ヴィトゲンシュタインの作品情報・感想・評価

『ヴィトゲンシュタイン』に投稿された感想・評価

会話劇かつ伝記になるのだろうか。
ヴィトゲンシュタインの本を読むより
もちろんわかりやすいとは思うのだけど
1回目寝てしまいました。
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このレビューはネタバレを含みます

1993年。

テリー・イーグルトンが脚本に加わっている(英語版wikiによると、ジャーマンにより激しく手直しされたらしい)。

チャンネル4での放送のために製作されたテレビ映画。

ヴィトゲンシュ…

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見るべきものしか画面に映らない。映画全体が舞台劇みたい。
社会の常識を疑って自由な考え方ができる哲学者も結局生まれた時代の価値観からは逃げられないんだな、皮肉だー。

終始背景が黒で見せたいものしか見せないといった態度でこれがまさにデレクジャーマンの氷原なのではないかと思った。ヴィトゲンシュタインが写像理論を後になって否定して哲学探究を書いてなんだかんだ素晴らしい…

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なぎ
3.1

うーーーーーん

ヴィトゲンシュタインの論理哲学論考の発想は理解してるし面白いと思うけど、論理哲学論考自体にはフォーカスされてなかった様に感じた、からあんまり面白くなかった

制限された語り手である…

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DICE+見放題にデレク・ジャーマン作品いくつかあって嬉しすぎ
前作『エドワードⅡ』に続き、ミニマムなセット。哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインを描く。脚本参加に哲学者のテリー・イーグルトン。
Juzo
4.8

ヴィトゲンシュタインの苦悩を描いた伝記的作品。
背景は殆どのシーン真っ黒だが登場人物の衣装など色使いが派手で焦点を集中して観ることができ、話がスッと入ってきた。
まだ全作品観れてないがデレクジャーマ…

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舞台と映画の双頭の鷲であるジャーマンだから生み出すことのできた深く奥行きのある視覚イメージ。プロップ以外のプロダクションデザインが一切無いことなんて微塵も考えさせないような「映画」だった。
ジャーマン最後の劇映画で、哲学者ヴィトゲンシュタインの伝記映画。最後の「素晴らしい人生だった」に、自己投影したかったのか。

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