誰も待つ人も、迎える人もいない娑婆へ相良(安藤昇)は二年ぶりで出た。相良はかつて税関の下級職員であったが、ふとしたことから密輸に手を染め、組織の責任を負って獄中にあったのだ。再び神戸にやっ…
>>続きを読むある工業都市でバスの車掌をしている荒木つる代。服役中の夫と赤ん坊がいるがまだ若く、同じ長屋に住む左門は彼女に想いを寄せていた。ある日、つる代のバスに大きな箱を抱えた長屋の連中が乗り込む。箱…
>>続きを読む夜鷹の子として生まれ育った美しい娘・お百。浪人・新九郎の男らしさに惚れ込み、彼と仲間たちが計画する金塊強奪に加担した。襲撃は成功するも、裏切り者によって彼女たちは捕らえられる。新九郎は首を…
>>続きを読む編集者の磯貝のもとに笛二と名乗る少年が「蔵の中」と題した原稿を持ち込んできた。そこには、病のため蔵に隔離された姉と世話役の弟が情を交わす様子や、遠眼鏡から見える中年男女のやり取りが描かれて…
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