禍福 前篇の作品情報・感想・評価・動画配信

『禍福 前篇』に投稿された感想・評価

4.0

1937年製作公開。原作菊池寛。脚色岩崎文隆。監督成瀬巳喜男。撮影三浦光男。上映館/国立映画アーカイブの解説は、/菊池寛のメロドラマ小説を映画化した、東宝と入江・高田両プロのユニット作品。外交官に採…

>>続きを読む
324
4.3

どうしようもない。損得と意思の選択、見合いと自由恋愛の選択、ひとつの類型でありながら面白い。男の移り気と合理化。「私を憎んでください。幸せになってください。まったく家庭の事情なんです」とずるい男。女…

>>続きを読む
記録漏れ。前編と後編にわかれており、もう少しコンパクトにまとめれたのではないか。題材はよいのにテンポがちょっと悪いのが残念。高田稔のクズさがものすごい。

原作 菊池寛
監督 脚本 成瀬巳喜男


成瀬巳喜男、私は好きな監督なのかもしれません。


豊美(入江たか子)は外交官の試験にパスした皆川(高田稔)と恋愛中。
結婚するつもりだったのに、実家の再興…

>>続きを読む
ムニ
4.0

日本映画の黄金期を支えたスター監督の筆頭、成瀬巳喜男の職人技が光る逸品。

劇作家としてその名を馳せた菊池寛との原作・監督コンビで興行・作品性共に注目を集めたメロドラマの佳作。

当代の人気役者、高…

>>続きを読む
3.7

高田稔の前に馬に乗った女が出てきた瞬間もうこの女には負けるという感じがいい。将軍がやってきた感。最後まであの女が映画を支配してる。
結末は流石に今の時代になると受け入れがたいし、かなり後味の悪い終わ…

>>続きを読む
4.1
馬で登場するような女に勝てるわけがない。

和装と洋装の対比が効果的で素晴らしい。

入江たか子登場シーンは友人とアルバムを取り合う手元のクロースアップから始まるし、高田稔は自宅で友人と祝い酒を飲むシーンからの登場だが、友人と向かい合って座っているはずの主演男優は寝転がっているので画…

>>続きを読む
RYO
-

ダンスホールは間仕切りひとつもないから視線のサスペンスが盛り上がらない。ダラダラしてるし巧くないなという印象。高田が土手にいると竹久が馬に乗ってやってくるシーンは異常だった。高田の心に彼女が浮かぶと…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事