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サタンがおまえを待っているの作品紹介

サタンがおまえを待っているのあらすじ

1980 年から 90 年代にかけ、「幼い頃、悪魔崇拝の儀式の⽣贄に捧げられた」という告発が相次ぎ、アメリカで未曾有の⼤パニックが巻き起こった。被害者たちの証⾔によると、⼦どもに対し数々の残虐な儀式虐待が⾏われ、年間 200 万⼈もの⼦どもが犠牲になっていたといい、警察や FBI も動かす⼤騒動となっていた。そのきっかけとなったのは、ミシェル・スミスという⼥性の体験を記した⼀冊の本だった。「ミシェル・リメンバーズ」と題されたその本には、ミシェルが退⾏催眠により思い出した幼少期の記憶―極めて残虐で恐ろしい悪魔崇拝儀式の内容―が記されていた。ローマ教皇にまで伝わったほど衝撃的内容は、テレビのバラエティやワイドショーでもセンセーショナルに取り上げられていきアメリカ全⼟を恐怖に染めていく。 全⽶を震撼させ今もなお影響を与え続ける空前のパニックと、その戦慄の真相に迫った恐怖のショッキングドキュメンタリー。

サタンがおまえを待っているの監督

スティーヴ・J・アダムズ

ショーン・ホーラー

原題
Satan Wants You
公式サイト
https://satan-matteru666.com/
製作年
2023年
製作国
カナダ
上映時間
90分
ジャンル
ドキュメンタリーホラーミステリークライム
配給会社
ポニーキャニオン

『サタンがおまえを待っている』に投稿された感想・評価

3.6
今も起こり得る、”魔女狩り”

サタン信仰を扱った本作。さすがに空いてるかなと思ったら、意外に席が埋まってて驚きました。

本作は、1980年代という比較的最近に起きた”現代の魔女狩り”とも言える騒動を追ったドキュメンタリー。

魔女狩り。
主に15〜17世紀の欧州で行われた、魔女とされた人々の迫害・処刑。迷信や宗教的恐怖、社会不安が背景にあり、多くは冤罪だったという、人間の負の側面が起こした黒歴史。

映画『福田村事件』で描かれたように、日本でも1923年、関東大震災後の「朝鮮人が井戸に毒を入れた」というデマを発端とし、数千人規模で被害者が出た悲劇がありました。

本作は、このような”モラル・パニック”がどういった背景で発生し、どのように広がっていくのかを、当時の関係者のインタビューなどで丁寧に追っており、騒動の”加速装置”であるSNSが発達した今でこそ気をつけなければならないということを教えてくれる作品でした。


■ ”サタン信仰”と、”サタニック・パニック”
本作は、”サタン信仰”をベースとしたモラル・パニックですが、私自身、”サタン信仰”なるものを知ったのは、比較的最近でした。

毎週欠かさず見ている、Youtube配信「BLACK HOLE」。ここで登場する映画評論家の高橋ヨシキさんのWikipediaを見たときに、
>映画ライター、デザイナー、映画監督、悪魔主義者(サタン教会)。
とあり、「あ、悪魔主義者・・・!?」 とギョッとしたのを覚えています。

それをきっかけとして、”悪魔主義”なるものを調べ、
悪魔(サタン)を自由や反権威の象徴として扱い、必ずしも信仰対象とはしていないサタン教会(Church of Satan)やサタニック・テンプル(会員70万人)があることを知り、平和な、と言ったら変ですが、平和な悪魔主義っていうのもあるんだな、と納得。

ということで、まず本作は、悪魔主義=悪、という構図ではなく、その考え方が利用された、モラル・パニック、サタニック・パニックであるところが大事。

そして、ちょうど今年7月に、その高橋ヨシキ氏がBLACK HOLEで”サタニック・パニック全史”を詳細に説明してくれ、「なるほど。これは面白そうだ」と思って見に行ってきた作品でした。

参考:
【BLACKHOLE市民講座.2】「悪魔に魅入られたアメリカ」現代に甦った魔女狩り「サタニック・パニック」全史/講師◎高橋ヨシキ × 聞き手◎てらさわホーク
https://www.youtube.com/live/_KglQdofkxk?si=1UWUZUZB-gNq5DPp


■ 映画について
カナダのドキュメンタリー監督・脚本家、スティーヴ・J・アダムズ、ショーン・ホーラーによる共作。1980年に出版された告白本『Michelle Remembers(ミシェルは覚えている)』の舞台がカナダ・ビクトリアであることから、幼少期から興味を持っていたことがきっかけで映画化したそう。

『Michelle Remembers』は、精神科医ローレンス・パズダーと患者ミシェル・スミスの共著。幼少期に虐待を受けたミシェルが、医師ローレンスによる退行催眠療法によって「幼少期に悪魔教団に誘拐され、生贄儀式を受けた」という記憶を語る内容。

告白本は出版後メディアで大きく取り上げられ、「サタニック・パニック」と呼ばれる社会現象を引き起こし、その現象は学校・司法・教会にまで波及し、冤罪や社会的混乱を多数引き起こしました。

映画の構成は3幕構成になっており、
告白本を起点とした80年代の悪魔儀式虐待告発ブームの発端から、被害者家族、教会関係者、FBI捜査官、記憶研究者など多角的な証言を元にした検証、そして収束と、フェイク情報が“事実”として社会に浸透していく危険性を、現代への教訓として提示しています。


□ パニックが拡散した要因
簡単に言うと、不安定な社会情勢の中で疑心暗鬼になった人々が、加速装置(この時代はテレビのトーク番組)によって一気に情報を広めてしまう、という構図。

考察としては、以下です。
1.不安定なアメリカの社会情勢(60~70年代)
・当時の、ベトナム戦争による政治不信、キング牧師暗殺など、社会全体を覆う不安・陰謀意識
・1969年のマンソン事件の衝撃(カルト集団マンソン・ファミリーによるシャロン・テート殺害)

2.オカルトブーム
・ 『ローズマリーの赤ちゃん』、『エクソシスト』、『オーメン』に代表されるようなオカルトブーム

そんな背景の中、まさにうってつけの”実話”告白本『Michelle Remembers(ミシェルは覚えている)』が発売。書いた本人が登場するTVショーや書籍出版ツアーによる全国行脚によって一気に広まり、広まりながら内容はより拡大し残虐なものになっていった。

そう考えると、過去のモラル・パニックも、そして最近のアメリカでの国会議事堂襲撃事件やQアノン、コロナ禍によって世界中で発生したアジア人への差別など、多くが同じ構図であることが分かります。

そして、今なお発生し続けている、フェイク情報+SNSの魔合体による集団リンチや暴走するデモ活動など、さらに危険になったこの時代に、被害者のみならず、加害者にならないために見ておきたい学びの多いドキュメンタリーでした。


■ 雑談1
告白本『Michelle Remembers』を書いた二人に、悪意はあったのか。
勝手な感想ですが、出版した当初は悪意は無かったのかな、と。

ぱっとみて胡散臭そうなミシェルですが、虐待を受けていたのは事実。その治療のために出会ったローレンスが好きになってしまい、とにかく一緒に居たい一心でローレンスが喜ぶ内容として嘘が増え、略奪愛が目的化していったのかなと。

一方、ローレンスは、カトリック信仰が強すぎたことと、有名になりたい、という思いが強すぎた。純粋に、ミシェルを救いたいというのが発端であったものの、ローマ教皇に謁見出来たり、TVでチヤホヤされたりした結果、信念がズレていってしまった。

いろんな偶然が一致してしまった不幸な事件のようにも思えますが、冤罪で長期間勾留され、人生が壊された人が多すぎる悲劇を引き起こした責任はやはり大きいと感じます。


■ 雑談2
パンフレットが異様なまでに充実してて素晴らしかったです。

サタニズムや本作の背景はもとより、劇中でも印象的に使われていた録音テープが匿名の人物から大量に送ってこられたエピソードであったりと、とても興味深く、資料としても手元に置いておきたい内容。

また、日本側の映画関係者の熱意あふれる内容で、数ページにわたって紙面の一番下に小さい字でなにか書いてあると思ったら、本作の邦題の候補が延々と書かれていて笑えました。いやー映画関係者の方って大変だな。。

あと、本作を見るきっかけをいただいた、高橋ヨシキ氏の解説もあり、まだまだ奥深い分野なんだな、ということがよく分かりました。ありがとうございました。
『オカルト版“JTリロイ”?』



どーも最高気温が38℃越えたら「ゴルゴムの仕業を疑え」ラーチャえだまめです。そんな今年の夏は特に暑苦しい気がしてもう頭がイカれちゃう!!と思ったら先日ホラゲを発売した花王の方がよっぽどイカれていた2025年、夏。この暑さに対抗しようとソニーと近畿地方全面協力の元、伽倻子も4Kで甦るホラーラッシュが現在進行中!?…とその中に混じって“いかにも胡散臭い音声テープでも「ウソみたいなホント」の話”!?幼少期に悪魔祓儀式の被害に遭ったある一人の女性の衝撃の証言を追ったドキュメンタリーが公開されていたんですねー


【サタンがお前を待っている】。もう「死霊館」ユニバースのような“史実が元ネタ”な“ファンタジー”映画や“史実という名のフェイク”モリモリなモキュメンタリー映画なんかでは満足出来ないそこのアナタ!?リアルガチの「ほん怖ドキュメンタリー」はいかがでしょう……?というタレコミを勝手に思いつくくらい予告編もエラくビビりバビデ高木ブーばりのホラー描写野村萬斎「死霊館」のエンドクレジットに出る実際の写真や映像だけを抽出した記録映像、なんなら「アントラム」みたく“聞いたら死ぬ”録音じゃねえだろうなおいいいー!!!いくらクソ暑いからって“ホンモノ”を見せちゃってんじゃないかとさえ疑ってしまう!?実際劇場に足を運べばドキュメンタリーということを知らずに来ているのか意外にも座席の半席以上は若い衆がしめグッズ売り場に行けばパンフのほか公式Tシャツが並んでいたりと!?これはこの夏まさかの「サタおま」が来るぅ〜!?……と薮からではいくらでもはしゃぎ倒せますが“当事者”からしたら溜まったもんじゃないですよね、、、、そんな呪われた悪魔祓いの衝撃の実話を描いたこの夏一番のヒンヤリ映画、かと思ったら


“全然怖くない”。なーんだ、じゃあ見る意味ねえわ……そう思うのもわかりますよ。だってドーンと来て近畿と来てあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……とこの並びの中にサタン待ち(出待ちかよ)なんて言われたらそりゃ“ホラー”を期待するじゃないですか?これは売り方が上手かったな〜。逆にこうでもしないとここまで全国上映されなかったのは明白、あるいはこの流れでより多くの人(騙された人)の目に留まらせ、そして“別の意味で喰い付かせる”本作はたぶん貴方が想像するようなホラー映画ではありません。でも非常に興味深く鑑賞できる「社会派」のドキュメンタリー、だったんですね。


でここでさらに激推しポイント。今“社会派”って……いぃ〜ったなぁ〜!!とビビる必要も全く無い「ドキュメンタリーとしてはかなり“敷居が低い”」ドキュメンタリーって私も正直そこまで沢山見てきたわけではありませんが、作り手の主張とか思想が結構ガッツリ反映されてるのが多く(最終的に視聴者に委ねるのがズルいのだが)それに共感できないと作品によっては難しかったり退屈だったりイマイチ乗れずにそのまま気がついたら終わってた……なんてこともザラで(汗)しかし本作はまず演出面で見やすく“オカルト”という題材からして喰い付きやすい。はじめは余計な演出だと思っていたんですが関係者の証言映像の間に入る映画的な演出(不気味なのはコレくらい?)さらに“実際の映像”や写真がバンバン投下され飽きづらい構成にもなっている。さらに本作のテーマもわかりやすく、それでいてうんうんそうだよねと納得できて“作り手の言いたい答えがはっきりしている”ので、誰が見ても皆が同じ方向を向いて結末まで見届けることが出来る、ドキュメンタリー入門編としてもオヌヌメ出来る作品だと思いました!


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https://www.edamame-movie.com
5.0
【警鐘】

先般、アメリカの雇用者数の過去分が大幅に下方修正されたことに怒り、トランプが自分を貶めるための陰謀だとして、労働省の担当責任者を解雇した。

このドキュメンタリー映画「サタンがおまえを待っている」は実は切り取る断面によって様々なことを考えさせられる秀逸な作品だと思う。

上映館も少ないし、多くの人は観ることはないように思うけれども、インタビューに応じた人たちが、終盤に、今の不穏な時代だからこそと言っているのが印象的で、もし配信など機会があればご覧になって損はないように思う。

信仰の自由なんて言うが、古来から宗教は政治と結びついて、後に権力の座に居座ろうとしてきた。

そして、他者を排斥する。

昔カトリックは少しでも自分たちの教えと異なれば、異端と断罪し、異端審問などを通じて異端者に死刑も含めた罰を与えてきた。

映画の筋と付合する点だ。

現代のローマカトリックは、そんな過去を間違ったものとして謝罪もしたが、トランプがよく口にする魔女狩りは、カトリックが作り出したものだ。

そして、トランプはキリスト教福音派の支持を得て、自分に反意を示すものを断罪し、自らに対する魔女狩りと言って憚らないようになっている。

信仰の自由なんて言うが、他者から見たらキモイとか、反感を覚えたり、集団性に馴染めないと感じたりすることは少なくないように思う。

そして、それを最大限に利用して、やり込めたりすることはあるのだ。

安倍派と旧統一教会の蜜月と、旧統一教会のやりたい放題は、これとは異なるにしても、権力と宗教の結びついた一つの結果だと思う。

そして、今窮地に立っているのは、旧統一教会だが、今、気をつけなくてはならないのは、僕たちの暴走かもしれない。

非課税の特例を取り上げられても、信仰するのは自由だ。

だが、あの旧統一教会だとして、残された人々を弾圧してはならないのは当たり前だ。

SNS時代、映画でも取り上げられるようにQアノンのアプローチは、やはり僕たちを不安にさせる。

暴走せずに立ち止まって考えられるか、僕たちも試されている気がする。

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