脚本が橋本忍なだけあって、なかなか成瀬っぽくない。当然とも言えるか、題材もかなり社会的なだけあって、他作よりも視点がマクロな気がした。
戦後日本で、庶民が遭遇した閉塞感漂うその実景が伴うと、彼らのい…
成瀬作品と言えばお金と嫁姑問題だと思っているのだけど、今回もそれはばっちり入ってるが結構毛色が違った。脚本家の影響だろうな。
淡島千景さんの出演されている作品を何作か見ているが、本作が一番美しく撮…
農地改革などの社会問題を扱いながら、時代に取り残された価値観を同情的に描いた作品だった。何もかもが新しいものに取って代わられる時代で、過去へのノスタルジーが蓄積していたのだと思う。本家の当主も元々は…
>>続きを読むユーモアが足りない、
後で判明する事実の(気を揉む)驚きが足りない。
らしくない、ナルセ。
それもコレも“実直”なるホンのせいなのか?
思えば、小國、菊島には外連味が、あった様に思う。そして小林正…