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TAKING CHANCE/戦場のおくりびと
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目次

『TAKING CHANCE/戦場のおくりびと』に投稿された感想・評価

テーマがもうどう考えても好みの映画。
それほど事前情報があるわけじゃないけれど好きな予感しかしません。

物語は、海軍将校が戦死者の棺輸送の護衛に志願するというお話。
冒頭は音声のみの暗い画面で台詞と銃撃音だけが悲しく響く。
と同時に実話を元に構成との文字。
実際に存在した海兵の棺護衛を担当した将校が書いた手記を元にした映画との事。
日本のおくりびとやエンジェルフライトと違い分業がめちゃくちゃしっかりしている印象。
主人公であるケヴィン・ベーコンは本当に棺と共に旅をするだけです。
海外なので危険物の確認など多少事務的だがテキパキとしているのが印象的でした。
移動中の映像と遺体や遺品を綺麗にする映像のコントラストが美しい。
ヘッドライトの演出など文化の違いでどういう事なのかわからないところはあったけれど英雄を偲んでいるという事がわかれば十分。
登場人物それぞれに想いがあって良くも悪くもそれが積み重なって人は作られているんだなぁと実感。
特にこれと言った何かが起こるわけじゃなく静かに物語は進みそのまま終了。
上映時間の短さもくどくなり過ぎず最適で、不思議な気持ちになれる映画でした。

勿論映画なのである程度綺麗にしているのは理解出来ます。
それでも私はこの映画を観て良かったと思いました。
戦争の中でも1人の人生にフォーカスして展開する物語。
主人公が彼を知らないというのが観ている側と同じ気持ちで同じ様に旅をしている気分にもなりました。
人の死という物に対して丁寧に細やかに描く映画は好きです。
特に涙を流す様な感動があるわけでもひっくり返るどんでん返しがあるわけでも無く、ただ淡々と人生と死を描く。
観終わった後に家族と会いたくなる。
そんな映画でした。
TS

TSの感想・評価

3.7
短文感想 78点
U-NEXT独占配信。中々今まであるようでなかった作品です。戦争を映した映画は数あれど、その戦死者を丁重に葬るところに焦点をあてた映画はあまり見かけない。戦争という巨大な出来事の視点から見ると、一人の戦死なんてまるで米粒のようなことかもしれませんが、無論家族や関係者に与える悲しみは絶大です。国のために戦った英雄として丁重に、敬意を込めて葬る。とある兵士が戦死し、その兵士とまるで面識がない人物が飛行機で棺を運び、家族のもとに向かうのは印象的でした。一度死んだ命は二度と戻らない。戦争というものがいつかなくなってほしいと願うばかりです。
のんchan

のんchanの感想・評価

4.0
アメリカ🇺🇸の現役軍人が戦死した際の葬儀シーンは良く映画の中に出てくるけれど、あくまでも一部を切り取っている感じ。
この作品は20歳の若者が戦地で亡くなり、遺体を遺族に引き渡すまで。その流れと運搬がどうなっているかを追っている作品。


第一線を退きデスクワークに従事するストローブル中佐(ケヴィン・ベーコン)は、イラクで戦死した海兵隊員フェルプス一等兵の遺体を遺族の元へ送り届ける護衛任務に志願する。
ストローブルはなぜ志願したのか?故郷が一緒だと言う理由だが、フェルプスとは面識は無い。理由の詳しい説明はないが、ずっーっと見守っていることで伝わるものがある。
国のために亡くなった兵士に対する人々の畏敬の念に囲まれながら、ストローブルはワイオミング州を目指す。

ただ儀式を見守るだけではない。全く関係無い人々が同じ飛行機に乗り合わせたことを知り、胸を痛め黙祷したり、飛行機のパイロット、CA、途中遺体を乗せて運ぶ運転手、朝鮮戦争に従軍経験のある老兵士、様々な他人が国のために戦った者へ哀悼の気持ちを込めている。日本ではあり得ない光景を興味深く見せてもらった。


盛り上がりもなければ、起承転結も全く無い。
ドラマではなく、ドキュメンタリータッチ。アメリカでは日常的に起こっているのことなのだろう、ご遺体で帰還した兵士を運ぶロードムービー。

1つ前に観た好みではなかった人気作品より、ずっと感動し、満足感が残る素晴らしい作品でした🥺


ジャケも良いですね✨ケヴィン・ベーコンがキリッとカッコ良く魅せています💫
いつも一癖二癖ある役、クズだったり、嫌なヤツを天下一品で演じる俳優。
この作品は、真面目一徹、ただただ静かに厳かに、一兵士の遺体に敬意を払いながら付き添うだけです。
しかしながら、視線、背中、指先に至るまで、何も語らずともヒシヒシと伝わってくる感情が実に真摯で素晴らしかった🌟

ケヴィンファンはもちろんですが、77分ですし、アメリカの戦死してから葬儀までの儀式を観てみませんか?

エンドロールに本人写真(チャンス・フェルプス上等兵1984〜2004)が映ります。いつも明るくて誰からも愛されたイケメン兵士の笑顔が素敵でした✨🙏

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