今年98本目
男爵が酔っ払って謎の夢見る話
鏡のシーン2人俳優使ってやってるのか驚き

100年以上前の作品が…観れるって…凄い…‼︎

男爵の「夢」かと思って観ていたけれど…
「幻覚」…なんだ…☆
…男爵の様子が、本当に怖そう…

「鏡に映った自分」…2人の役者さんの動きが合っていて…「凄いな〜」と、只々感心してしまった…☆

「蜘蛛」「昆虫」など…出てくるけれど…
「被り物」が…この時代にあったなんて…
そこもビックリ…！(◎_◎;)

ずっと「幻覚」に襲われている男爵…ラストシーンの後は…どうなったんだろう〜と、観ている私は…考えてしまった…(笑)

YouTubeにて鑑賞…☆

ジョルジュ・メリエス監督作品。
Youtubeからみれます（https://youtu.be/ZCmaAfAdVpA?si=lriQvLcop8LlTD1w ）。

映画黎明期において、舞台装置をきらびやかに幻想世界を創造したメリエスはやっぱり凄い。
ミュウヒハウゼン男爵が寝ている現実と「幻覚」としての幻想世界が相互侵入していくのだが、そのトリックは鏡である。
冒頭、現実のミュウヒハウゼン男爵と鏡のミュウヒハウゼン男爵を二者で演じる演出の細かさによって、現実と鏡の同一関係から幻覚によるズレとそのズレの幻想さを導いていく。
またその幻想も、奇怪で突飛でありつつ、「蜘蛛の足」→「月の長い鼻」→「象の鼻」のようにモチーフの連関はある。

もっとメリエス作品みます！！！