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サーカス
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目次

サーカスの作品紹介

サーカスのあらすじ

チャールズ・チャップリンが監督、主演を務めた作品。泥棒と間違われ、サーカスのテント小屋に逃げたことでそこへ入団したチャーリー。団長の娘に恋をして、彼女の気を引こうとするが……。笑いを盛り込んだコメディ映画。

サーカスの監督

サーカスの出演者

原題
THE CIRCUS
製作年
1928年
製作国
アメリカ
上映時間
72分
ジャンル
コメディ

『サーカス』に投稿された感想・評価

kazu1961

kazu1961の感想・評価

3.8
▪️Title : 「サーカス」
Original Title :「The Circus」
▪️First Release Year:1928
▪️JP Release Date :1928/03/29
▪️Production Country: アメリカ
🏆Main Awards :
第1回アカデミー賞 名誉賞
▪️Appreciation Record :2020-520 再鑑賞
🕰Running Time:72分
▪️My Review
チャップリンがユナイテッド・アーティスツで製作した3作目の映画で、 彼自身の出演作品としては『黄金狂時代』に次いで2作目にあたります。『黄金狂時代』と『街の灯』という二大傑作の間で忘れられがちな作品ですが面白さはさすがです!!
スリに間違われたチャップリンが警官に追われて逃げ込んだサーカス団には、団長に責められてばかりの娘がいました。チャップリンに道化のセンスを感じた団長は、テストしてサーカスで雇おうとしますが。。。
『サーカス』は約2年の歳月をかけて製作された「芸」「ギャグ」「ドラマ」の三拍子がそろった作品です。特にタイトルから期待されるように、チャップリンの芸があますところなく披露されています。見世物小屋で人形になって動くパントマイムや、猛獣小屋でのライオンとの珍騒動は必見。猿に邪魔されながらの綱渡りシーンは、実際に安全網なしで綱渡りをしたといいます(しかもこの猿、同年に公開された映画『キートンのカメラマン』でバスター・キートンと共演した猿と同じ猿なんですね)。驚きのスタントですね!!
そして、その裏には社会に対する鋭い視線が注がれています。ラストのチャップリンが一人、テント跡地を歩いてゆくシーンは、映画史に残る、哀愁に満ちた名シーンです。
1929年の第1回アカデミー賞授賞式で、製作、監督、脚本、主演を務めたチャップリンに特別賞が贈られました。
公開当時はサイレント映画でしたが、1970年に新規に録音したBGMを付けて再公開されました。
本作もチャップリンの名作の一つですね!!

▪️Overview
チャールズ・チャップリンが「黄金狂時代」に続いて製作した喜劇で、例の通りにチャップリン氏自らがストーリーを立て、それを監督し、且つそれに主演している。相手役は新らしくチャップリンが見出したスターたるマーナ・ケネディで、その他「パリの女性」に出演したベティ・モリッシーや、ハリー・クロッカー、アラン・ガルシア、ヘンリー・バーグマンなどのチャップリンの一門が夫々に重要な役を受持って出演している。(参考:映画. com)
ちろる

ちろるの感想・評価

4.7
監督・脚本・演出・音楽・主演を務め、1929年アカデミー賞監督賞・主演男優賞にノミネートされたのちアカデミー賞名誉賞を受賞した作品。
まだこの頃は強い極左思想の社会風刺の側面がないだけに純粋なラブコメとして楽しめる。
そして、ラストがほんと切なくて一番泣いた。
チャーリーが恋に落ちるサーカス小屋の可哀想な娘のキャラクターが他の作品のマドンナの中では一番好きかなー。
ちょっとドリュー・バリモアに似てて惚けてる感じも含めてとっても可愛らしいのだ。

サーカスのシーンは、もちろんスタントも特撮と使わず、チャーリーの熟練したパントマイム技術や、運動神経の良さが堪能できるのがこの作品の見所、ほんとうに彼の身体能力にはビビります。
また、サーカス小屋という限られた枠で繰り広げられるので、人間関係も濃厚に描かれているのでとても映画的だし、サーカス小屋のあの動物たちとの演技は一体どうなってるんだろう?となるハラハラドキドキ感が味わえる本作。
名声や権力よりも常に「道化師」として人々から喜ばれる事を望んだチャップリンそのものを体現したようなこの物語には彼の魅力が詰まっている。

ちなみにこの映画の哀愁漂うシーンに少しだけ既視感を覚える日本人は多いかもしれない。
なぜなら日本人の私から言わせるならこれは「男はつらいよ」寅さんだから。
山田洋次が寅さんのキャラをこのチャップリンと重ねたとは思わないけれど、この作品の彼はどう見ても寅さんだ。
ちなみに彼のこういう美学に共感できる心を一番持っているのは多分日本人なのではないかと思う私としては、まだチャップリン一つも観ていない方への入り口として1番にこの作品をお勧めしたいと思っている。
TS

TSの感想・評価

3.6
【不幸続きのエピソードありの作品】
ーーーーーーーーーーーーーーー
監督:チャールズ・チャップリン
製作国:アメリカ
ジャンル:コメディ
収録時間:72分
ーーーーーーーーーーーーーーー
第一回アカデミー賞名誉賞を受賞した今作。シンプルなサーカスという舞台を持ってくることにより娯楽性の高い作品に仕上がっています。いつもながらのチャップリンのキャラも健在ですが、ほとんどスタントなしでやっているというのですから驚きです。特にライオンの檻に入るシーンや綱渡りのシーンなどは今作の見所と言えます。

それにしても今作のエピソードは中々悲惨なものでして、何度も舞台が焼失しているようです。おまけに嫉妬深い妻から離婚問題を取り上げられたり、完成間近のフィルムに傷が入っていることが判明し撮り直しをしたことなど、不幸続きだったそうです。それを証明するように彼は自伝において今作については全く言及をしていないそうです。

ライオンの檻のシーンはもちろんCGでも何でもなく本物。あの時のチャップリンの恐怖の表情は本物だそうです。よくあんな近距離までライオンに近づけたものです。完璧主義者のチャップリンとは言え、中々無謀な行為です。。

1時間弱しかないので気軽に見れます。良い作品でしたが、他の作品に比べるとメッセージ性は弱いかなと思ったりも。単純にチャップリンが為す娯楽映画と思ってみると満足出来るかもしれません。
しかし、この20世紀前半というのはサーカスが流行っていたのですね。『地上最大のショー』でも描かれていますが、サーカスは当時の社会を賑わせていた新しい産物だったのかもしれません。目が肥えてしまった我々は最早サーカスをあまり必要としていない。これも文化の違いということで少し切ないところです。

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1934年01月13日

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ジャンル:

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