短文感想 70点
チャップリンとキートンと同じく三大喜劇王の一角であるハロルド・ロイド。チャップリンはパントマイム芸、キートンは体を張った芸が得意であるのに対し、ロイドはよくシンプルと言われます。しかし、彼の代表作ともされている今作においては、有名な時計にぶら下がるシーンなど、かなり体を張っています。時計にぶら下がるシーンが他作で出てきたら、それはほとんどの確率で本作のオマージュである模様。BTFにおいてもこのようなシーンがありますね。クスッと笑えるテンポの良いコメディ作品であると思えました。

• #tmy整理映画黎明期
• #100分以下

時計台はもちろん序盤の遅刻回避アクションでもそこはかとなく漂うジャッキー感🕣
細かいギャグの応酬もジャッキー風と確かにジャッキーファンは必見
ビル登りでいろんな邪魔入る感じはクレイジー・クライマー風🕹️
これスタントなしってまさにクレイジー😱
でもここから落ちるっていう発想して実行するジャッキーこそクレイジーの極み
求めすぎるあの恋人、反省しろ💢

• #1923年公開作品

第1回カツベン付き無声映画上映会in名古屋ミッドランドスクエアシネマで鑑賞。弁士の澤登翠さんの名調子に、サイレント映画ピアニストの柳下美恵さんの生演奏つき。
第2回は来年3月だそうで楽しみ。

作品後半のビル登りでは、実際その高さで撮ってるはずないのに、そうとしか思えない。命綱をCGで消すとかできないし、地面ではクルマが動いている。
コメディだけど、なんか怖くて笑えない…。
ここまでやるほど、当時の無声映画はレベルが高かったのか。
ロイド恐るべし。