バロンの作品情報・感想・評価

「バロン」に投稿された感想・評価

eririn

eririnの感想・評価

3.4
子どもの頃、ほら男爵の冒険が大好きでその挿絵がもっと肌ツヤのいい恰幅のいい様子だったことから、主人公の皺くちゃなおじいちゃんに少しの違和感?が。
もっとウイットに富んで、つい周りの人を巻き込んでその気にさせちゃうようなそんなミュンヒハウゼン男爵であれば、私の子どもの頃の初恋とも言えるのですが!

このレビューはネタバレを含みます

テリー・ギリアム『未来世紀ブラジル』後の作品。ここで作品内容を180度変えてきたのが非常に興味深い。ただ『未来世紀ブラジル』とはまた違ったSFファンタジーとなっているものの、その作風はさほど変わらず。

空想か現実か。その2つを天秤にかけ悪夢の映像化に成功した『未来世紀ブラジル』と比較すると、本作は結論、現実が勝る結果に。というかハッパーエンドとして終わる。こんな作品も自分の世界観を貫きながら完成させる事ができるのか!と感心した。

さて、ロビン・ウィリアムズ。
月の王様?的な不思議な役柄だが、最高に存在感があった。『グッドモーニング・ベトナム』と『いまを生きる』の間の出演作。凄い………。テリー・ギリアムのモンティ・パイソンで培ったブラックコメディをそのままロビンが演技してくれてる感じ。それを気に入ってくれたのか、意気投合したのか次作は『フィッシャーキング』なわけであって。
まあ出演時間は15分くらいだったけれど、その15分間ずっと喋ってるんじゃないの?と思うほどの弾丸トーク。どんな役で出演するんだろう?と期待していたが、裏切らない。最高。
呑芙庵

呑芙庵の感想・評価

4.5
ちょうど今読んでるバウドリーノを思い出した。場面転換がメイエルホリドっぽいところがあったり。月の特撮は素晴らしい

メタ
NJ

NJの感想・評価

3.7
『パーフェクトブルー』『千年女優』でおなじみの今敏監督のインタビューを読んでいたところ、この映画の名前が出てきた。
これをきっかけに、ちょっと前に地上波か何かで『バロン』が放送されていた事を思い出す。

舞台演劇からいつのまにか現実に。

成る程。確かに通じるところが大いにあるなぁ、と一人、ニヤッとしてしまった。


この映画自体のぶっ飛び方は凄かったが、その飛びようが不思議と心地よかった。
とても好きな映画だ。
内容が好きかと言われたら考えてしまうけど、でも、、低い点数はつけようと思えない映画🐴👑

だってこんな、すごいセットや衣装にお金をかけて、全編摩訶不思議な世界の、完全なるファンタジーを作れるなんてすごいもん、テリーギリアム監督🌏✨

バロン役ジョンネヴィルさんはほんとにバロンって感じだったし、ユマサーマンさんも、やっぱり不思議な魅力がありますね☺
愉快痛快爆笑の戦いから涙のラストと思いきや…。CGでは描けない魅力に溢れた奇妙奇天烈摩訶不思議な大作!スティングがちょっとだけ出てる。珍しく今度は吹替で観てみようと思った。
み

みの感想・評価

4.0
おとぎ話をそのまま映画にしたような、素敵な映画!映画に意味を求める人には向いてないぞ!
ともすれはチープな映画か、それか、ただのアバンギャルドな映画になるところを、テリーギリアムのセンスで絶妙な軽妙洒脱な映画になっている。 月の場面なんて最高だ!ちょっと、監督大丈夫かな、と思った。子どもも出てくるから、お子様と見るのもいいなあと思った。ドクターパルナサスの鏡とか、ローズインタイドランドの方面のギリアム監督が好きな人は是非!ユマサーマン美人じゃ。
MiYA

MiYAの感想・評価

4.0
久々の視聴ですが、とても思い出深い映画。中学生のときにクラスメイトの伊藤君にビデオを借りてみたのが最初(そのとき一緒に貸してくれたのが「サボテン・ブラザーズ」と「ニューヨーク東8番街の奇跡」なのだから、なんとセンスのいいことか)。「ほら吹き男爵」の本も読んでたし、すぐ好きになりましたね。やはり何度見ても「ビーナスの誕生」再現シーンの美しさには息を呑みます。このシーンだけでも見る価値はあり。

バロンの家来たちがたった1つだけ持っている特技で大活躍するのはスカッとするし、よぼよぼになった彼らが最後に奮起してまた大活躍するのもスカッとする。どんな冴えない人間もひとつくらいはとりえがあって、人の役に立つ事ができるんだという自己肯定感を満たしてくれる映画ですね。

家来役の1人がエリック・アイドルだったことは今回初めて知りました。面白いなー。
ほら吹き男爵の冒険ってやつです。ドイツがトルコ軍の攻撃に晒されているときに…というやつ。ちなみにここに出てくるバロンの愛馬「ブケパロス」はアレクサンダー大王が愛馬とした軍馬にちなんでます。
Nakokoko

Nakokokoの感想・評価

4.1
子どもの頃理解出来なかったくすぐりのシーンのユーモアがわかってしまったことに気づいて、大人になってしまった自分にちょっぴり寂しさを感じた。
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