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イザイホウ
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『イザイホウ』に投稿された感想・評価

2015/4/18 アップリンク
「神の島」と呼ばれる、沖縄の久高島を知ったのはつい最近。ネットサーフィン(死語?)してたら岡本太郎がこの島の男子禁制の聖地に入り、墓を開けて写真を撮ったあげく週刊誌だかに載せた…という話を知って、興味をひかれていたところにこの上映をやっていたのでびっくりした。
イザイホウは島の祭祀で、12年に一度午年に行われるが、1978年を最後に途絶えているという。このドキュメンタリーはその前の1966年の祭りを撮影したもので、まさに岡本太郎が訪れたときだったよう(勿論映画に登場してるわけではない)。

映画自体は普通のドキュメンタリーなので、映画的にどうこうというのは全く無いのだけど、ただこういう貴重な民俗文化が映像で残っているというのがすごくありがたく思えた。
約50年前の沖縄のおばあちゃんが喋ってること、所々さっぱりわかんなくて、英語字幕の方が分かりやすかったくらいだった。せっかくだからと両方追いかけたら更に分からなくなってしまい、ひとり苦笑してた。
そして、沖縄とはいえ一応戦後の日本国内の話なのに、白黒フィルムで島の独特の民俗文化を見せられると、ここは本当に同じ国かとちょっと途方に暮れてしまう感じだった。ただ映画の最後のほうで島の現実、イザイホウの今後についての話が出ていたおかげで、現在日本とちゃんと繋がっているんだなとへんな安心感を覚えた。島の中では漁業か農業しかないので若い人が出て行ってしまい祭りの後継者がいない等、今の地方にもどこにでもありそうな話だったが、文化の継承ということについて色々と考えさせられる。貴重なもの見せていただきました!
Masuo
5.0
超貴重映像!

沖縄の離島、神の島と呼ばれる、久高島の12年に一度の祭りの1966年の映像。

私も映像を撮る者として、写真を撮る者として、地元の伝統を残していこうとする者として、記録に残すことの大切さを改めて心から感じた。
イザイホウとは沖縄、久高島で島の女たちが神子になるため12年に一度行われる神事。
これは1966年のイザイホウを記録したドキュメンタリー。
純粋に学術的な作品なんで映画的にどうこうじゃないけど、原始共産制の小さな島で受け継がれてきた文化はとても面白い。
一度実際に見てみたいのだけど、島の過疎化で1978年を最後に途絶えてしまっている。
作中で島の古老が「人がいなくなれば、人も神もあきらめる」って言ってるのが印象的。
沖縄には島ごとに不思議な神事が多いし、中には完全な秘祭もあるから興味深い。
イザイホウ再開の目処も立たない様だし、今となっては貴重な記録だろう。
この作品を残してくれた事に感謝。

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