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四月
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『四月』に投稿された感想・評価

4.5
【木の声】

オタール・イオセリアーニ監督の1962年の作品

〈あらすじ〉
一組のラブラブ・カップルが、愛があれば何もいらないとばかりに、家具も電化製品も無いアパートで新生活を始めた。だが、管理人など周囲の人々の影響で、2人を物欲が支配し始める。やがて彼らの心はすれ違うように…。

〈所感〉
若きカップルの行く末を、生活音や自然音のみを用いて、人の音声無しで描いているのがすごい。後半は喧嘩のシーンから音声が聞こえてくるのも絶妙。あなたがいて、そこに愛さえあれば、家具なんて別にいらないのに。どうして人はこんなにも物欲があり、物に支配された生き方しかできないのだろうか。大木は伐採され、家具は窓の外に捨てられて、残った切り株に二人は跨り、そこで愛を誓う。短い作品ながら、イオセリアーニ監督らしい流麗なカメラワークとフォトジェニックなショット、奥深いメッセージが冴えた一作でした。
Omizu
3.5
『月の寵児たち』などのジョージアの映画作家オタール・イオセリアーニ監督の中編。ほぼセリフのない作品。

物語として面白いとは言えないものの、セリフを用いない語り口が興味深い。セリフはないものの日常的な音で表現された世界観がいい。

話としてはあるカップルの出会いから倦怠期までを語ったもの。木が切り倒される描写などジョージアならではの自然描写が面白い。

イオセリアーニは最近特集上映で知ったが、なかなか一筋縄ではいかない作風をもったユニークな存在。ザ・シネマに来ている内に見ておこうと思う。
菩薩
4.4
イオセリアーニ曰く、恋する男女に必要なものは、人目をはばからずキスが出来る空間と、疲れた時に腰を下ろす一脚の椅子、後は最低限のライフライン、火・水・灯だけなのだと言う。そんな事は勿論ないだろうが、物が増えれば二人の世界は狭くなり、管理の名目上鍵が必要となり、増えすぎた鍵は二人の心にも鍵をかけてしまうらしい。思えばスコリモフスキも『手を挙げろ!」の中で、増えすぎた鍵の束は強欲の象徴であるやらなんやら言っていた様な…。これは社会主義圏の共通認識なのだろうか。耳を澄ませば豊かな音が溢れ出す世界を、物欲から発せられるノイズが掻き消し黒く塗り潰していく、強欲は二人の間にすら亀裂を生み、生活そのものを破壊していく。一度手にした物を手放すのは怖いが、それ以上に一度握りしめたその手を離す方が恐ろしいのではないか、言葉すら必要とせぬ二人なのだからこそ、本当に必要な物は何かなど考えずとも分かるだろう。物より愛を詰め込んだ二人の世界は、どんな空間よりも尊い幸せに満ち溢れている、もはや壁すら必要ではない、あなたがそこに、いれば良い。

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