Clubhouse始めたけど、ラジオと電話の盗聴（笑）とチャットとTEDみたいなオンラインセミナーが合わさった感じかな。よくわからないなー。始めた方、詳しい方いますか？楽しい映画語りルームがあればいいなぁ。

この作品は観た時は何だこれは！と思ったけど、タランティーノの描くトンデモ日本は映画愛に満ちたクセになっちゃう場面が多くて度々見返してしまう。

この作品のユマ・サーマンはほんと最高😍

ヴィヴィカフォックスとのキッチンナイフバトルの切れ味から種田陽平の美術が見事な青葉屋のヤッチマイナーな大バトルまでまあ、たまに観たい　笑　

タランティーノが敬愛するサニー千葉こと千葉真一へのリスペクトにも溢れてる。

息子の新田真剣佑は日本の事務所から独立したばかりだけで、新るろうで千葉真一アクションDNAを炸裂させてくれるだろうから、是非タランティーノ最終監督作に出てほしいなー。

　毒ヘビ暗殺団で最強と言われた元エージェントの女、ザ・ブライド（ユマ・サーマン）が、4年間の昏睡状態から奇跡的に目を覚ます。彼女を自分の結婚式の最中襲った、かつてのボスであるビル（デイヴィッド・キャラダイン）とその手下たちの突然の凶弾。友達も夫も、腹の中に宿っていた子供も死にザ・ブライドは復讐の旅に出る。冒頭、彼女に銃口を向ける男の腕が映し出され、やがて絶望的な引き金が引かれる。女は4年間の昏睡状態から一命を取り留め、無事生還したらしい。今作ではタイトルバックの後、ナイフの使い手であるヴァニータ・グリーン（ヴィヴィカ・Ａ・フォックス）との激しい決戦がいきなり幕を開ける。ここでの攻防はさながらジャッキー・チェンのようなカンフー・アクションである。女は娘の帰宅に気付き、殺しの手を止めるがあっけなく殺されてしまう。彼女は復讐のために、単身沖縄へ飛ぶ。今作の主なロケーションは沖縄と東京である。人影もない寂れた寿司屋に入ったザ・ブライドは寿司を食べながら、復讐のための刀を作って欲しいと服部半蔵（サニー千葉）に直談判する。半蔵の傍にいる愛弟子は、実際にJ.A.C.の1期生であり、『女必殺拳』や『脱走遊戯』、『ゴルゴ13 九竜の首』などの千葉真一主演作に立て続けに出演した大葉健二である。

　彼女は一ヶ月間、服部半蔵の作る刀を待ち続け、ようやく完成した刀を持って、東京にいる日本刀の名手オーレン・イシイ（ルーシー・リュー）の元へ向かう。手荷物検査を抜け、飛行機の座席に刀を持ち込んでいること自体がナンセンスだが　笑、一路、青葉屋に殴り込みをかけるのだった。中盤のオーレン・イシイの大立ち回りの場面は、明らかに三池崇史の『殺し屋1』の無邪気なオマージュに他ならない。それどころか今作でもタランティーノ独特の無節操な引用が目立つ。海外でも人気のある藤田敏八の『修羅雪姫』シリーズ、同じく梶芽衣子主演の『女囚さそり』シリーズ、深作欣二の『吸血鬼ゴケミドロ』や『柳生一族の陰謀』『バトルロワイヤル』、千葉真一の『服部半蔵・影の軍団』シリーズまで実に無邪気なオマージュに満ちている。日本に縁もゆかりもない人間が、日本を舞台に映画を撮ろうとすると、大抵はどうしようもない勘違いに溢れたフィルムになってしまうのだが、今作も例外ではない。クライマックスに出て来た青葉屋の造形は、丸っきり宮崎駿の『千と千尋の神隠し』における油屋の造形に酷似している。当然あのような店は現代の東京のどこにもない。今作にはタランティーノが現代日本を模した日本にはない光景が次々に登場する。クライマックスの雪の場面も、鈴木清順なら果たしてどう雪の白を活かしたかしばし考え込んでしまった。

▪️JP Title :「キル・ビル」
Original :「Kill Bill: Vol. 1」
▪️First Release Year : 2003
▪️JP Release Date : 2003/10/25
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards :※※※
▪️Appreciation Record : 2020-797 再鑑賞
🕰Running Time : 113分
▪️Director : クエンティン・タランティーノ、中澤一登（アニメパート）
▪️Writer : クエンティン・タランティーノ
▪️MusicD : RZA、ラーズ・ウルリッヒ
▪️Cast : ユマ・サーマン、千葉真一、ルーシー・リュー、ダリル・ハンナ、栗山千明、マイケル・マドセン、デヴィッド・キャラダイン、ヴィヴィカ・A.フォックス、ジュリー・ドレフュス、ゴードン・リュー
▪️Review
B級サブカル感満載のタランティーノ作品の中でもカオス的な作品です。多くの部分が日本が舞台になっているため、とても楽しく鑑賞できる大好きな作品です。
多くの見どころがあり過ぎるほどある作品で、
①そのカオス的な世界観。ノワール、マカロニ・ウェスタン、ブラックスプロイテーション、カンフー、サムライ映画といった世界観が混沌と交錯しています。これが面白さの一番の妙味ですね。その中にブラックジョークや壮絶なバイオレンス描写もあるのですが、復讐劇なので最後まで安心して観れるのがミソですね。
②多くのB級映画・アクション映画へのオマージュ。オープニングから「この映画を偉大なる監督、深作欣二に捧ぐ」という英語のテロップが流れ、エンドロール中には深作と勝新太郎の名があります。そして言わずもがな、主人公ユマ・サーマンの着用する黄色のトラックスーツは『死亡遊戯』でブルース・リーが着用してしてたから（スニーカーはオニツカタイガーのTaichi（タイチ）というモデルです）。さらに挿入される音楽映画も秀逸で 『グリーンホーネット』、『鬼警部アイアンサイド』、『密室の恐怖実験』のテーマなどとても素晴らしいB級選曲で物語を盛り上げています。サントラ版にも当時はハマりました！！
③日本の知ってる舞台や日本人俳優が多く出ていること。千葉真一の刀鍛冶や、栗山千明のヤクザの用心棒など、日本人俳優たちも大活躍しています。特に笑える？ビックリなのが名優國村隼の首が飛ぶシーンとGOGO夕張こと栗山千明が目から血を流すシーンですね。。。そして有名な青葉屋の決闘シーンの舞台となった権八・西麻布には映画を観て何度か食事に行きました！
④ユマ・サーマンとルーシー・リューの迫真？の決闘と日本語合戦。字幕がなくても観れてしまうのにビックリ。さらに戦いの終わりが梶芽衣子の『修羅の花』の曲がかかりエンディングには『恨み節』ですもんね。さらにビックリ！特にリューの「ヤッチマイナァ!」は人気でした。

物語は。。
妊娠を機に殺し屋稼業から足を洗ったザ・ブライドは結婚式のリハーサルの最中、属していた組織のボスであるビルとその配下である4人の殺し屋から襲撃を受けます。婚約者である夫と参列者たちが殺され、妊娠していた彼女も凄惨なリンチにより、4年間の昏睡状態に陥るほどの重傷を負わされ、胎内の子を奪われます。昏睡から目覚めたザ・ブライドは、ビルと4人の殺し屋への復讐に向けて動き始めます。。。

賛否両論分かれる本作ですが、計算されたB級感がさすがタランティーノで、この世界観はクセになりますね。私は大好きです！！

▪️Overview
史上最強と言われた女エージェントのザ・ブライドは、結婚式当日にかつてのボス、ビルの襲撃を受け、夫や身ごもった子供まで殺されてしまう。4年後、昏睡状態から目覚めた彼女は、ビルへの復讐を決意する……。クエンティン・タランティーノ監督6年ぶりの最新作でヒロインを演じるのは「パルプ・フィクション」のユマ・サーマン。宿敵ビルには70年代のテレビ・シリーズ「燃えよ！カンフー」などで活躍したデビッド・キャラダイン。伝説の剣豪・服部半蔵を演じた千葉真一は、剣術指導にもあたった。本作は2部作の前編にあたる。（引用:映画. com）

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