バレエ・アダージョの作品情報・感想・評価

バレエ・アダージョ1972年製作の映画)

Ballet Adagio

製作国:

上映時間:10分

3.9

「バレエ・アダージョ」に投稿された感想・評価

まぁ

まぁの感想・評価

3.7
この2人…「どんな物語なのだろう」…と…
色々と考えながら鑑賞…☆

黒い背景に、肌と同じ色の衣装…
ゆっくりとしたテンポで
ゆっくりとしたバレエ…(スローモーション撮影されていると思う…♡)

だから…
指先、足先、顔の角度…など…細部までじっくり堪能する事が出来る…♡

「華やかさ」より「優雅さ」を感じ…
「喜怒哀楽」…全ての「感情」を感じ…

最後は2人…一緒になれたのかな?…という終わり方…♡

「バレエ」も…「総合芸術」
美しい音楽と、美しい舞…♡

早朝からゆったり…鑑賞…(o^^o)

YouTubeにて鑑賞…☆

原題+1972…で検索…♪
okp

okpの感想・評価

3.7
バレエをスローモション編集し、音楽を合わせただけの作品。1つの操作だけで鮮やかにバレエの本質を浮かび上がらせている、という印象。
青二歳

青二歳の感想・評価

4.9
多作家のノーマン・マクラレンは晩年に三つバレエを素材にした作品を残しています。
その二つ目が“バレエ・アダージョ”。アニメーション技術はなしで実写をスローモーション撮影しただけ…かと思いきや…

NFBの公式HPによると、振付はアサフ・メッセレル(Asaf Messerer)。ボリショイで不遇だったバレエマスター。マイヤ・プリセツカヤの叔父。彼女を師事するだけでなく両親が粛清された後面倒をみた血筋です。プリセツカヤを引き取った妹のスラミフィ・メッセレルは東京バレエ団の指導もされた方。
東京バレエ団のレパートリー“白鳥の湖”にもアサフ・メッセレルのクレジットがあります。東バの白鳥はボリショイ流儀なんですね〜
さてそのアサフ・メッセレル振付。クラシカルだけど70年代ソ連バレエの振付にしてはコンセプチュアルな小品。リアレンジはダンサーのデビッド・ホームズ。奇抜なパもないし、ダンサーも丁寧なので普通にバレエ作品として鑑賞できます。
…なんて、そのままコンテンポラリーを鑑賞したかのようにスルーするところですが…不思議なことがある…それは音楽です。音楽は有名な“アルビノーニのアダージョ”。スローモーションで見るダンサーの動きにとても合っていて幻想的。
ですがこれよくよく考えると、実写のバレエ・アダージョをスローモーション撮影しているので、実際はもっと短いはず。正味5分より短いんじゃないかな。なのにまるで“アルビノーニのアダージョ”(約10分)のために振付られたかのように“見えてしまう”。つまり、この振付の元の音楽が消失している。スローモーション撮影にしただけで元の振付の音楽を消し去り、別の作品に仕上げてしまっているという事になります。
これはすごい事です。参った…やられたよマクラレン…

バレエを観ない方にはピンとこない説明で申し訳ないんですが…えーと…例えばAKBとかアイドルのものの5分のJPOPのなんかの曲(昨今の知らんくて適当すみません)に合わせたダンスを、スローモーション撮影で10分に引き伸ばして、さも最初から"別の10分の曲のために振り付けられた"ダンスかのように"見せて"しまうという事です。あぁ余計分かりにくくなった…
伝われ( ̄∀ ̄)

ちなみに何故マクラレンのバレエ三作の中でこれだけアニメーションタグを除くかというと、使われている技法がスローモーション撮影のみなので、これだけをもってアニメーション技法とみなすかどうか寡聞にて知らないので。