切り返しを使ってなかったり、ひとつひとつのショットが気合い入っててカットが切り替わるたびに刺激があり、見ることそれ自体がサスペンス性を帯びてくる。色彩も豊かで、工業地帯の中での女の緑色コートと子供の…
>>続きを読む映画作品のなかには、単体で観ても今ひとつ核心がつかみづらく、監督としての作品群(フィルモグラフィ)や、時代として前後に存在する流れのなかに置いてみなければ、うまく焦点を結ばないものがあることを、この…
>>続きを読む映画は、工業化が進む社会のなかでの人間の孤独や疎外感を描いている。主人公の心の葛藤や不安は、無機質な工場や灰色の風景と対比される。物語は、工業都市を舞台に、交通事故のショックから立ち直れすに精神的に…
>>続きを読む2回は観てるはずなのに記録してなかった。そして2回とも船のシーンの前で寝落ちしたので、今のところ睡眠導入剤としての映画……。
モニカ・ヴィッティを訃報で知り、イタリアの女優にこんなアンニュイな人が…
27.2937
決心がつかないの
灰色の欧州の冬、灰色の工場地帯を歩く緑のコートの母、黄色のコートの息子を被写界深度ギリギリの露出で浮かび上がらせる。最高にインパクトのあるオープニング。基本ジュ…
最初に観た時は意味わからなくて、とにかく金髪男性と夫が嫌いで、うーーーーんって感じだったんだけど、
解説読んだらして2回目を観たら、
作中の色や音、モチーフに注目して見れて良かった。主人公や私たち視…
ぼんやりとした不安。
画がくそかっこいい。小津安二郎やアンドレイ・タルコフスキーのような画のこだわり感じる。最近やと全部CGで見栄え良くしてしまうんやろうけど、全部本物は説得力が違う、なんだろうな、…