2015年5月、東京。11人のごく一般的な学生が集まり、一軒の福島の農家を訪ねます。一見、平和な農家に見えますが、大黒柱である父は、東日本大震災後、自ら命を絶ちました。セシウムの影響から農作物の出荷停止の通知書が届いた翌日でした。父の想い出、食とは命とは何か、汚染された土地で育てた作物を流通させる生産者としての罪の意識、身内からの批難…。父を亡くしてからの母と息子の4年間の決意と軌跡に、学生たちが耳を傾けます。農家の孤独な“声”を聴き、学生たちはいったい何を想い、何を受け継ぐのでしょうか―。
東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故で、遠く離れた場所へ避難した福島県双葉町の人々に密着したドキュメンタリー。原発事故により、福島県双葉町の住民1423人が、約250キロ離れた埼玉…
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>>続きを読む(C)「大地を受け継ぐ」製作運動体