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すべてが許される
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『すべてが許される』に投稿された感想・評価

mi
3.7
飲む、打つ、買うのが昭和の日本男児の悪行だとすると、打つ(別の意味の)、打つ、打つな堕落し切ったロクでもないフランス人の親父。ちなみに満島真之介をめちゃくちゃ老けさせたみたいな顔してた。

フランスらしい光や緑の風景が眩しくて良かった。
序盤の同じ空間にいても同じ方向を向いていないショットがそのまま家族の関係性を表していたり、繊細なショットの積み重ねに好感。
仲が戻ったと思わせて逆をいく展開が良い。
橋は強くできていても家族の絆は脆い。
11年後の娘が車窓から見る橋のショット。
そこには確実に昔と同じ橋があるけど、家族の関係は壊れてしまったことを悟るようなパメラの視線が痛々しくもあるが、そこにはただただ過ぎ去った時間が刻まれてるようでなんとも言えない気分になった。
最後に父親のとった行動が11年前と同じく「逃げた」「向き合いきれなかった」としたいところだが、なんかそれも腑に落ちないのだけど、きっとそれは一人称が父→娘に移ったことで、あの父親に向けられるべき視線が逸れてしまったことに原因があるような気がする。

英語字幕でがんばろうとするものの5分で断念。
MUBIも盛り上がってるし、なんとか日本語以外を身につけないと置いていかれる危機感に晒されているものの、なかなかうまくはいかないもんだ。
の
3.8
英語字幕

前半は仕事しないで奥さんの財布からお金盗んでクスリやってDVするヴィクトールとそれでも帰ってきてーあなたの子供が欲しいのーとか言ってるマルティーヌにイライラしてたけど後半は好きだし最後泣いた!!

何個かに分かれてたけどラストの11年後のお話が1番好き
11年経ってパメラは成長してたのに全く老けてないヴィクトールとマルティーヌは違和感あったけど!!!

タイトルすき

なんかロメールっぽい映画だった
erico
4.0
ミア・ハンセン=ラヴの長編デビュー作。ウィーンで暮らす親子三人がパリへ渡ることを決めるけれど、父親は以前からのアルコールとドラッグへの依存を断ち切れずにいる。ある事件のあと、母親は離婚を決意し、娘とともに彼の元を去った。

11年という年月が過ぎ、娘のパメラもいまや17歳の美しい少女だ。彼女にとっての11年の重みを、父と久方振りの再会を果たしたときの少し所在なさげな視線に感じる。もう彼女は無邪気に父親のことを求めたりは出来ない。若いひとが何かを失っている、というのは、それだけで何だか堪えるものだ。もう年かな。

父親であるヴィクトールを失ったのは、パメラだけではなく母親のアネットも同じ。でも11年後の彼女たちは、喪失への向き合い方が決定的に違うのだ。もちろんそこに様々な葛藤があったことは想像に難くないけれど、妻は夫を「自分の人生を通り過ぎていったもの」に出来るようになっていた一方で、娘は父親をそのような存在には決して変えられない。パメラの抱える空白は、今もなお彼女のなかに在るものだ。

だからこそ、彼女が父親を許す瞬間にわたしたちの心は揺さぶられるのだと思う。その瞬間は突然、静かに訪れる。少女の少女である部分が死に、彼女はふと大人の顔をする。静謐な儀式を見ているような気持ちがする。一生に一度の顔だ。あぁ、美しい。

アンスティチュ・フランセ東京

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