死ぬほどセックスしてみたかったの作品情報・感想・評価

死ぬほどセックスしてみたかった1994年製作の映画)

製作国:

上映時間:60分

4.2

「死ぬほどセックスしてみたかった」に投稿された感想・評価

大爆笑で終わるラスト。祈祷師の滝修行の絵が素晴らしい。中指p子さんのカリスマ性が凄すぎる。アマプラのバクシーシ山下回のカリギュラで補完。僕は中指p子さんさんを忘れない。
これを観るために
わざわざ東京まで出向いてきたぜ!

撮影完了!パッケージ万全!いつでも発売OK!の状態からもビデ倫の審査全く通らず、20余年の永らく発売禁止の銘を受け封印された幻の不謹慎AV…呪縛は解かれ今回のようにたま〜に特別上映されるので気になる人は目を光ららせ次なる機会を伺うしか手はない。

“お蔵入りになった”AVというだけあり、真面目な意識高い系の人間が興味本位でこれを観てしまうと怒りに震えて騒ぎ立てるに違いないちょ〜酷い内容となっている。そのへんを理解した上で覚悟して挑むべし。

まず、監督のバクシーシ山下。
ヌケないけど面白いAVを連発することで根強い人気を誇るドキュメンタリーAV監督として名を馳せる(包茎手術で除去したチンコの皮を焼肉にして食うカニバリズムAV…AVギャルがホームレスのおっさんを逆ナンする労働者階級AVなどが有名)である。

そのバクシーシ山下が、乗用車にタクシーが激突…という、あまりにも突然な不慮の事故により19歳の若さでこの世を去ったAVギャル大崎ひとみの追悼ドキュメントを撮ろう…と動き出したのが最初の企画となる。…が、途中から滅茶苦茶な内容に早変わりするんだけども。

彼女の知人や友人、肉親など次々人を当たって取材を重ねることで浮き彫りになっていくAVギャル大崎ひとみがこの世に生きた痕跡を辿る…。

ここまでは…ここまでなら真面目な作りだったと思う。しかし、問題が発生する。絡みの途中で誤射してしまう駆け出しのAV男優や知り合いのキテレツ霊媒師など、取材の度にどんどんイジり介のある変な人が増えていくのだ。バクシーシ山下は思う…この面白い人達みぃ〜んな巻き込んじゃえと。

大崎ひとみに関係する人物達への取材…という名の登場人物紹介がひと段落つき、満を持して表舞台へ投げ込まれる特殊男優の観念絵夢。

当時のバクシーシ山下作品の常連男優である真性Mの観念絵夢(超ヤバイ人)の登場により、さっきまでの真面目なトーンは消し飛び、いつもの悪ノリが加速していく。もう、誰にも止められない。

バクシーシ山下が所属する変態レーベルV&Rプランニングの代表取締役 安達かおるが、面接で落としたと語る大崎ひとみ生前のアンケート表に『SMに興味がある』と記載されていた。「あんな明るい子がSMなんて出来るわけない」と安達かおるが彼女を落とした所以の箇所だ。

SMに興味はあったけど、その夢叶わず他界した彼女の夢を叶えてあげようと、非常にありがた迷惑な不謹慎すぎる撮影を試みるバクシーシ山下。

彼女の墓前にて、顔面を包帯でぐるぐる巻きにした観念絵夢と、墓石にムチ打つ女王様みるちゃん2人の激ヤバコンビによるSMごっこが勃発。ここ、文字では言い表せないレベルで死者を冒涜するカオスなプレイが延々と続いて脳裏に焼き付く…。あとウグイスが抜群のタイミングで鳴きやがるんだよな、あれは奇跡のファインプレー。

大崎ひとみの生前叶えられなかった夢を無理やり死後に叶え、第一部が終了。
そう、ここで終わりじゃあない。実は二部構成だったのだと気付かされる。そして、第一部は準備運動に過ぎなかったのだと思い知るのである。

第二部では、メインとなる新たな登場人物が降臨する。この作品がデビュー作となる(まぁ発売されなかったけど…)新人AVギャルの仲指P子という人物である。彼女に関して深く知る、補完するためには、Amazonプライム配信中の過激バラエティ番組『カリギュラ2』バクシーシ山下ゲスト回を観て貰えると、より一層この作品を堪能出来ることでしょう。

ものすご〜く強烈な個性を持つ仲指P子なる人物。第一部で誤射した男優のリベンジ戦に仲指P子がぶつけられたが「さぁ早く犯せよ!何ボケっとしてんだよてめぇよお!!」と脅されてしまい、男優は勃起どころではなくなり服を着て帰ってしまう…。取り残された仲指P子をバクシーシ山下のカメラは捉える。カメラ目線で顔面をぐしゃぐしゃに崩しながら「私という人間がこの世に存在したということを忘れないで…忘れないでぇ〜〜〜!!!!」と号泣大絶叫。

後日…。仲指P子は観念絵夢とSMの絡みを撮影するために地下の密室に閉じ込められる。観念絵夢は真性Mだが、SMに対してのこだわりが半端じゃなく、相手が誰でもいいわけではないらしい。特にSMのえの字も知らない仲指P子みたいな奴は論外とのこと。

「お前なんかにSMやられてたまるか!」「最後に言い残すことはないか?」と激しく抵抗…仲指P子も異常なまでに喰らいつき意味不明なバトルが展開する。観念絵夢に手錠をかける仲指P子、手錠外せよとブチ切れる観念絵夢、うるせーよと蹴りを入れ取っ組み合いに持ち込む仲指P子。互いに罵倒を浴びせあいビニールテープ で首を絞めにかかるなど1歩も引かない攻防戦が笑いと狂気を掻き混ぜる…SMさせろ!SMさせるか!の目が離せない圧倒的な泥仕合。こんな映像初めて見た!!という衝撃と満足感を得る。
ひと段落済み、観念絵夢は仲指P子と和解。「俺に浣腸してみろよ」と上から目線の姿勢は崩さず仲指P子に肛門を委ねる。浣腸未経験の仲指P子はキレながら「やったことねーけどやってやるよ!!!」と力任せノリと勢いで観念絵夢の尻に浣腸注入!!!!

「どこにかけて欲しいんだ?」観念絵夢が問いかけ「顔以外ならどこでもいーよっ!!!」とキレながら答える仲指P子の腹めがけて糞をぶりぶり垂らす観念絵夢。その糞を仲指P子の全身に塗りたくり、観念絵夢は撤退する。
ひとり残された仲指P子はさえずり泣きながら自分の惨めな姿を嘆く。

そこへ投入された絡み専用の男優、糞まみれの状態のまま正常位で侵されながら「畜生〜〜〜〜!!!!この程度がセックスか〜〜〜〜!!!!」と絶叫する仲指P子…黙々と腰を振り続け顔射した男優にバクシーシ山下は声をかける「気持ちよかった?」笑顔で元気よく「はい!」と答える男優の姿に会場は笑いで包まれた。

正直このシーン、仲指P子が本気で嫌がってるので大多数の人間は不快に感じるのであろうが、これがバクシーシ山下の作風としての通常運転であり当時の規制が緩かったアダルトビデオ業界の実態なのだから衝撃的だ。

クライマックス…繋がりのなかった第一部と第二部をインパクト大で結びつける超絶ビックリな終わらせ方。

大崎ひとみの死因である車の衝突事故を再現して、彼女の痛み苦しみを分かち合おうというのだ。首周りにクッションを巻き付けた観念絵夢と仲指P子が車に乗せられる。車内で「お前が死ね!」などと相変わらず罵倒を浴びせる仲指P子。その後方から猛スピードで車が突撃してくる…クラッシュ!!!観念絵夢と中指P子を乗車した車は半壊してぶっ飛ぶ。力技で大崎ひとみの追討ドキュメントとしてまとめて緩い音楽が流れてエンドクレジット…完。

観たあとしばらく言葉が出なかった…が、こんな作品もう二度と撮ることはできない激ヤバ映像であるのは間違いなく徐々に感動が湧き上がってきた。
ドキュメンタリーとしての体裁を途中放棄して死者冒涜の悪ふざけにアクセルを振り切って最後までやりきり当然のように発禁の刻印を押された伝説のAV。
mari

mariの感想・評価

4.5
長年の期待を裏切らない衝撃作。情報量が多すぎて説明できないのでぜひ来年のクリスマスイブに見てください。

極北にして究極。人に見せる上でのリトマス試験紙になる作品。
カンパニー松尾さん率いる、
HMJMのイベントで鑑賞。

96-7年の発禁作品。
パッケージ化されていないため、イベントでしか鑑賞はできない一本。
点数化できねぇ…

前半、死んだAV女優の痕跡を辿るドキュメンタリー。不穏なBGMや本人の写真など、真面目なつくりだが、正直ホラー味を感じて結構怖いシーンもあった。1人では観たくない。
とか思っていたら、中盤から目まぐるしい転調が。カンパニーさん、平野勝之さんなど、当時のV&RやHMJMのドキュメント作品の面白み=急転直下の事態で予期せぬ方向に転がっていく様が凄まじい形相と応酬で繰り広げられる。

観終わった後、とてつもない胃もたれ感と衝撃になること必至。
映画評論家の柳下毅一郎さんも「この世にこれを越える映像などありえないと確信した」と論じている一本。

興味のある方は次の機会を要チェック!
クリスマスイブに阿佐ヶ谷ロフトAで初鑑賞
「独りであの世にいくのは寂しかろう」
死ぬほど笑える究極の文芸作品でした
Bayou

Bayouの感想・評価

3.1
思いつきもしない不謹慎なあの行為を観れただけでこの映画(AV)を見る価値はあったと思う!
それほどにひどいもので記憶にこびりついた。
人の死と尊厳を軽視した黒すぎる笑いも楽しめた。

けれどドキュメンタリー映画としては奥行きを感じられないし、AVとしてはシコリティに欠ける、というか無い。

映画を観るぞ!と意気込んでいたため少し肩透かしを食らった。
阿佐ヶ谷ロフトAイベント。「さよなら東京」と二本立て。満席の会場で爆笑と悲鳴が起きる。監督スタッフ男優女優すべての人が間違っていて、演出も企画もすべてが間違っているのに観ている我々を含めて何か正しい場所に辿り着いてしまった気がした。久し振りに飲むビールがやけに美味い。最後にバクシーシ山下監督が「メリークリスマス!」と音頭を取って終了。
なるき

なるきの感想・評価

5.0
衝撃強すぎて映画館で笑っていいのか、ドン引きしていいのか分からなかった。

お墓で〇〇ごっこに、
日本最強Mが新人AVギャルにSMを叩き込む描写、
そして、ラストの自動車事故。

一体何見せられてんだ笑

「お前は本当のSMを分かってない!」
最強ドキュメンタリー映画の一本。
バクシーシ山下の社会科見学。アブノーマルにはアブノーマルを。
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