赤い砂漠の作品情報・感想・評価・動画配信

『赤い砂漠』に投稿された感想・評価

イタリアの、海に面する街。工場付近を幼い息子バレリオとうろつく女、工員ウーゴの妻ジュリアナは、ある男が手にしている食べかけのパンを買取ると、息子にやろうとするが、断るので、自分が貪り食う。

夫ウー…

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Shaw
4.8

11.04.2021
12.13.2024

『タクシードライバー』は孤独な一匹狼の孤独。『パリ、テキサス』は、家族の絆を壊してしまった男の孤独。
アントニオーニの描く孤独は違う。友達が何人もいる人…

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szk
-
映画自体はめちゃくちゃ静かだったけど、主演のモニカ・ヴィッティが素晴らしかった
いの
3.9

監督は建築物や工場群などをとても印象的に撮る。うまく言葉にすることはできないけど、瞼に焼き付くし脳裏に残る。黄色の煙で始まり、荒涼とした風景があって、赤の壁などがあって、凄い霧があって、黄色の煙で終…

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モニカ・ヴィッティの精神的孤独を、描いた、アントニオーニ初のカラー映画。工場群を息子と徘徊するシーンの色彩、赤の使い方が強烈に印象に残る。
あり
3.9
分かり合えない他人と景色、全部が煙の中のようで鬱屈する感覚、同情の他ない
海に還りたい女!
このレビューはネタバレを含みます

“要は信じる事を行う事さ
己のため 人のために
心の平安のために”
信じることは他者的な意味より、自身の精神に安定を与えるために行う行為であり、不信は精神を苦しめ、行き着く先は自己破壊である。

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つまらなさになれたら面白くなってくる
最初の1時間は興味ない授業の黒板眺めてる感じだった
だけど段々この映画に心がひらけてくる。灰色すぎる画面も希望のなさもどこか居心地が良くなってった

過去に自殺未遂して心の傷が癒やされていない女ジュリアナ、今日も夫の働く工場周辺を子供を連れて徘徊している。スト中の労働者から買った食べかけのパンを草陰に隠れて食べる。ジュリアナに興味を覚えるが女が抱…

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この映画好きな人、鏡の中にある如くとかも好きだろうなと思ってウィキを見てたら、なんたる偶然か、アントニオーニとベルイマンは死去日が同じ!!!
なにか一つ熱中するものを探せ(望め)、と言われて全部欲し…

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