1968年の学園闘争が盛り上がった状況や当時の状況劇場に所属していた吉田日出子、清水紘治らの顔ぶれを見ているのは楽しいけれど、ドキュメンタリー風の作劇術で積極的にヤラセをやっていき虚構と現実の境目を…
>>続きを読む数年前、フィルムセンター(現・国立映画アーカイブ)にて上映された折、岩佐寿弥監督に興味を持って観てみた。吉田日出子さんが随分と活きのいい青春時代を過ごしてたんだなと新鮮な驚きを感じる作品だった。ミュ…
>>続きを読む☑️『ネジ式映画』及び『えらぶの海』▶️▶️
以前にあまり状態のないプリントで観たことがあるが、あの傑作『叛軍No.4』の岩佐の作品ということで、また続けて1日に複数本観ての締めでもあり他…
「吉田日出子は生きてるか死んでるか?」という意味不明の質問のあとでは、役者たちがマジメに答えても無視しても、それらは結局「問題」に対するどうでもいい答えの一つでしかない。そして役者たちの言動はこの映…
>>続きを読む68年みんなスカしながらも青春してやがる、いいな!大島渚は『新宿泥棒日記』において世界各国の時刻を次々と字幕で提示することで68年という激動の時代における世界同時性みたいなものを示したが、この映画は…
>>続きを読むインタビュアーとカメラがけっこう不躾に介入していくドキュメント“ごっこ”だけど、“ごっこ”であるが故にアッケラカンとした吉田日出子の魅力とも相まって自由劇場の面々による青春映画みたいで楽しい。9時間…
>>続きを読むはて?
まぁさっぱりだったので適当に書きますが、カメラはその存在自体が一つの強制力を帯びており、それを向けられる被写体の自由を侵害していくのであって、この世の純然たるドキュメンタリーなどは存在しな…
国立国際美術館、「回想の岩佐寿弥」集。
68年の6.15に揺れる各派のヘルメットを借景に、当時の小劇場ミューズ・吉田日出子と自由劇場のメンバーがドキュメンタリーもどきを「演じて」みせる。
想田和弘…