さよなら東京の作品情報・感想・評価

さよなら東京2004年製作の映画)

製作国:

上映時間:75分

3.7

「さよなら東京」に投稿された感想・評価

2014年の年の瀬にポケットから出てきた年末くじの当選発表が当日だったのに縁を感じて見に行ったけどまあ当たり前のようにハズレで、何か取り返したい気持ちでポレポレ東中野へ行って観た思い出。

テレクラキャノンボール2013を観て比喩じゃなく人生が変わったのもあって、あの疾走感、スカッとするのを求めて作品の内容もろくすっぽ調べもせず行ったらめちゃくちゃに打ちのめされました。よくよく考えれば(よく考えなくてもわかることだけど)、人の内面が一番あぶり出されるシチュエーションのひとつであるセックスという行為をドキュメンタリー映像作品にするってめちゃくちゃに恐ろしいことで、テレキャノはその恐ろしさを意識させるひまもないくらいエンタメが強くてゲラゲラ笑ったけど、「さよなら東京」は、基本はもちろんテレキャノと同じく笑えるポップなシーンもあるけど、恐ろしさだったり切なさをどこかしらに残しておいてる作品だったので、ああそうだよなー無責任に笑って観てたけどAVに匿名で出てる人にも実名の生活がどこかで続いていて、誰かのオカズにされることは想定していてもスクリーンで大勢に笑われることは想定してなかっただろうな、なんて考えたら笑っていいのか悪いのかわからなくなってしまった。(だからテレキャノの感想がなかなか書けない)
SakaiKouta

SakaiKoutaの感想・評価

4.3
テレクラキャノンボールの華やかさを排除して、そこに年末のなんとも言えない淋しさとか終わる感じとか、それと反比例した街の煌めきとか騒がしさを足した作品。
普通に生きていたら見る事のできない、だけど確実に同時進行で進んでいる時間を感じる作品でした。
静岡のエピソードがずっと記憶にこびりついてる。
yo

yoの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画というか映像作品として評価

テレクラキャノンボール2013に衝撃を受け
ポレポレ東中野で2014/12/24鑑賞

ドキュメンタリーの醍醐味は
現実が想像を越えること

・真面目そうな主婦、真昼間の不倫
・公衆トイレで事を行ってる最中に勢いあまって緊急呼び出しボタンを押す
・運転中にゲロ

これが現実だから面白い

そんな20歳のクリスマスイブ
Renkon

Renkonの感想・評価

-
(2014.12.24 @ポレポレ東中野)

2003年師走。クリスマスイブから年越しにかけて、ベスパに乗ったカンパニー松尾がハンディカム片手に駆け抜ける。
中身はハメ撮り五連発!って感じなのだが、明らかに"抜き"を目的にして撮っていない。(素人もの好きの僕は嫌いじゃないが)
カップル達がチュッチュいちゃいちゃするクリスマスの新宿で、彼は即金目当ての女性と一夜を過ごす。
金も無く、恋人と過ごすことも、友人と過ごすこともない彼女たちの姿は、今まで誰も映すことのなかった凄く普遍的な都会の実情なのかもしれない。

24、25(志願兵のテロップに爆笑)をハメ撮りで過ごした彼は東京を後にして、横浜、静岡とハメ撮り遠征に出発する。
その中で"旦那とご無沙汰なパニック障害をもつ人妻"というスペックの志願兵が映される。
この女性なんかは特に、お金が目的というよりも"孤独を埋めたい"という思いで志願しているように見受けられた。
街の片隅で多くの人が孤独を抱える。
テレキャノで「なぜハメる?」という言葉が出てきていたが、今作に関しては「なぜハメられる?」という女性目線のクエスチョンの方がしっくりくる気がした。

縄跳びのメタ的画も然り、カン松さんの編集力が凄く好きだ。(テレキャノの画がババババっと変わるやつとか大好き)
豊田道倫やARCの楽曲もとてもマッチしてた。
(笑えるシーンといえば、障害者用トイレでのクダリが最高)
アップリンクでのBisキャノにも後ろ髪引かれていたが、イブのポレポレでこの作品を観れて本当によかった。
アキヒトさんとも一緒に写真撮らせてもらったし、
この日の事をいつかのクリスマスに、ふと思い出すことは間違いないだろう。