ゴダールの『勝手にしやがれ』よりも 5 年、トリュフォーの『大人は判ってくれない』よりも 4 年も早く製作 された、「ヌーヴェルヴァーグはここから始まった」と言っても過言ではない伝説的作品。南仏の小さな海辺の 村を舞台に、生まれ故郷に戻ってきた夫と、彼を追ってパリからやってきた妻。終止符を打とうとしている一 組の夫婦の姿を描く。
南仏ラ・シオタ。年老いた俳優のジャンは、昔愛した人を訪ねて古い屋敷にたどり着く。誰も住んでいない屋敷の中では、地元の子どもたちが映画撮影ごっこをしていた。子どもたちと共に映画撮影をはじめる…
>>続きを読む本作は、彼女の半世紀以上に渡る創作活動、長編劇映画デビュー作『ラ・ポワント・クールト』から、世界中の映画賞を席捲し、昨秋日本でも公開され話題となった『顔たち、ところどころ』までを彼女自身が…
>>続きを読むある日、ヴァルダ監督はパリの市場で、道路に落ちているものを拾う人たちを見ていて映画の着想を得た。その後、いろいろな市場で人々の拾い集める動作を観察しているうちにミレーの名画『落穂拾い』を連…
>>続きを読む結婚して15年になる夫婦のマリーとニコラは、友人の結婚式に出席するためパリへやって来た。周囲から理想のカップルと見られているが、実際の2人の関係は冷えきっていた。そんな2人はパリでも些細な…
>>続きを読む(c) 1994 AGNES VARDA ET ENFANTS