
思いを寄せていた金井由子から河原健二と婚約したとの手紙を受け取った上村英吉は、彼女のいる北国の駅に降り立つ。だが、健二の父は英吉の出現に動揺する。由子の幸せを祈り、その場から離れ、独り山へ…
>>続きを読む朝霞たちこめる山あいの湖水に、一隻のボートが浮かんでいた。中には十七、八才の少年と少女が寄り添って、美しく眠っているかのように横たわっていた。その姿は死という暗い名を与えるには、あまりにも…
>>続きを読む愛するが故に別れねばならぬ二人の運命...思いは果てしなく夜霧の街に消えてゆく...。婚約者がいることを知りつつ、一人の青年を愛する看護婦とその青年、そして病身の婚約者と二人の愛の葛藤を、…
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