タリー・ビーティーというモダンダンサーが踊る様子をひたすら撮した短編映像作品。
このダンサー自体は肉体美も動きも魅力的ではあったものの、正直滑稽さしか伝わってこない何とも残念な撮影。彼の内面は何も…
「ダンサーが森、アパート、美術館の中と、様々な空間の中を踊る。緻密に計算れたカメラの動き、ダンサーとカメラのコラボレーションとしての映画。」
(https://www.imageforum.co.j…
一連の振付を踊りながら時空間が移動していく。それを踊っている人の感情だとか振付の意味合いが外的環境にも現れてくるかのよう。重力も時も超えて。マヤデレンの踊りの解釈がとても好き。なにより片脚が室内に入…
>>続きを読むバレエを踊っている男性。白樺の木立から部屋の中へと移動したかと思えば、次の瞬間には広間へ。踊る場所は変わってもカメラのショット切り替えと振り付けが連動していて、題名どおりカメラによる映像の魔法を主題…
>>続きを読むマヤデレンの映す踊りのいいところは、多くの映像がただ「長年の訓練によって作り上げられた美しい肉体が美しく踊っている様子」を映すのにとどまるところ、踊りが本来持つ何か大きな存在との関わりや、自分の内側…
>>続きを読むマヤデレンでいちばんよかったのはこれかな
カメラと被写体のダンサーでパドゥドゥ(バレエ用語でペアのダンスのこと、ソロの反対)をさせるとのことだった
まあ確かに身体は普通に見るよりはるかに軽やかで柔軟…
発想の起源を求めると途方もないわけで(1940年までにどれほど短編が作られたというのか?)、この映画の時空を超えたアクション繋ぎが目覚ましい表現になっているかが重要。
わたしはそれほど感動は覚えなか…