三島由紀夫の最高傑作長編✒️が『午後の曳航』、最高傑作短編✒️が『憂国』、最高傑作弟子👨🏻‍🎓が森田必勝、、というのは日本人なら必ず押さえておかなきゃいけない定理！　その『午後の曳航』が英国人たちによってこんなに無難に誠実に映画化されてたわけね。(いや、知ってた。。)　お母さん役、熱演しすぎで可愛さ大持続🧚🏼‍♀️。船乗り役、私の想像と違ってヒゲもじゃ犬顔で、筋肉と肩幅と美形度が足りずでした💦　　問題の(期待の)猫シーンですけど🐈🔪🐈🔪🐈、おおー、この手で来たか！　映像化によって全体のスケール感と風格が減ったけども、ラストは手堅く魅せてくれた。日本人ならこれいきなり観るよりも三島を三島の文章力でこそ味わうのがもちろんいい。「チーフ」よりも「首領」とあの子を呼びたいので。　三島の傑作妹子👩‍🎓になってあげようと昔ちょっとだけ想ったことある。

危うさ 残酷さ 背徳感 肉体美 醜悪さ

どれも丸くてミニマムだった

—— 英雄は殺さねばならない

午後の狩野英孝が
神職の合間に
イタシたり、ヤラかしたりする映画
ではない
🍵
・
映画というより
三島由紀夫 少年の純粋さと、邪悪さ
その両極の比重バランスの
味わい ☕
控えめなピアノの旋律 🎹 ♪
☘️
観たこともない 新鮮な 海岸の気色

好みじゃないのに 残したい作品
あと１週間 自分の中で 寝かしておかないと
review はムリ
と言いいつつ
🔵
S a r a h M i l e s
ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド のよーな
「 ウォーキング・デッド 」のキャロルの よーな
うッスイ
キャラクター
が いい ✨
K r i s K r i s t o f f e r s o n
船長ぽい 二等航海士
タイトルのあと
based on the novel by
Yu k i o M i s h i m a
【 opening 】
育ちよさそーな 5人の少年
集まって見ているのは 📘
“ C O I T A L P O S I T I O N S “
“ 性交 体位 “
チーフ 「 父さんが 医学書と一緒に
机の中にしまってたけど ─
カギを🗝️ 見つけたのさ ！」
他の子「 すげえ こうやるんだあ 」
──── こんなのもあるんだ
さすが 医学書 (笑)
ジョナサン「 チーフの言う通りだ
大人は醜い事をする 」
🟢
父は死んだが 母が店を継いで
裕福な母子家庭
【 子供部屋 】
引き出しの奥に 穴があり
母の部屋を覗く事が
習慣になっている
🔴
日記 📙
「 夕べ 母は 長時間 座ったままで
──海を眺めていた そして
何かが起きた 」
◇ ドレッサーの前に 座り
「 それは 奇妙で ─ 悲しかった 」
のど 胸に ローション を塗る
死んだ 夫の写真を観ながら
右手が 下へ 下がっていく
悪魔祓いの よーな
歪んだ 母の表情
それを観ている少年も
観客も
痛みを共有する
音楽は♪ 単調なピアノの旋律
エロ ではない
けど
三島由紀夫の流行作家 が証明される瞬間
この 屈折した世界観
俺は 今、 どっち側で 観ているんだろう
・
🔵
ジムが 母子を 、船の機関室に招待する
排気ピストン シリンダー
デッカイ ボルト 🔩 が 抜けていく
オープニングの “ 性交 体位 “ が
頭をよぎる (笑)
でも
下品に ならにゃい
サラ 「 不思議だわ
夫が亡くなってから
こんな話をするの初めて
もう 3年半に なるわ 」
ジム「 荒れた海で 船がすれ違う時
信号で合図を送る
俺にとって 海は
宇宙と同じだった
陸は 変化がないが 海は 変化ばかりだ
もう 16 年になる・・・ 」
☘️
ジョナサン
「 “ 英雄 “ なんか いないんだ
大人は 見せかけだけさ 」
ジム
「 羅針儀 ができる前から
人は航海をしていた
船乗りは
雲や風や星を 読めたんだ 」
♥️
海図に定規をあて 鉛筆で測定する
横顔
手紙 ✉️ での やりとり
丁寧な文字が 裏まで ビッシリ
窓の外からの
汽笛の音に 反応する 母
少年の心の
気圧計の目盛は
どんどん 下がっていった
🔴
ジムとサラは 結婚の約束をし、
ジョナサンに打ち明ける
【 ２人は寝室で 】
ジム「 あれは 光が差し込んでる 」
サラ 、ジョナサンに
パシン！
サラ「 あなた 何て事をしたの！
私達の部屋を 覗いていたのよ
気分が悪くなるわ
まるで 悪魔よ！！ 」

ジム「 ほんの イタズラだ
彼も 分かっている
もう これ以上 言う必要はない 」
この理解力も
傷つく 再起不能 (笑)