子持ちの女ダンサーと貧乏俳優がお互いに自分の主張を譲らないまま同居するという展開としっかり者の娘がいることで関係性のバランスがとれている所が良かった。ラストがもう一展開なかったので少し弱く感じてしまった。

ラブストーリーだラブコメだとかにはときめかなくなったし、寧ろ敬遠するまでになってしまっていたけど、これはめちゃんこ好き。

リチャード・ドレイファス目当てで鑑賞。

舞台はニューヨークのアパート。置き手紙1枚で、同棲していた役者のトニーに捨てられた30代半ばのダンサー、ポーラ（マーシャ・メイソン）とその娘ルーシー。失意に陥っていたその時、トニーから部屋を譲り受けたという役者仲間のエリオット（リチャード・ドレイファス）が真夜中に訪ねてくる—— 。

部屋の居住権は自分にあると主張し合うポーラとエリオット。お互い引くに引けない状況の2人が始める、奇妙な共同生活。

小粋な台詞でテンポ良く彩る大人の恋は、舞台劇の様。

きっと今まで観てきたラブストーリーやラブコメの類の中で1番好き。

ウマが合わない男女が何故か次第に恋に落ちるなんて、ラブコメの王道オブ王道だけど、リチャード・ドレイファスとマーシャ・メイソンの演技力故か、冒頭の2人からは恋愛の予感なんて皆無。それがいつしか恋に発展していく展開が本当に上手い。

「タオルを取って」からのキスシーンが素晴らし過ぎて二度見した。

男に騙されてばかりで、勝手に拗ねて癇癪を起こすポーラ。そんな彼女を上手く解していくエリオット。アパートの屋上でのパーティーシーンも印象深い。

ルーシーも可愛くて、「君のママを抱くけどいいか」と彼女を1人のレディーとして扱うエリオットがこれまた素敵。

主演のリチャード・ドレイファスはこの作品で、アカデミー主演男優賞とゴールデングローブ賞主演男優賞（ミュージカル・コメディ部門）を受賞。

脚本ニール・サイモンは、妻であるマーシャ・メイソンに充てて書いたと言う。

素直になれなくなっちゃった大人のアナタにこそおススメの珠玉のラブコメ作品。是非ともご覧頂きたい逸品。

• #2021akirunaway

ハーバートロス作品。
脚本ニールサイモン。
キャストは地味だけど、これは大好き！
ニールサイモンはこれと、
ニールサイモンのキャッシュマン🎬しか観てないけど、才能を感じます。
リチャードドレイファスのオスカー受賞作。
アマプラで再鑑賞。

ポーラはミュージカルダンサーを夢見る33歳のシングルマザー。
娘はルーシー。
同棲していた彼氏が出ていき、
部屋も急に新しい借主が決まり、
売れない舞台役者のエリオットがやってくる。
気の合わないポーラとエリオット。
でも娘のルーシーは楽しそう。
SUBARUのコンパニオンとして働くポーラ。
ダメ役者エリオットがロマンチックな夜を演出する。
ギャップに感動しました〜。
セリフがおしゃれで面白い。
ビリーワイルダーが好きな人は
ニールサイモンも好きでしょうね。
まだ映画に出てないエリオットに
アカデミー賞を獲ってと言うシーンがある。
リチャードドレイファスが初受賞でした！
主題歌はデヴィッドゲイツ。
音楽はデイヴグルーシン。
ニールサイモンは2018年に亡くなりました。
享年91

（初回鑑賞は映画館）

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