イタリアの、海に面する街。工場付近を幼い息子バレリオとうろつく女、工員ウーゴの妻ジュリアナは、ある男が手にしている食べかけのパンを買取ると、息子にやろうとするが、断るので、自分が貪り食う。
夫ウー…
11.04.2021
12.13.2024
『タクシードライバー』は孤独な一匹狼の孤独。『パリ、テキサス』は、家族の絆を壊してしまった男の孤独。
アントニオーニの描く孤独は違う。友達が何人もいる人…
監督は建築物や工場群などをとても印象的に撮る。うまく言葉にすることはできないけど、瞼に焼き付くし脳裏に残る。黄色の煙で始まり、荒涼とした風景があって、赤の壁などがあって、凄い霧があって、黄色の煙で終…
>>続きを読む“要は信じる事を行う事さ
己のため 人のために
心の平安のために”
信じることは他者的な意味より、自身の精神に安定を与えるために行う行為であり、不信は精神を苦しめ、行き着く先は自己破壊である。
…
過去に自殺未遂して心の傷が癒やされていない女ジュリアナ、今日も夫の働く工場周辺を子供を連れて徘徊している。スト中の労働者から買った食べかけのパンを草陰に隠れて食べる。ジュリアナに興味を覚えるが女が抱…
>>続きを読むこの映画好きな人、鏡の中にある如くとかも好きだろうなと思ってウィキを見てたら、なんたる偶然か、アントニオーニとベルイマンは死去日が同じ!!!
なにか一つ熱中するものを探せ(望め)、と言われて全部欲し…