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愛欲の罠
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『愛欲の罠』に投稿された感想・評価

クセ強すぎ!

大和屋竺作品のクセはここに凝縮されている。主人公は殺し屋という肩書きがあるけれど、決してカッコいいわけではない。淡々としているどころか、むしろ心理的空白とズレ感を体現する存在。だから派手なアクションやヒーロー的魅力を期待すると肩透かしを食う。

けれどそれこそがこの映画の面白さ。主人公の地味さが、腹話術マリオや奥さん、売春宿のお姉さんといった個性的キャラクターたちを際立たせ、観客の心理をじわじわ揺さぶる。

腹話術マリオはもう圧倒的存在感。見た目も行動も常識の枠を逸脱していて、怖いのに笑えて、ラストのアレには呆然の後、爆笑。あの居心地の悪さがクセになる。

奥さんはしたたかで、身体は許しても心は完全には支配されない微妙な立ち位置。売春宿のお姉さんは観察者的で醒めた知性を持ち、観客に一種の安心感を与えつつも、物語の毒を浮き立たせる。キャラクターが全員グレーで、善悪が曖昧なところも大和屋作品らしい仕掛けだ。

さらに映画を面白くしているのは、70年代の街並みや車、商店街の小物といったディテール。単なる背景じゃなくて、キャラクターの心理と絡み、世界のズレや緊張を増幅する舞台装置になっている。この空気感が観る者を一気に作品世界に引き込む。

公開時ポルノ映画館で観たら、きっと観客は「エロを観に来たはずなのに、頭の中でキャラクターがぐるぐる回ってる…」という不思議な感覚になったろうな。笑い、恐怖、困惑が混ざった独特の余韻が残ったはず。

エロだけじゃない心理ゲームであり、人間のズレと欲望のサスペンス。

殺し屋はカッコよくないけど、その地味さが物語の軸になり、腹話術マリオや奥さんたちの存在感を際立たせる。

U-NEXTで偶然見つけたけど、こういう出会い、ありがたい。
4.5
何となく当時のアングラ劇団の味わいを残している、時代の空気をプンプン漂わせているのが特徴。

荒戸源次郎制作・主演。脚本は田中陽造。監督は大和屋竺。ペダンチックな作風の殺し屋物語に仕上がった。天象儀館作品。

敵対する殺し屋と人形のコンビが実に不気味且つ滑稽な存在感を放つ。主人公の殺し屋(荒戸源次郎)が組織内の陰謀に嵌まりつつ、SEXライフに溺れていくプロセスが冷淡に描かれている。

ちょっぴり気取った、大人のための遊び心を感じさせる大和屋竺監督らしい小技が炸裂している作品。娯楽映画としても実験映画としても楽しめる風変わりなオサレ作品として屹立した完成度!

中川絵梨や安田のぞみと毎度SEXする主人公がインポに陥っていく過程がなかなかリアルで、鈴木清順の『殺しの烙印』と比較して明らかにSEXの頻度が増している。完全にロマンポルノ。

余計に内容のイビツさが際立った作りになっており、さすがは大和屋竺といった所。👍
yaaa
4.0
別名・「朝日のようにさわやかに」 うぷぷぷ
主演・荒戸源次郎  えええええ

「大物になるぞ!」と夫婦仲睦まじい殺し屋は、「組織」から幹部の殺しを依頼され成功。しかし、「組織」から殺し屋を送り込まれ反撃、裏切りをくらう。

殺し屋が殺し屋に襲われるって!?
シネフィル大好き「殺しの烙印」の番外編、プロットBみたいな作品。
それもそのはず監督・大和屋竺  脚本・田中陽造
ツワモノたちの殺し屋ごっこはおもしろい!しかない。

今の映画で言えばジョニー・トー(なんでもないことや馬鹿げた設定をエモーショナルかつファンタジックに描写すること)のような感覚炸裂。こっちが元祖かもしれん。
荒戸源次郎の主演も意外に軽やかで妙な魅力あり。
日活ロマンポルノなんでSEXシーンは必修だがなんかヘン。
あと、ワンシーンのみだが中川梨絵のゴスロリ愛人の怪演は見所の一つ。

人形遣いの殺し屋や射的ゲームのてっぽうでの殺し合いのばかばかしさの向こうにある映画的に酔いしれろ。

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