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ユーロクライム! 70年代イタリア犯罪アクション映画の世界の作品紹介

ユーロクライム! 70年代イタリア犯罪アクション映画の世界のあらすじ

血とバイオレンスに彩られ、'70年代娯楽映画の1ジャンルを担ったイタリア産刑事・ギャングスター映画「ユーロクライム」。その作品の数々でタフな刑事や暗黒街のマフィアを演じたスターとスタッフが、ユーロクライムの魅力とブームの裏側を語り尽くす。

ユーロクライム! 70年代イタリア犯罪アクション映画の世界の監督

マイク・マロイ

原題
Eurocrime! The Italian Cop and Gangster Films That Ruled the '70s
製作年
2012年
製作国
アメリカイタリアフランス
上映時間
137分
ジャンル
ドキュメンタリー

『ユーロクライム! 70年代イタリア犯罪アクション映画の世界』に投稿された感想・評価

HK
3.0
1970年代にイタリアで量産されたB級クライム・アクションの盛衰がわかるドキュメンタリー。
アマプラでみつけたので、先日観た『死神の骨をしゃぶれ』つながりで鑑賞。
ユーロと言ってますが、ほぼマカロニ(イタリア製)です。

イタリアではPoliziiesghi(ポリチエスキ)と呼ばれ、主に警察とギャングがドンパチする映画の代名詞なんだとか。
中でも上記『死神の~』や『黒い警察』『イタリアン・コネクション』『殺人捜査』『狼の挽歌』他が名作として知られています。

とにかくフランコ・ネロ、ヘンリー・シルバ、ジョン・サクソンらがインタビューを受けてしゃべるしゃべる。

70年代に入り下火になったマカロニ・ウェスタンに代わり、『ゴッド・ファーザー』『ダーティー・ハリー』『フレンチ・コネクション』など当時大ヒットしたアメリカ映画をパクって低予算で制作したのが始まり。
意外なハリウッド・スターが出演している例も少なくありません。

資金不足であちこちから金を集めるから合作が多いとか、イタリア語やスペイン語を後から声優が英語で吹き替えていたとか、ハリウッド俳優の出稼ぎはけっこうイイ稼ぎだったとか、実弾使ってたとかいろいろな裏話が丸2時間以上タップリ聞けます(長すぎ)。
吹き替えなのでセリフは覚えずに1~10まで数字を読み上げてたら、アフレコでたいがいごまかせたというウソのような証言もあり。

インタビューされてる中にクリス・ミッチャムがいてビックリ。
先日、父親のロバート・ミッチャムが主演の『サンダウナーズ』を見たばかり。
いつ頃からか見なくなったと思ったら、こちらの世界で活躍してたんですね。
若き日の『サマータイム・キラー』の面影はもはや無く、言われなきゃわかりませんでした。

ブーム(?)の終盤はマカロニ・ウェスタンと同じくコメディ化していったというのも面白い話。まさに歴史はは繰り返す。
そしてどちらの終盤もテレンス・ヒルとバッド・スペンサーのコンビ作品がヒットしていたというのがまた面白い。
ミラノカリブロ9がハマらなかったからユーロクライム自体あまり掘って観なかったが、このドキュメンタリーは面白い
マカロニウエスタンはハマったので、衰退期になって現れるトーマスミリアンと風来坊コンビは笑った
コメディになると末期だという視点は面白い
5.0
70年代にイタリアで量産された刑事アクション=ポリチェスキと呼ばれるジャンル映画のドキュメンタリー。タランティーノ『デス・プルーフ』で『死神の骨をしゃぶれ』『特攻警察』等のサントラが使用されていることから知りましたが、個人的にほ結構好きなジャンル。やはり音楽の良さと荒々しいアクションが魅力的だ。

このドキュメンタリー、編集のクオリティーは微妙(ペイントで描いたようなイラストが微笑ましい)なんですが笑、フランコ・ネロを筆頭にこのジャンルの数々の生き証人たち貴重なコメントを軸に、ポリチェスキの黎明期から衰退までを映画史や政治、社会情勢を踏まえて読み解いていく構成がよく出来ていてめちゃくちゃ面白いです。

裏話も満載で特に印象に残ったのは、
・アメリカ人俳優がイタリアに出稼ぎに来たがるのは節税効果があるから(もっと詳しく聞きたかった)
・ウンベルト・レンツィは現場でキレまくっていた
・マウリツィオ・メルリは現場で扱いにくい存在だった
・トーマス・ミリアンはシャイな人間だった
・特殊効果を省略するために実弾を撃っていた
・音声は全て後付けすることで早撮りを実現した
等ですね。

このジャンル、日本ではあまりソフト化されていない(されていても既に廃盤だってり)のが寂しいですね。

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