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ぼくが数学を嫌いな理由
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目次

『ぼくが数学を嫌いな理由』に投稿された感想・評価

算数は謎解きなんだ
独自の思考を深めろ

"数学"のドキュメンタリー映画。

数学の最前線で働く(?)研究者の声を実感しながら、歴史と今を直線的に知ることができる。数学に対する苦手意識と教育体制の不確実性や、疑問を価値あるものにするという純粋さとファイナンスに利用することで起こる世界的困難。全てがバラバラに感じるけれど、数字と思考の複雑な絡み合いが今を作り出していて、豊かな暮らしを送るための材料が数学なのだと改めて理解が深まった。Googleは凄いし、アラン・チューリングも凄いし、株価という思考そのものや定理があるからこそ世界が発達する。未来さえも予測出来るようになるならば、人間は人間でいられるのだろうか。数学に美を感じとれる人たちは、対象の持つ確実性を、同じ感性を持つ人たちとその感動を共有出来て羨ましい。

途中で「数学は進学の手段」というフェーズがあった。確かに私も中学理科は大好きだったけど、数学的センスが絶望的で高2でその道を諦めたので逆進学の手段だったな、と思い当たる節があった。生まれ変わったらインド人に数学を習いたい。

以下unifranceより

「数学は、不平等的であると同時に民主主義的でもあり、難解であると同時に超シンプルでもあるし、厳密でありながら、創意に富んでいるのです」

多くの学生たちにとって、数学の授業はつらくて嫌なものだ。数式やピタゴラスの方式だとかを覚えて、一体何が楽しいっていうんだ? 言ってしまえば、堅苦しくて、難解で、“毎日の生活には何の役にも立たない”。 このドキュメンタリー映画の監督、オリヴィエ・ペヨンも、そう思っていた。コレージュ・ド・フランスで教鞭を執る、ある数学者に出会うまでは…。彼は言う。「数学は自由になるための道具である」と。そこでペイヨンは、数学という嫌われものの本当の正体をつかみ、もっと深く知るため、冒険に乗り出す。そして、セドリック・ヴィラニ(2010年フィールズ賞)やジャン=ピエール・ブルギニヨン、ロベール・ブリヨンといった著名な数学者たちに会いに行く…。
kirito
3.6
【学力】

先日数学の難解とされていた定理のひとつ「ABC予想」を京都大学の望月教授が証明した。悲しくも567のせいで全然報道されなかったが。。。

なぜ数学が愛されないのか、数学のすばらしさとは何かと数学の歴史を紐解くドキュメンタリー映画。
「ぼくが数学を嫌いな理由」と銘打ちながら、この監督絶対数学のこと好きだろと思わずにはいられない。

「ゴールドマンサックスもグーグルも数学を大事にしている。」
と学者はさけぶ一方で、一般の認識は
「ソーシャルネットワークを観たけど、あれはひどかった。金の亡者。あの頭は理解できない」
と叫ぶ学生たち。
学者たちがあつく語る一方で子供たちは意味が分からないと口々に発言していて全社会の縮図がここにあった。
数学はなぜ必要なのか?
学生時代に100回くらいはみんな考えるのではなかろうか。
現代社会に役立つ道具かもしれないがほとんどの人に算数のレベルで足りるのではないかといまでもおもっている。

数学者による
「問題は解けても理解していない。速さよりも思考の深さが大事。」と警鐘をならす場面や、「応用数学者」と「純粋数学者」のスピーチの例を挙げて、後者は子どものように数学に没頭でき(てうらやましい)というような学者の中でもタイプが2分することなど目から鱗の話もあった。

また、終盤はサブプライムローンや2010年5月6日に起こった「フラッシュクラッシュ」(自分はこの問題全然知らなかった)という高速取引の問題点、ギリシャの経営破綻問題に触れ、最近の経済問題にも触れられていて、自分の勉強意欲がかなり湧いた。

「権威を信じるな。
自分で確かめろ。
これは数学で大事な心構えだ。
他人の結果を利用せずに自分で確かめないと
自分の頭でよく考え
公式を使うだけでなく
独自の思考を深めることだ
休まずに」
とこの映画は締めくくられる。
数学に限らず、どの分野でも多分これは言えること。
今問題になっている「検察庁法改正案」もそうだが、社会で問題になっている事象について、自分でよく勉強をしてから自分の意見を持ちたいと改めて考えるいい契機となった。

学習意欲を湧かせた点で高評価。

2020.5.17
myFFF長編

数学の授業についての歴史だったり意見だったりをまとめたドキュメンタリー。


私自身文系で、中学まではむしろ数学大好きだったけど高校から数学にサヨナラした人間なので、共感できる部分もあった。

でも有識者っぽい人が話しているのは、(内容は正直よく分からないけど)とても楽しそう。
あんな風に理解できていたら楽しかっただろうな…というタラレバ妄想が膨らむ。

映画というよりはNHKのドキュメンタリーを観ているような感覚。(そのためスコアなし)

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