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インディペンデントリビングの作品紹介

インディペンデントリビングのあらすじ

物語の舞台は大阪にある自立生活センター。ここは障害当事者が運営をし、日常的に手助けを必要とする人が、一人で暮らせるよう支援をしている。先天的なものだけでなく、病気や事故などにより様々な障害を抱えながら、家族の元や施設ではなく、自立生活を希望する人たち。自由と引き換えに、リスクや責任を負うことになる自立生活は、彼らにとってまさに“命がけ”のチャレンジだ。家族との衝突、介助者とのコミュニケーションなど課題も多く、時に失敗することもある。しかし、自ら決断し、行動することで彼らはささやかに、確実に変化をしていくー。

インディペンデントリビングの監督

田中悠輝

原題
製作年
2019年
製作国
日本
上映時間
98分
ジャンル
ドキュメンタリー

『インディペンデントリビング』に投稿された感想・評価

kyoko
5.0
「37セカンズ」を観た方も観てない方も、とにかくたくさんの人に観てほしい。

エドウィン・マーカムの詩と、小さなライブハウスのシーンから始まる。ライブを終えたバンドのボーカルがマンションの前で車椅子の男性と合流した。このバンドマン、ヘルパーさんだったのか。
車椅子の男性は大阪の自立支援センター「ムーブメント」の代表。

映画は大阪にある3つのセンターを舞台に、障害者、スタッフ、ヘルパーが切磋琢磨しながら自立を目指す姿を追っている。

大阪のノリが楽しい。
劇場では何度も笑いが起きていた。
過酷な体験も大阪弁で語られるとあまり悲壮感がない。この仕事をするために脊髄損傷になった、と言えるようになるまでどれだけの絶望感を乗り越えてきたんだろう。

自立生活とは単純に家族から離れて暮らすことを指すのかと思っていたが、自分の理想とする生活とはどういうものかを考え、それを的確にヘルパーに伝えることができるようになることが障害者にとっての自立の一歩なのだと知った。

健常者と同じ夢を抱くこと=わがまま、じゃない。
俳優になりたい。上等じゃないか。
障害者が自立して生きる為に障害者自身が支える自立生活センターを描いたドキュメンタリー。
大阪での先行上映にて舞台挨拶付き鑑賞。

障害者が一人暮らしするのは人一倍大変だとわかる。
そのためにはヘルパーの力を借りなければいけない。
ヘルパーは仕事でボランティアではないから遠慮してはいけないと障害者に説明するシーンがある。
支える側と支えられる側は対等でなければならないんだと教えられた。
自由が与えられた人たちは太りやすいって舞台挨拶で言ってましたが、やっぱり自由になると好きなものを食べちゃうんだね笑

大阪が舞台だからかとにかく皆明るく面白い。
俳優になりたいトリスさんや女の子と上手く会話できないたいきさんなど、彼らの行動に笑いと元気をもらった。

ただ、いろんな人を描いていて何がテーマなのかがぼやけてしまった感はある。


これは余談ですが、初日とあり狭い劇場には立ち見も出る大盛況。
車椅子の方も多く来られてました。
エレベーターで車椅子が降りやすいように開けるボタンを押してあげてたのに、礼も言わずに当たり前のように降りる人がいた。
礼を言われたくてやってる訳ではないが、障害者だから当然って風潮はやめてもらいたいな。
ミク
5.0
「障害があってもなくても皆同じ人間」と一括りにしてしまうことへの違和感。もちろん同じ人間であることは間違いないのだけれど、あまりにも障害者の置かれている環境が、いわゆる一般社会とは違いすぎる。

障害者の普通と健常者の普通。この間には、いくつもの壁や溝があり、その違いをたくさん時間かけて知っていき、壊して行くことが共存への道なんだと思う。

介助者として、障害者自立生活運動に関わるようになり、健常者アライの自覚を持つようになってきた今、"障害者"という言葉の持つネガティブで否定的なイメージを如何にポジティブで肯定的な印象に変えられるか、責務が問われている。

常に、自分には何ができるのか?自問自答の繰り返しの中で、まずは自分自身の持つマイノリティ性と向き合い、"ありのまま"を受容する覚悟を決めることからだと思う。そうやって考えられるようになったきっかけは、障害者自身が自分らしさの追求をし、試行錯誤しながら他人の力や手助けを沢山借りて、自立生活している姿を見ていると、人ってこうやって生きていけばいいんだって正解が見えたから。

その正解がいつも万事解決という訳ではないけれど、一緒に模索しながら進んでいける仲間がいることの心強さは何ものにも代え難いものがある。仲間ってクサイ言葉なような気もするけど、お互いに弱さを見せ合えたり、頼りあえる関係って唯一無二。そんな人たちに出会えるのが自立生活センター。

この映画に出てくる自立した障害者の日常を一人でも多くの人に見てもらいたい。それぞれの中で、障害者に対して持ってる負のイメージが少しでもプラスに変わることを願って!決して、彼らは思いやりや優しさを求めてるのではなく、個人に合った当たり前の支援が必要だと言うことが伝わると思う。

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