ショートホープの作品情報・感想・評価

ショートホープ2013年製作の映画)

上映日:2014年08月16日

製作国:

上映時間:76分

3.8

「ショートホープ」に投稿された感想・評価

主人公の和也は、恵まれない環境の中にいても揺るがない信念を持った強い男の子。とにかく彼の眼力がすごい。絵に描いたようにくっきりとした瞳。目で語るとはこういう事なんですね。
少ない予算の中で作られた本作は、インディペンデント映画ならではの手作り感が良い。
堀口監督にもお会いしてお話をお伺いしましたが、ラストカットを静止画にした理由について質問すると、「主人公を映画の中に残したかったから」だって。かっちょえぇ。次回作を見るのも楽しみです♪
醤油

醤油の感想・評価

2.8
「愛なんて無くても、子供はできるのよ。」
愛に固執する主人公の少年。岸部一徳や母親のヒモの男の愛が温かい。
子役は、台詞は上手くないけど素朴でよかった。
次回作も見たいと思う脚本。
yuko

yukoの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

2015/01/10 @ジャック&ベティ

和也の目の強さがとても印象に残った。
だからか父親を刺すシーンの時、妙に納得してしまった。
だけど実際に刺していたのはタバコの箱。
そのあと風に吹かれる和也を見ていて不意に涙がにじんだ。
chiyo

chiyoの感想・評価

3.5
多くを語らない和也だけれど、彼の目だけは雄弁で、彼の心の内を想像するだけで切なくなる。自転車の練習をしている親子を見つめる目、中学生に絡まれても泣き言ひとつ言わない強さ、そのシーンだけで和也のこれまでの我慢が見て取れる。そして、まだ見ぬ父親に会うために出た、小学4年生のひと夏の冒険。その結末は見るも無惨なものとなったけれど、それで和也がへこたれることはなく、今まで以上にしっかりと前を見据えていて安心した。立場的には和也の亡き母親のヒモではあるものの、良輔がなかなか男前で憎めない。何だかんだ言いながら、和也が本音でぶつかれるのは良輔だけなので、これから二人で生活出来ると良いのに、と願ってしまう。夏が来る度に和也はこの冒険と決別を思い出すかもしれないけれど、最大の理解者を得たことも一緒に思い出してほしい。それにしても、良輔は目玉焼きしか作れんのか(笑)。
Chisato

Chisatoの感想・評価

4.2
胸が締め付けられた。
子どもって、どうんなに悪ぶってても悪いことしてても親を求めてるのかな。
今後の2人の関係を知りたかった
し、見守りたかった。
竜跳くんがすごかった(;_;)
母を亡くし行き場を失った10歳の和也が実の父を探す旅に出る。
ラストは未来への希望を感じさせるが、もうひとつの未来も有ったのかもしれない。
いい意味で、想像と違う映画だった。
ほんとうの父を探す旅。
この旅で、少年は大人になった。
なりたがったのか、ならざるを得なかったのか。ひと夏の、様々な経験。
そこからの、あのラストカット。最高でした。
和也の主張するような喋り方や、目のつよさ。序盤は完全に違和感な喋り方だったけど。
でもなにより、主演の竜跳くん...よくこの役を演じきったな...すごい。
まだ12歳、でも子役、とか言っちゃいけない気がする。これは。衝撃に近い。
ここまで子役にやらせている映画は、あまり観たことがないかもしれない。でもそれを脚本にいれた監督も演じた竜跳くんもすごい。
だけど、彼だけじゃない、鳥羽潤は何気ない台詞や和也との距離感で、岸部一徳は雰囲気で、魅了してくれた。
ふたりとも、目がすごくあたたかいというか、やわらかかった。

背伸びしてみて、まだ早いと気づく。いろいろな必然と偶然が混ざり合って成長しようとしたけれど。そこでの少しの大人の世界を心に刻んでの、新たなスタートをきるラストカット。