芸術家・岡本太郎は、1959年と1966年に沖縄へ旅に出た。 彼の究めたかったものは、日本人とはなにか?自分自身とは何かの答えを求めることだった。その旅の一番最後にたどりついたのが、沖縄であった。 岡本太郎は、「沖縄とは、私にとって一つの恋のようなものだった」と言うほど、全身、全存在をこの対象にぶつけた。 岡本太郎は、自ら沖縄へ溶け込み、そして自分自身と出逢ったのだ。 岡本太郎の沖縄は、今の私たちに何を投げかけ、今の私たちとどうつながるのか? それを確かめに行くドキュメンタリー映画である。
宮古島に伝わる「古謡」と「神歌」。これらの歌は厳しい暮らしや神への信仰などから生まれ、ひっそりと歌い継がれてきた。特に「神歌」は“御嶽”と呼ばれる神事で歌われ、古来から口伝されてきた。本作…
>>続きを読む1970年、高度経済成長に沸く日本で、「人類の進歩と調和」というテーマで開かれた大阪万博(日本万国博覧会)。そこでひときわ異彩を放っていたのが、テーマに反して周りと調和しようとしない太古の…
>>続きを読むこの映画は縄文にハマっている人、ハマっていない人も含め、縄文研究の専門家や縄文に情熱の全てを傾ける人々への5年間にわたる取材を経て、その謎の核心へと迫ってゆく。 日本人は2千年の時間…
>>続きを読むノーベル平和賞候補になり、朝日賞や埼玉県民栄誉賞などを受賞した水墨画で風景画家の丸木位里(1901‐1995)と人間画家の丸木俊(1912‐2000)夫妻は、「日本人側から見た記憶を残して…
>>続きを読む日本で唯一の地上戦が行われた沖縄。その凄惨な戦闘をほとんどの日本人が知ることなく、77年の年月が経とうとしている。本土への疎開のため多くの子供達が乗った対馬丸がアメリカの潜水艦によって撃沈…
>>続きを読む津軽三味線の大家、故初代 高橋竹山。明治に生まれ、幼少期に煩った麻疹が元でおおよその視力を失う。北東北の過酷な環境の中、庶民の暮らしは貧しく、福祉もまだ整わない時代、唯生きていく為に三味線…
>>続きを読む100年以上続く酒蔵を継いだ女性杜氏、日本酒の魅力を世界へと発信する日本酒コンサルタント、日本酒界に新たな旋風を吹き起こしている日本酒ソムリエら、日本酒の世界で活躍する3人の女性先駆者たち…
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