劇団を辞めて家庭に入った女性が日々の暮らしに鬱憤を抱え…
ショーウィンドウに映った自分の顔を見つめる有馬稲子の登場場面が鮮烈。終始彼女のアップが多くて眼福。「偶然出演した人々」に紛れても一際輝い…
羽仁進監督の「不良少年」(1961)に次ぐ劇映画第二作。石川達三の同名小説を監督と劇作家の清水邦夫が脚色した女性ドラマ。撮影は写真家で「ふたり」(1991)など大林宣彦監督映画に参加する長野重一。音…
>>続きを読む結婚3年目にして夫と別れた有馬稲子が劇団に復帰した途端、同僚や団長、隣の大学生からもモテまくって大変なことになる映画なのだが、有馬稲子があまりに美しくフィルムに収められているので、安保闘争とかどうで…
>>続きを読むあまり羽仁進らしからぬ作であろう今作にて、初、羽仁進
有馬さん、映画ごと、さらにカットごとに全然雰囲気変わる気がして、本作でも、前髪全体的に下ろしてるとこなど、かつてなく今っぽく可愛く、他ではそう…
有馬稲子がとにかく素晴らしい。「東京暮色」「彼岸花」でも虜になったが、それらにおける彼女が小津監督に作り込まれた女優作品であったのに対して、今作の彼女はまるで普通にそこに居るかのような自然な存在感に…
>>続きを読む安保闘争真っ只中の60年代ムードに満ち満ちた、ダメな男たちとなかなか幸せになれない女のしょーもない映画、最高。幸せになれない女を演じて欲しい女優ベスト3に入る有馬稲子。アイジョージ、田村高廣、演劇の…
>>続きを読む【60年安保を描いた映画】
最初に、意図すると意図せざるとにかかわらずこの映画に出演した方々に敬意を、という意味の監督からのオマージュが掲げられています。
かつては演劇志望で某劇団で活動していた…