トルブナヤの家を配信している動画配信サービス

『トルブナヤの家』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

トルブナヤの家
動画配信は2024年3月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

トルブナヤの家が配信されているサービス一覧

『トルブナヤの家』が配信されているサービスは見つかりませんでした。
代わりに似ている作品として5件の配信作品が見つかりました。

トルブナヤの家が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
クランクイン!ビデオ
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
スターチャンネルEX
みるアジア
WOWOWオンデマンド

『トルブナヤの家』に投稿された感想・評価

夜明けと共に目覚める街と、ドールハウスの断面図のようにアパートを縦切りして住人たちが朝の活動を始める様子をカメラの縦移動で撮る一連は映画史に残るようなシーンだし、突然登場したアヒルとそれを追う少女、更に路面電車との攻防のスリルは巧みな編集で補強され、一時停止から“そういえば説明がまだでした”と時間を巻き戻すお茶目さがいかにも映画的で素晴らしい。あのカメラの縦の動きは「青い青い海」の横の動きとも対応してる。家政婦の少女が市会議員に選ばれるってありえるのか謎だけど現実なら快挙。たのしいたのしい労働組合宣伝映画。
帽子箱を〜は大好きなやつなので、今回はあひるを持った少女の話かとわくわくする。そういえば話してませんでした、と絶妙に挟み込まれるふるさと情景、インターテキストもとぼけた詩情味があってかわいらしい。何も感情ないだろうに、こっちからするとひょうきんにみえるあひる。いきいきしている街の人。映画が数少ない娯楽で撮影がみんな楽しかったんだろうな。
時代背景でやむを得ずだけど、議員に選ばれてからは、主人公同様、私も置いてけぼりになり、ポカンと終わってしまった。あひるもどっか行った。
半兵衛

半兵衛の感想・評価

4.2
ずいぶん前にフィルムセンターで大笑いしながら鑑賞してから久方ぶりに見直したのだが、ボリス・バルネット監督のずば抜けた演出センスと笑いのツボを押さえた巧みな演出によって見事に製作されたコメディ映画の傑作であることを再確認した。

冒頭をはじめ舞台となるマンションで様々な登場人物が上や下で色んなことをしている描写をあるときはワンカットで表現して、あるときにはモンタージュで仕上げたりと変幻自在な演出でまるで漫画やアニメを楽しんでいるような気分になってきて気分が上がってくる。またスローモーション、早送りといった技術も良いところで使われていてハイセンスな喜劇に仕上がっている。まさかこの時代に「時を戻そう…」というネタを使う監督がいるとは。

田舎からモスクワに出てきた主人公の少女が、あれよあれよというまに選挙で評議会のメンバーに選ばれるという展開はいかにもソ連当局のPR映画といった作りだけれど、監督の演出とテンポのよさでそんな宣伝気分をふっとばし主人公が予想だにしない意外な人生を迎えるコメディとして楽しめる。

中盤のお芝居を見に来たお客さんの期待が高まる心情を楽しそうな顔や凄まじい勢いの足踏みで見事に表現しており、見てるこちらもワクワクしてくる。そこから舞台の出来事を本当のことだと勘違いして主人公が劇に割り込んでお客さんが興奮してしまい彼女が舞台の主人公みたいになってしまう展開が勢いとテンポも相まって笑い転げてしまった。

ラストは行き先のない主人公をこき使っていた男が共産党に処罰されるといういかにも共産主義礼賛みたいなオチだけれど、その男の反応が変+秋野太作に似ているので笑えてくる。

『トルブナヤの家』に似ている作品

ランジュ氏の犯罪

製作国:

上映時間:

80分
3.7

あらすじ

アメデ・ランジュは小さな町工場で働くかたわら、仕事の合間に冒険小説を書いている。金と女にだらしない社長のバタラは、経営が傾くとランジュをだまして彼の小説を無断で出版する。小説はベストセラー…

>>続きを読む

リュミエール!

上映日:

2017年10月28日

製作国:

上映時間:

90分

ジャンル:

配給:

  • ギャガ
4.0

あらすじ

多くの演出、撮影技術、撮影機材を開発したリュミエール兄弟の功績を称え、『工場の出口』『ラ・シオタ駅への列車の到着』など110以上の傑作が新たに修復され蘇る。そう、映画はここから始まった―。…

>>続きを読む

東から

上映日:

2023年04月08日

製作国:

上映時間:

115分
3.8

あらすじ

平凡な主婦の日常を描いた『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』が絶賛されたベルギーの女性監督シャンタル・アケルマンが、ポーランド、ウクライナ、東ドイツほ…

>>続きを読む