チャップリンの放浪者の作品情報・感想・評価

チャップリンの放浪者1916年製作の映画)

THE VAGABOND

製作国:

上映時間:20分

ジャンル:

3.5

「チャップリンの放浪者」に投稿された感想・評価

Hawkwind

Hawkwindの感想・評価

3.0
チャップリンがヒロイン役のエドナ・パービアンスの顔をボロ布でゴシゴシ洗うという、後のドリフのコントみたいなギャグが面白い。
音楽にドタバタ、金持ちと貧乏人に美女への淡い恋愛と、この短編にチャップリンのほぼ全てが詰まっている。
今作は、わずか20分のショートムービーながら、ドタバタ劇だけじゃなく、恋愛話しの展開など上手くまとめてある作品として有名🎞


でも、ちょっと待った!🖐
ただそれだけじゃ〜ないんです(^o^)

注目してほしいのは…チャップリンがバイオリンを弾くシーン🎻🎬

彼は元々、映画界に入る前から『チェロやバイオリンのソロ演奏者になりたい。音楽家になりたい』という夢があり、今作でその夢が叶ったとも言える作品なんですヽ(^o^)

しかも、今作の製作年には、音楽会社まで立ち上げて本格的に音楽の世界に足を踏み出したといえる🎵

しかし、そんな彼でも正式な音楽教育は受けておらず、演奏や作曲の方法を独学で学び、毎日何時間も練習したということです 🎼
頭に浮かんだメロディ🎶を口ずさんだり♪(´ε` )ピアノを弾いて作曲したり…

「モダン・タイムス」のスマイル♪
「ライムライト」のテリーのテーマ ♪

歴史に残る名曲を生み出し、後に《楽譜の読めない天才音楽家》と呼ばれるようになった由縁には納得しますね^_−☆



👇エピソード

今作のシーンでも分かるように、彼は左きき…ゆえに、左きき専用のバイオリンが特注で作られたという逸話もある 🎻♪
紫色部

紫色部の感想・評価

3.0
2017.8.10 CS(ミュート)

笑いに挟まるペーソスの配分が後の作品群に繋がる感じがして良い。ジプシーの描写は微妙だし、オチも少しばかり安直な気もするが。
TSUBASA

TSUBASAの感想・評価

3.0
これは中々面白かったです。ヴァイオリニストのチャップリンが放浪している中、ジプシーに誘拐されていた女性と出会い、恋愛に発展していくという作品です。最初のドタバタ劇は単純ですが面白い。そもそも木で頭を叩くだけでそんな簡単に人が気絶するのか?と思えてしまいますが、そんな素っ頓狂でスピーディーな展開がチャップリン作品の真骨頂といえそうです。
後半は少し切ない話になりますが、全体的にはよくまとまっていてチャップリン短編の中ではかなり上位の方に入るかもしれません。
kon

konの感想・評価

3.6
前半のコメディーを導入にして後半の切ない話がより引き立っていた
お手本のような切ない愛が綺麗に表現されてたと思った
「チャップリンが描く真実の愛」

チャップリン初期の作品。
『キッド』や『サーカス』の基になってそう。

前半はチャップリンらしくドタバタ劇。
ライバル演奏家とお金を巡って、バーを堂々巡りしてる。

後半では虐待を受けている娘をチャップリンが助け、彼女との恋を描いている。
青二歳

青二歳の感想・評価

3.5
The vagabondということで流しのヴァイオリン弾きチャップリンと流浪の民ジプシーが交差する。ジプシーの描かれ方がまぁヒドイ。美女を誘拐してこき使い、誘拐の上虐待の悪どい奴ら。売れない流しのヴァイオリン弾きは彼女を果敢に助け、洗顔の習慣もない子に身だしなみを教え愛情を育む。しかしイケメンの画家と出会い彼女の心は彼でいっぱいになってしまう…
さらに彼女の出生が判明し、さてチャップリンはどうするのか…というチャップリンお得意の切ない物語。"チャップリンの失恋"に続き寅さんの原型みたいなお話。
今回のチャップリンはバイオリン演奏者!!

チャップリンの人間愛というものが最も簡潔に描かれている作品なのではないだろうか?

前半はいつものようにドタバタコメディですが後半はドラマ性重視の少しホッこりするような〝恋物語〟に仕上がっております。
この作品はこの後のチャップリン長編作に影響を与えている一作とも言えます。〝犬の生活〟や〝街の灯〟といった決してコメディだけでない作品。また、チャップリン作品といえば笑いの他に風刺映画というのが特徴ですよね。チャップリンの初期にしては珍しく差別的要素が含まれている本作品。
チャップリンは音楽家で、前半は笑い。
後半はちょっとした恋愛?
店では倒れてる人を、あえて踏んだり、上手く?逃れます。敵つくるのが相変わらず天才です(笑)
途中で女性を助けようとチャップリンが頑張ります!手際が良かった。
最後に女性の判断で心が和みました。

1回目
チャップリンの放浪者



 2011年1月2日 21時22分レビュー



1916年作品、ミューチュアル社製作、監督主演チャールズチャップリン。

原題「ザ・バガボンド、チャップリンの放浪者」


物語は、チャーリーはバイオリン弾き。バーの前で楽団と一悶着。一方過酷な労働を強いられるエドナパービアンスと出会うチャーリー。

愛のバイオリンを奏でるチャーリー。


恋も順調にみえましたが、エドナはそこでイケメン画家と出会う。

はたして結末は、いかに?

後この作品の骨子は、「サーカス」にそのまんま移植されますね。

父とヒロインの確執、イケメンとヒロイン、チャーリーの片思い。

チャーリーの初期短編から中期「キッド」以降の物語や

ギャグの発展、反復

はよく見られる現象。

一朝一夕にチャップリン映画は出来てはいません。

こうした短編のひとつひとつが長編に引き伸ばされている事がよくわかります。

エドナパービアンスがすんごい汚い格好です、が、チャーリーとキスはしていますね。



ドタバタが少なく、物語の骨格を見せ始めたバガボンド、放浪者チャーリーでございました。

ラストは、しっかりハッピーエンドでございます。
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