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ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「フォリーズ」の作品紹介

ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「フォリーズ」のあらすじ

1971年にブロードウェイで初演され、トニー賞最優秀楽曲賞に輝いたスティーヴン・ソンドハイム作詞作曲のミュージカル。取り壊しになるレヴュー劇場に集った往年のスターたちの姿を、現実と回想を交錯させながら描く。ドミニク・クック演出のもと、イメルダ・スタウントンやジャニー・ディー、トレイシー・ベネット、フィリップ・クワストら豪華ベテラン勢が集結。

ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「フォリーズ」の出演者

イメルダ・スタウントン

トレイシー・ベネット

ジェイニー・ディー

原題
National Theatre Live: Follies
製作年
2017年
製作国
イギリス
上映時間
155分
ジャンル
ドラマミュージカル

『ナショナル・シアター・ライヴ 2018 「フォリーズ」』に投稿された感想・評価

桃龍
3.5
2021-12-08記。
ジョジョのスタンドの如く、往年のスターたちの側で、その往年の姿が若手によって演じられるという演出が素晴らしい。
つまりキャストが倍の人数いる、華やかなミュージカル。
やっぱ舞台はこうでなくちゃ。
Aika
5.0
指折り数えて楽しみにしてたNTLでのソンドハイム。
もう期待を優に超えた素晴らしさで、何度も座りながらも目眩がした。
最高としか言いようがない。

Folliesとはグラマラスな女性が出演するレビューのことであり、Follyは愚行という意味。
これを掛け合わせ、劇場の閉鎖に伴いレビュー全盛期に踊り子だった女性たちや関係者が集まり、20数年振りに同窓会を開くというお話。
ソンドハイムお得意の時間と共に変化していく人間関係を濃密に描いた作品。


曲はスタンダードナンバーとしてお馴染みの「Broadway Baby」「 I'm Still Here」「Too Many Mornings」「Could I Leave You?」「Losing My Mind」など名曲揃い。
美しいだけではない、あえての不協和音や難解な旋律が続くこのソンドハイム節にどっぷり心酔してしまうナンバー。
特に「Losing My Mind」なんてこぞってカバーされているのでよく聴いてるけど、イメージが180度変わった。
曲だけ聴くととてもロマンチックなんだけど、劇中で使われると歌詞の捉え方も全く違ってきて、一気に狂気を感じるナンバーに。この変化にはぞくぞく。

オケは21人。電子楽器が当たり前ではなかった時代のオケとして電子音なしの編成が豪華。二台のハープが過去をより儚く見せる。

演出はドミニク・クック。ミュージカルはあまり手がけないらしいけど、これからミュージカル専門にやって下さい!とお願いしたくなるくらい素晴らしかった。

ひとつの役が50歳前後の現在と若かりし頃の2パートにわかれ、話が過去に遡り現在に戻り、その度に演者もくるくると序列を変えときに交差する。
アンサンブルとしての音の厚みもでるし、舞台の奥行きも感じられ、耳も目も忙しくて満足感が半端ない。
後ろに掲げられたFolliesのネオン看板の文字が一部消え、liesになり、その4文字すら消えたとき、嘘も消え去り本音で話すという演出が粋すぎだし、切なさで涙が出た。

選ばなかった道への後悔。選んだ道への後悔。
それでも希望は自分で作り出すもの。
酸いも甘いも噛み分けたお姉様方の言葉は30代の私にもずどんずどん響いたし、いくつになっても変わらない人間の滑稽さに笑った。
あぁこれはソンドハイム流人間賛歌だったんだなぁ。

一幕155分、苦い夢の舞台はショコラオランジュみたいな味がした。
仕事さえなければ毎日でも観に行きたい。というかあわよくば来年のWEでの再演に行きたい。ロンドン遠い…
4.5
シネ・リーブル池袋のNTLive夏祭りから2本目✨✨
2本目にしてこれが大本命🤩
傑作揃いのNTLの中で、数少ないミュージカル作品🎶
ずっと観たかったやつ、ついに観れた〜〜🙌✨✨

20世紀初頭のNYで人気を博したレヴュー・ショウ『ジークフェルド・フォリーズ』へのオマージュに溢れたミュージカル 🎶✨
作曲はスティーヴン・ソンドハイム🎶✨
ソンドハイムは今年で御歳90歳✨✨👏
オリジナルのBW作は1972年のトニー賞で最優秀楽曲賞など7部門を受賞🏆✨

今回の上映はドミニク・クック演出にて、2017年にイギリスでの再演版。
翌年のオリヴィエ賞では、最優秀ミュージカル・リバイバル賞も獲得している🏆✨

スワロフスキーを散りばめた豪華なショウガールたちの衣装が素敵すぎた〜✨✨
もっとこれを全面に見せて欲しいくらい、目を奪われる😍✨

華やかで絢爛なシーン満載のショウを想像していったのだけど、実はドロドロな人間の感情爆発ショウでした💥
なのに、観終わった後のこの清々しさと満足感は何!?✨✨

物語は1971年、解体を目前に控えた劇場で数十年ぶりの同窓会が開かれる。訪れるのは過去劇場でショウに出演していたかつてのコーラスガールズたちやその伴侶たち。過ぎ去った栄光や叶わなかった恋心を抱えて、彼らは再会を果たす…。

朽ちた劇場と老いた彼女たちの前に現れる過去の亡霊。
現在と過去が交錯し、回想と共に蘇る過去の輝き✨
劇場という非現実空間が見せた一夜のまやかし。

メインとなるのはサリー&バディ、フィリス&ベンの2組の夫婦。
映画でもよく見掛けるイメルダ・スタウント演じるサリーは、歌やセリフの端々に深みを漂わせてさすがの貫禄✨

でも好きだったのは、ジェイニー・ディー演じるフィリス❣️
歳を重ねてきた威圧感と女性としての魅力も兼ね備えた色気が素敵だった❣️
この人のセリフの全てが最高で、シニカルな笑いを誘って何度も笑った✨
若いダンサーに引けを取らない見事な御御足を惜しげもなく出した、ジャズナンバー”The Story of Lucy and Jessie♬”は最高にクール😍

そしてメインを抑えて更に最高だったのは、トレイシー・ベネット演じるカーロッタの”I’m Still Here♬”❣️❣️❣️
もう歌い方から、仕草、表情、全身からみなぎ情熱のパフォーマンス✨✨
彼女はなんと『ジュディ 虹の彼方に』の元となった舞台『End of the Rainbow』の主演オリジナルキャストも務めていた方と知り、興奮❣️
オリヴィエ賞もトニー賞もノミネートされてたらしい、彼女のジュディ役はかなり良さそう…観てみたい🥺

人生は複雑怪奇。
希望に溢れ幸せに包まれた輝かしい朝もあれば、
叫び出したくなる程、気が狂いそうな夜もある。

夢も諦めも、希望も絶望も。
愛も憎悪も、嫉妬も惨めさも。
ひっちゃかめっちゃかになる混沌とした夜。

でもそれすらも人生のたった1日しか過ぎない。
ラストはそんな虚無感と壮大さを感じる✨✨

この男女の悲喜劇をお洒落に仕立てる感じは、少しウディアレンの作品にも通じるとこがあるなぁ。

ラストショットがとにかくお洒落✨✨
はぁ…満足✨✨

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