今村昌平監督が、興行的にも批評的にも大成功を収めた『にっぽん昆虫記』(1963)に続いて1964年に発表した、ある女性の悲劇と葛藤を描いたサスペンス・ドラマ。藤原審爾の小説の映画化で、舞台…
>>続きを読む北陸の田舎町を気ままに旅する青年。彼はかつて棒高跳びのオリンピック候補選手だったが、今はかっぱらい強盗に落ちぶれていた。ある日、彼は聴覚障害を持つ若いカップルが交わす官能的な手話と独特の愛…
>>続きを読む男と女、美しい四季を背景に描かれる妖しい情念の戯れ――― 戦時中生きる気力を無くした青年は、死に場所を求めて秋津温泉にやって来た。しかし彼は結核に冒され、自殺する事もままならずに温泉宿で倒…
>>続きを読む新宿駅前で街頭劇を行う唐十郎。青年が紀伊國屋書店に入っていき、万引きで女店員に捕まる。青年は鳥男、女店員はウメ子。一方、酒場で性談義をする大鳥組の俳優たち。新宿の不穏な熱気は混沌と幻想を呑…
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