オランダで実際に起きた大洪水をベースにしたパニックドラマ

信心深いのか、ただ意地が悪いのか。
村人たちも主人公も嫌味が酷くて、災害よりそちらがツラかった。

さらに後味も最悪( ;´･ω･`)

なんでこんな脚本にしたんよ。。。



1953年1月31日。

オランダ、オーステルケルケを嵐が襲う。
堤防は決壊し、一夜にして村が沈んだ。

シングルマザーのユリアは、赤ん坊アーネストや家族と逃げるも離れ離れになってしまう。

助けてくれた青年と共に赤ん坊を探すのだが……



1971年ハングフリートダム完成
1986年デルタプロジェクト完了

長年水害に悩まされてきたライン川河口のデルタ地帯は、こうして高潮から守られたとのこと。

そのプロジェクトのドキュメンタリィみたいにすれば良かったのにねw
赤ちゃん泥棒？捜索？の話に終始してて、なんだかな。

未婚の母として"恥知らず"と村人から罵られ、実の父親は孫の顔すら見ず存在も認めない。
それもどうなの？と思うが、それ故かユリアも性格が歪んでいまして(笑)

さらに息子の父親とその兄、どちらとも結局デキちゃうってさぁ～
ただのビッチじゃんw
そりゃ罵られるよww

そんな脚本なので、いまいち乗り切れませんでしたが、ディザスター映画としての描写はなかなか迫力あって良かったです！

真冬に大洪水なんて生きた心地がしない(´Д｀)

嵐で波が堤防を越えて街は大洪水に。
オランダで1953年に起きた大水害をベースにした話らしい。

ユリアの家は洪水で流されユリア自身も赤ん坊を家に置いたまま流されてしまう。
助けられたユリアはホテルに着き、赤ん坊を探すことに。

始まってすぐ洪水だから展開が早い。
一部は合成やCGだけど頑張って違和感のない様にしてあるし本物の水を使っているシーンもあるので絶望感はある。

しかし洪水でパニックというよりは水害後の人間ドラマがメインだった。
洪水の被害にあってもユリアに嫌がらせをかかさない村人共の糞さ。しかしユリアもユリアで気が強く荒っぽい探し方をするのでどっちもどっちな気もする。

終り方も個人的には最悪な結末。

https://youtu.be/ZftdwB2v1nU

• #ヒロインが嵐の中オシャレをしてチャリで雨と波を浴び、ビショビショに濡れながら無理やりダンスパーティーに向かう画はシュールw洪水が家の中に侵食してくる映像のCGがPS1のホラーゲームに出てきそうなチープさで噴く！軍人が命綱もないのにヘリから飛び降り救助したりメチャクチャw
• #助けられても感謝もしないヒロインのヒステリックで自己中な面を見てると彼女が周囲から嫌われてる理由が分かる。そして親も同じ性格…でもシングルマザーとして子を想う母としての強さや逞しさはすごいし、いなくなった赤子を危険な水辺を泳いで探し回る行動力はすごい。
• #イザベル・ユペール似のヒロインの切り替えの早さには驚くが洪水×サスペンスというニッチなテーマで結構楽しめた！が、一番重要なラストが尺足らずで駆け足状態なのが残念。