新婚のポール（ロバート・レッドフォード）とコリー（ジェーン・フォンダ）が引っ越したボロアパートの住民は変わりものばかり。その一人ベラスコ（シャルル・ボワイエ）と親しくなり、彼の招待でコリーの母（ミルドレッド・ナトウィック）を交えてディナーに出かけるが、それをきっかけに新婚夫婦は大喧嘩を始めてしまう。

みんな息を切らして死にそうになりながら部屋に上がってきたり、天窓から雪が降ったりというシチュエーションが巧妙で、とにかくニール・サイモンの脚本が見事で会話が楽しい。

全体的に70年代、80年代のホームドラマを観ているようで、観客の笑い声が聞こえてきそうだ。
電話屋さんの登場するシーンが特に好き。あれは絶妙。

常識的で堅苦しいポールと奔放でオープンなコリーがイチャイチャしまくった後に罵り合うんだけど、内容がバカバカしくも微笑ましい。
支離滅裂だけど可愛くてセクシーなコリーを演じたジェーン・フォンダはまさに小悪魔。この頃って、こういうお色気ものにけっこう出てたんだよなー。

そして、ベラスコの破天荒っぷりが強烈だけど、「邂逅」「ガス燈」などのシャルル・ボワイエの振り切った演技がハマりまくりだ。

家具

弁護士のポールと妻コリーは、新婚旅行から新居となるアパートに帰ってくる
しかし、彼らの部屋は最上階の5階でエレベーターもなく、しばらくして2人は口喧嘩を始めてしまい……

家であれこれ
コメディ感が良かったです

会話劇

ゴタゴタ
家族の問題も

タイトルのシーン

雰囲気良かった

ジェーン・フォンダがセクシーでした

まるで劇場でお芝居を観ているような映画。エキセントリックな新妻ジェーンフォンダと常識人のレッドフォードの新婚ドタバタコメディー。
可愛いけどやり過ぎなジェーンに振り回されるレッドフォード、2人のやり取りは必見。公園でレッドフォードが見せてくれる演技はもう最高。
シャルルボワイエも怪しいお隣さん、好演してます。俳優の演技で見せてる作品。