充たされた生活の作品情報・感想・評価

充たされた生活1962年製作の映画)

製作国:

上映時間:102分

3.7

『充たされた生活』に投稿された感想・評価

4.3

劇団を辞めて家庭に入った女性が日々の暮らしに鬱憤を抱え…

ショーウィンドウに映った自分の顔を見つめる有馬稲子の登場場面が鮮烈。終始彼女のアップが多くて眼福。「偶然出演した人々」に紛れても一際輝い…

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ぴよ
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(35mm)
エヴァンゲリオンみたいな始まり方で驚いた。

撮影も演出も素晴らしいが、有馬稲子が美人だということ以上の内容が無い。

結局、安保闘争の映像が一番面白い。
n
-
撮影と生活音最高によかったな、時代によるセミパブリックな空間の多さや、安保闘争の雰囲気。急なトレンディにはザワザワする瞬間もありつつ。鯨、団地、饅頭…


東京暮色のひとかー!

羽仁進監督の「不良少年」(1961)に次ぐ劇映画第二作。石川達三の同名小説を監督と劇作家の清水邦夫が脚色した女性ドラマ。撮影は写真家で「ふたり」(1991)など大林宣彦監督映画に参加する長野重一。音…

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結婚3年目にして夫と別れた有馬稲子が劇団に復帰した途端、同僚や団長、隣の大学生からもモテまくって大変なことになる映画なのだが、有馬稲子があまりに美しくフィルムに収められているので、安保闘争とかどうで…

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ヒロインの精神的孤立。「不実な男でも、奥底にある人間を捕まえることが、私の充たされた生活なのだ」。それで、どう変化するのか。60年代の状況が背景にある、石川達三原作の映画化。

あまり羽仁進らしからぬ作であろう今作にて、初、羽仁進

有馬さん、映画ごと、さらにカットごとに全然雰囲気変わる気がして、本作でも、前髪全体的に下ろしてるとこなど、かつてなく今っぽく可愛く、他ではそう…

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4.0

有馬稲子がとにかく素晴らしい。「東京暮色」「彼岸花」でも虜になったが、それらにおける彼女が小津監督に作り込まれた女優作品であったのに対して、今作の彼女はまるで普通にそこに居るかのような自然な存在感に…

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安保闘争真っ只中の60年代ムードに満ち満ちた、ダメな男たちとなかなか幸せになれない女のしょーもない映画、最高。幸せになれない女を演じて欲しい女優ベスト3に入る有馬稲子。アイジョージ、田村高廣、演劇の…

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odyss
3.0

【60年安保を描いた映画】

最初に、意図すると意図せざるとにかかわらずこの映画に出演した方々に敬意を、という意味の監督からのオマージュが掲げられています。

かつては演劇志望で某劇団で活動していた…

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