な空間、超長尺なのに編集の妙で9時間飽きさせません。
第一部「工場」は、陰鬱なダンジョンのような工場を蠱惑的に映し、そこで…