夏の日差しが降り注ぐ湘南・茅ヶ崎。海にはサーファーたちが集い、街からは夏ならではの風情を感じ取ることができる。その茅ヶ崎にひっそりと佇む老舗旅館・茅ヶ崎館に花梨(小篠恵奈)と真紀(杉野希妃)が到着する。二人は元同僚で茅ヶ崎館の長女でもある理沙(堀夏子)の結婚パーティーに出席するためにやって来たのだった。到着早々、自由奔放な花梨は茅ヶ崎館でバイトする大学生、知春(中崎敏)を弄ぶが、そんな花梨を生真面目な真紀はたしなめる。元々、花梨と真紀は対照的な性格で相容れない関係だったのだ。翌日、自分勝手な行動を取り続ける花梨に対し、ついに怒りをぶつける真紀。しかし、ゼミ合 宿の引率で来ていた大学教授、近藤(二階堂智)と偶然再会した途端にそれまでの苛立ちはすっかり消えてしまう。真紀は近藤のかつての教え子で、学生時代、真紀は近藤に好意を抱いていたのだった。そこに知春を密かに思う大学生、彩子(福島珠理)や理沙の弟の宏太(栁俊太郎)も加わり、次第に登場人物たちの感情が複雑に絡まりはじめていく。
友人たちと共に、自然豊かな江原道(カンウォンド)へと遊びにきた大学生イ・ジスク(オ・ユノン)。親切な警察官と知り合った彼女は、しばらくした後、再び彼に会うため、江原道を訪ねる。一方、教え子…
>>続きを読む下北沢の古着屋で働いている荒川青。青は基本的にひとりで行動している。たまにライブを見たり、行きつけの古本屋や飲み屋に行ったり。口数が多くもなく、少なくもなく。ただ生活圏は異常に狭いし、行動…
>>続きを読むとある大学サークルの代表選挙が行われた夜。新代表が姿を消す中、元代表OBや現役生ら男女9人が残り、二次会のカラオケボックスで盛り上がっていた。女子が席を外すと、男たちは「今日ヤレるかも 」…
>>続きを読む新作の脚本執筆がなかなか進まない映画監督のチュンネ。気分転換にと、後輩のチャンウクとその恋人・ムンスクを誘い3人でシーズンオフの海辺の町に旅に出る。しかし、そこでチュンネとムンスクが関係を…
>>続きを読む親しい先輩の訃報の知らせから、久しぶりに大邱(テグ)を訪れた北京大学教授のチェ・ヒョン(パク・ ヘイル)。亡くなった先輩との 7 年前の旅を思い出したヒョンは、衝動的に、そこからほど近い慶…
>>続きを読む舞台は、ハンブルクとカンヌンという二つの海岸都市。不倫スキャンダルにより、キャリアを捨て異国に逃げてきたヨンヒ(キム・ミニ)は、訪ねてくると言ったまま姿を見せない恋人を待ちながら、自分の真…
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