クレイジー・ナインの作品情報・感想・評価

「クレイジー・ナイン」に投稿された感想・評価

香港物続けます。

太極拳にまつわるお話を一つ。
朝も早よから爺様婆様が公園に集まって太極拳に勤しむのは何故か。
健康のため?
大陸時代からの伝統?
否。
住宅事情の悪い香港では、大家族がプライベートもない状態で体を寄せ合って暮らしている。
そんな中、思う存分の性行為はなかなか厳しい。
特に妊活中は気を使って公園に向かうのだとかなんとか。

香港人に眼鏡が多いのは街の狭さや家の狭さが影響してるとか。

映画人口が多いのは、外食して時間潰して、狭い家では寝るだけ、だからとか。

〜〜〜

序盤こそ香港の閉塞感をポップに映し出し期待が高まったものの…

香港のコンビニやスーパーに見えない広々としたオシャレな空間がまず受け入れられない。
タランティーノ崩れの浅い会話劇が聞いていられない。
オリジナルサウンドトラックのレベルの安っぽさ(せめてインストであれば)。
撮影時の現場の盛り上がりや嬌声が聞こえてきそうで見るに耐えない。

撮りたかったテーマはあったろうがオチだけで表現するにはあまりに弱い。
小劇場の舞台上で十分な内容。
これはぶっ飛んだ名珍作だった!
まずもうぶっ飛んだ演出、ぶっ飛んだ奴ら、ぶっ飛んだ内容、もうぶっ飛んだしか言ってないけど、ぶっ飛んで最後にいろんな意味でぶっ飛ばされる。
いや、ツッコミ所満載で笑えるんだけれども見てる側を楽しませようとする姿勢がビンビン伝わってきて好感が持てるし、単純に好きだった。
タイトル通りしてイかれ散らかしてたぜ。
なかなか面白かった。
知ってる顔も何人か出ててラストはまさかの展開だった。
Kazuhiko

Kazuhikoの感想・評価

3.0
「クソジジイ、成功前にシャンパンあけるか?!」

確かにみんなイかれてる。

血が簡単に流れる。

中国クオリティー、笑いどころが独特。
「今の僕には理解できない」な映画

32歳で貧乏な生活を送るラウ・キンビンは街を歩き、コンビニに行ってバイトを始める。イケメンの彼氏にデレデレな同僚女性店員、ケチな店長に囲まれつつ早速研修中の身でありながら始めるが、突如一人の老人が接客中の店長に向けてハサミを首もとに刺して、コンビニ強盗をして立て籠ったことから店内の雰囲気がガラリと変わり始める。その後、チアの服装を着た女性、裏社会のボス、警察官と様々な面々が来客するが、事態は血みどろの大惨事と化していくのだった。

えーと、見た限りでは映画好きが説明すると内容はタランティーノの「ヘイトフル・エイト」に福田雄一監督の「明烏」を融合したような斬新な映画でしたが、
開始から30分以降はそこから登場人物の
秘密が明らかになり、あういう人がさっきはまともだったのに悪人で、結局は主要人物の殆どが犯罪者ということで、なかなかのスリリングな展開に驚きの連続でした。

面白いとすれば、実は同僚女性店員の彼氏が実はホモゲイで、皮肉にもラウが服を脱いだときにもっこりとあそこが反応しているシーンとか、老人がロープで拘束しているのにチアの女性がドMなのかやけにあえぎ声を出していたりとその点に関してはいい笑いを届けてくれてはいました。

で、ラストに触れると、主人公とヒロインが生還してハッピーエンドかと思いきや、どんでん返しに次ぐどんでん返しであの人物がヒロインを殺害し、衝撃のラストが待っているのですが・・・実は冒頭のシーンである伏線が張られているのですが、それを忘れていなければそのシーンはかなり衝撃的なのですが、その更に衝撃のラストが待っているのですが・・・。「え、これで終わり?」「今の僕には理解できない」と言いたくなるラスト。これって臨死体験オチ?それとも夢オチ?エンドロールのあとに何もオチの説明をしてくれなかったので何とも言えないのですが、今年見た映画のなかではダントツの予測不能の展開に誰もが驚いてならない映画ではありますよ。ただスリラー映画「ダークレイン」よりはまあまあ救いがあるラストかな。
並々

並々の感想・評価

3.7
「まともな奴はいねぇ!」な謳い文句に惹かれて借りた作品。

キャラクターが面白いのは好き!
登場人物が増えるたびにワクワクする。
でも増えすぎて「9人かな?」って疑問は出る。

グロまみれだけど、ちょいちょい入るギャグパートに癒される。
唐突に「えっ!?」ってなるとんでも展開が10ヶ所以上あった気がする笑

ラストの解釈の仕方はわからないけど、雰囲気は丸く収まってる。
ストーリーもキャラクターもやりたい放題で、いい意味で突っ込みたくなる映画。
mz5150

mz5150の感想・評価

2.3
若手監督が低予算でなんとかインパクトのある映像を撮ろうとしたらこんなん出来ました。努力とノリとラムシューは認める。

おまえソコソコのバカだなは笑ったw字幕ファインプレー
ネオンと寂れた街並みのキッチュな雰囲気がいい!
たばこがおいしそうな映画。
前半は面白くてワクワク観てました。セリフまわしとか、パチパチキャンディのネタとか、おバカ加減が好き。
後半は……!!!!

ふだん香港映画を観ないので、中国語(広東語?)の中に、NO! とか F* *K!とか自然に英語がまざってて新鮮でした。かっこいい。
※悪口しか書いてませんよ!

ファイヤー・リーとかいう格闘ゲームぽい名前の監督の作品です。パンチが燃えるのでしょうね。YOU LOSE!
チャラついた雰囲気のパッケージが好みに合わなしですし、香港映画は最近ハズしがちでもあるのでスルーしたいところなのですが、ラム・シューが出てるのでね。ラム・シューには依存性が有りますね。

あー。イントロから“個性的な映画”アピールが凄いよ!主人公の冴えない若者のモノローグ。漫画的な不幸な出来事。軽口のラリーの様な会話シーン。“魅力的でスムーズな導入”でもって、主人公は物語の舞台となる深夜のコンビニで働くまでの顛末を描きましたよー、かな。ふうん…。

基調はコメディです。深夜のコンビニに次々と現れる風変わりな客達。ひょんな事が引き金となって、閉鎖されたコンビニは生き残りゲームの舞台になります。
日本のテレビドラマとかにもありそうで、特段フレッシュでもないですけど、一聴すると面白そうな設定に思えますよね。コメディ調にしたのはきっと、タランティーノだかロドリゲスだかロスだかペッグだかみたいにやりたかったのかな。
バイオレンスの中の“笑い”って、使い様で狂気や恐怖を増幅させますよね。上手くやれば、だけれども。
…かくして、人の命や尊厳を軽んじてはふざける、ひたすらに不遜で不愉快な生き残りゲームごっこの幕が雑に切って落とされた!
ルールがぐらっぐら!香港映画お馴染みの女性への暴力!多分ジョークだと思われる奇妙なセリフ!ラム・シュー可愛い!カッコいいだろう?な射殺シーン!…もう端折っちゃうけど、全く飲み込めないラストの展開のツイスト具合!
なんかもう、全然上手くないよ。一回大きめな紙に、このお話がちゃんと繋がってるかプロット書き出してみなよー。絵と矢印とかでいいからさー。
いや、話の破綻具合は香港映画としては有り得るクオリティなのかもしれないけど、それを補って余りある何かが必要ですよ。この作品は、破綻(自覚は無いかも)を補うために何故か不快なギャグを詰め込んでる感じ。こっちの感覚がおかしいのかなー?香港の観客は〈暇つぶしに売り物のスキンに針で穴を開ける主人公の青年〉を愉快と感じるのかなー?全然理解できないや。あと、なんとなく想像はしてたけど、性の多様性には全く理解無いみたいね。

多分、今作はラム・シュー出てなかったら早送り物件でしたね。改めてジャッキー・チェンの映画が、如何に優しいバランスで作られているのかが分かりました。ジャッキー、いつもありがとう。また良さそうな香港映画あったら観てみます。
久々に単なる不機嫌レビューになっちゃっいました。すいません。
何ともクレイジーな連中が深夜のコンビニに集まる中国映画。

まさか、こんな事になると思わないだろうとほくそ笑む顔が見れるけども、何度もどんでん返しして、無駄に長く感じる映画でした。
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