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作兵衛さんと日本を掘る

作兵衛さんと日本を掘るの作品紹介

作兵衛さんと日本を掘るのあらすじ

2011年5月25日、名もない炭坑夫の描いた記録画と日記697点が、日本初のユネスコ世界記憶遺産になった。暗く熱い地の底で、石炭を掘り出し運ぶ男と女。命がけの労働で、この国と私たちの生活を支えた人々の生々しい姿である。 作者の山本作兵衛さん(1892-1984)は、福岡県の筑豊炭田で、幼い頃から働いた生粋の炭坑夫だ。自らが体験した労働や生活を子や孫に伝えたいと、60歳も半ばを過ぎてから絵筆を握った。専門的な絵の教育は一度も受けていない。そして2000枚とも言われる絵を残した。作兵衛さんが炭鉱の記録画を本格的に描き始めたのは、石炭から石油へというエネルギー革命で、国策により炭鉱が次々と消えていくさなかであった。その裏では原子力発電への準備が進んでいた。 作兵衛さんは後の自伝で「底の方は少しも変わらなかった」と記している。その言葉から半世紀。作兵衛さんが見続けた「底」は今も変わらず、私たちの足元に存るのではないか? 作兵衛さんの残した記憶と向き合い、その絵さながらに働いた元おんな坑夫の人生や、作兵衛さんを知る人々の証言を通じ、この国の過去と現在、未来を掘る! ゴットン!

作兵衛さんと日本を掘るの監督

熊谷博子

原題
製作年
2018年
製作国・地域
日本
上映時間
111分
ジャンル
ドキュメンタリー

『作兵衛さんと日本を掘る』に投稿された感想・評価

ユネスコの記憶遺産となってマグナカルタと肩を並べた山本作兵衛の絵を紹介しながら石炭から原子力への労働者の彷徨と咆哮を。

一番興味深かったのは上野英信の息子さんの話。彼は私と一歳違いの完全な同世代。結婚を機に本籍を筑豊文庫の住所にしたことや宗像市で古本屋を営んでいる話など、初めて知ったこといっぱい。
上野の他、森崎和江も登場するが、サークル村、谷川雁、石牟礼道子へと話を展開す流のはちょっと余談過ぎるということで、無し。

監督さんは土本典昭と一緒にアフガニスタンの地下水路を撮ったり三池に映画やTVで斬り込んでる意思の人。今回はひょっとすると、もう一段原発にも踏み込みたかったかもしれない。

饒舌にならず、さりとて語るべきは語る構成のしっかり具合がとても好ましい映画でした。
スタッフクレジットにジャン・ユンカーマンの名前も。
【はあ、ゴットン】

この監督の三池炭鉱の映画は、ドキュメンタリー映画を装ってはいたが下手くそで安っぽい別のなにかで、それはそれはひどいものだった。比べれば本作は、作兵衛さんの絵を見てるだけでこっちは幸せなので、思ってたよりマシだった。
とは言え、作兵衛さん以外の部分は、相変わらず出来がいいわけではない。
どっちにしても炭鉱映画がかかればどんなものでも見に行くんだから、よろしく頼みますよほんと。何度も同じようなことばかり撮らないでね。
137
uni
3.8
ユネスコ世界記憶遺産に登録された作兵衛さんの絵は、表情の乏しく思える絵ながら、炭鉱労働者の勇敢さ、危険な労働への悲しみや諦めを垣間見させる。

いろんな事情で炭鉱労働者となった人たちは、間違いなく日本の発展の踏み石となり、また富豪にさらなる富をもたらした。
その過酷な搾取ゆえに、歴史を葬り去ろうとした国の政策があったことに救われない思いがする。
そういう埋もれさせられたかもしれない炭鉱の記録が、世界記憶遺産となったことは素晴らしいことだとおもう。

その後、日本のエネルギー政策の転換によって炭鉱は衰退の一途をたどるが、その裏では原子力発電所の計画が始まっていた。
奇しくも、ユネスコ登録が決まったのは、東日本大震災で原発事故が起こった2011年であったことは感慨深い。

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