ハンディキャップ・キャンプ: 障がい者運動の夜明けの作品情報・感想・評価・動画配信

「ハンディキャップ・キャンプ: 障がい者運動の夜明け」に投稿された感想・評価

気になってたまま見れてなかったドキュメント。

健常者と障がい者って区分けがそもそも間違えてるよね。みんなが当たり前に暮らしやすい世の中、社会にしなきゃいけないのに。

「障がい者がかわいそう」
「障がい者は大変」
「障がい者を助けてあげる」
って24時間テレビみたいな、、、障がいがある人は大変なんだから、助けてあげましょうね!って、間違った価値観がべったりと私の身体と心に染みついてるのよね。まずこの余計な概念っていうか意識を取り除かなきゃ!

健常者だって困る時あるし、障がい者だって自分で出来ることあるんだから!一緒なのにね。

生きてるならどんな人だって
行きたい場所に旅して、
食べたいもの食べて、
一緒にいたい人といて、
幸せにならなくちゃ!

平等って難しいって思うけどその意識が変なだけで、本来は何も難しくはないのよ。簡単なことを難しく感じさせているのは、健常者の意識なのかも、と感じました。
saskia

saskiaの感想・評価

4.0
ハンディキャッパーのキャンプと障害者運動のお話。
初めて知ったのだが、ハンディキャッパーは障害の有無ではなく、暮らしの中にハンディがあり生きにくい人、らしい。

そもそも日本の障害者って言い方やだよね。身体障害者が身障って略されるのもどうなんだろう。
でもそれは、私が中途障害者だから
感じるようになっただけで、今でも健常者だったら考えもしなかっただろうと思うと、完全に他人事だったなぁ。
自分が明日、身体が動かせなくなるかもしれないなんて夢にも思わなかった。
いつどこでどんなことがきっかけで障害のある当事者になるかなんてわからないのに。
そんなことを考えるきっかけになるいい作品だと思う。

「世界は障害者の死を望み
自分たちはお荷物だ」

これは考えちゃうよね。
人に頼らないと生きていけない辛さ。
自分だけでは生活が成り立たない。
生きてる意味がない。
でも人に頼らないでひとりで生きてる人なんていない。
障害の有無に限らず、必ず誰かの助けがあるから人は生きていけるのだ。

キャンプではお互いがお互いを認め合い、今まで抑えつけられて経験できなかったことを経験できたりしてすごく楽しそうだった。
本作に出てくる障害者の人たちは、みんな明るくて、障害をものともしない生き方で憧れる。やりたいことはなんでもやる。生活に制限をかけず、恐れない。

性病になって喜んでる女性とかヒッピーで面白い。良い生き方だわ。見習おう。

黒人男性と車椅子の人々の扱われ方は同じだったらしい。

障害者にだって人権はあるし、健常者と同じで、恋をしたり、友達と遊んだり、
おクスリキメたり、車椅子ユーザーでもスポーツだってできる。やりたい気持ちさえあれば限度はあるけど大抵のことはできるのかもってパラリンピックを見てて思った。

障害者運動で階段を一生懸命登る人たちの姿には胸が熱くなった。
私もやれば何でもできるかもって勇気をもらえた。

とにかく健常者も障害者も共存できる優しい世界になりますように。

おすすめです。


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2021/№703◡̈*✧🌛
おうち映画№703
劇場映画№
mai

maiの感想・評価

4.0
今年の東京パラリンピックを観て、世界のハンディキャップを持った方々の活躍を毎日沢山観て感動した者の1人です。
選手たちのハンディキャップを持つことになった背景は様々で、そこからどんな本人の努力やそれを支えたご家族や周りの方のドラマがあったんだろうと、そして好きなことをやっている彼らの顔は清々しくて何回その表情の美しさに涙したか。
そんなこともあり、ちょっとハンディキャップを持った方々の知識を深めようと、ちょうどアカデミー賞をこの作品が取った時にクリップしてたので鑑賞。
私はハンディキャップの方々のことについて深く考えたことがなかったので、気づかされたことが沢山あった。やっぱり私はどこかで障がいを持った方は「弱者」という考えがあったように思う。
【エレベーターに乗る時に「車いすから乗せよう」と言われる。私達は物扱いなんだ】という発言ははっとさせられた。私も似たようなことを言ったことがあるんじゃないかと。

差別はいけない、とかもうそんなフェーズじゃないのかなと思う。例えばコミュニケーションを取りづらい方(目が見えない、耳が聞こえない、脳性マヒで話がしづらいetc.)彼らとナチュラルに共存する方法を模索する等、個性ある彼らと関係を築くことを考えるフェーズなのだと思った。
私は内向的で他人と関係を築くのが苦手な私の方が余程誰かの助けが必要だわ。
障がい者たちのこんな抗議運動があったからこそ今彼らが住みやすい(まだ完璧ではないのだろうけど)世界になってるんだなともこの作品を観て知ることができた。
LGBT+Qについても運動が盛んになってきてるからこんな風にきっと彼らにとっても良い流れになるはず。
すべての人が住みやすい世界になりますように。
べりぃ

べりぃの感想・評価

3.4
障がいがあっても自分のことは自分で決める。みんな一緒で当たり前のことを教えてくれた。
障害者キャンプを描いた前半と、障害者の権利運動を描いた後編。

「自分たちのことは自分たちで決める」というキャンプでの経験があったからこそ、後半の権利運動につながっていくのだと思う。

日本の障害児に「自分たちのことは自分たちで決める」という経験ができる環境は用意されているのだろうか。
鉄

鉄の感想・評価

4.0
障がい者の公民権運動を追ったドキュメンタリー。

障がいを生まれ持つ人もいるけど、健常者としてずっと生きている人でも十分障がい者になることは有り得るわけで。劇中にもそういう人が出てくるけど、他人事ではないという意味でも中々興味深い内容だった。キャンプの中で生活する人達はとても生き生きとしていて楽しそう。それにしても中盤に出てくる病院の不衛生描写は中々強烈。

デモ強し。
かこじ

かこじの感想・評価

4.0
ヒッピームーブメントだった1970年代、障碍のある子供たちが、今までにないキャンプを経験する。
特別扱いはなく、皆平等で、自由を謳歌して、遊び、歌い、笑いあい、議論し、セックスもする。
サマーキャンプから元に戻ると、彼らは、現状の社会が不自由であることに気づき、障碍者の権利を求めるムーブメントを起こす。
それが、今のバリアフリー社会につながった、というドキュメンタリー。

障碍者というと、守られる存在のイメージが強いけど、知的で好奇心旺盛で、異性にも興味がある。
ただ、家族や社会が彼らを世間から隔離して、腫れ物を触るように隠すから、異質な存在になってしまう。

彼ら自身も、サマーキャンプを通じて自信を持ったこと、取り巻く環境の障害に気づいたことが、このムーブメントのきっかけになったんだろう。
そして、障碍者自らが行動を起し、団結したことが成功につながったんだと思う。

いつ自分が事故や病気で障碍者になるか分からない。だからこそ、そのためのインフラ、社会改革が必要。
最近耳にする、障碍者との共生社会を目指す「インクルーシブ教育」、このハンディキャップキャンプがその先駆けだったのかな。

ラストのキャンプ参加者の同窓会が泣かせる。

ちなみに、ブラックパンサーって暴力的なイメージがあったけど、実はいい人達だったんだな。
とし

としの感想・評価

3.7
2021年7月24日
#ハンディキャップ・キャンプ #障がい者運動の夜明け (2020年米)鑑賞

障がい者を対象にしたサマーキャンプは、自主性が重視され、日々抑圧された生活をしていた障がい者は、自由に発言することを学び、その彼らが中心となって障がい者の権利を求める運動へと発展するきっかけになった
MALPASO

MALPASOの感想・評価

3.5
映画『ハンディキャップ・キャンプ: 障がい者運動の夜明け』

アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞ノミネート
Netflix

60年代、全米中から障害を持つ若者が集まりキャンプを行った。それによって生まれた連帯が国を動かし、障害者の権利を変えていったという出来事を追ったドキュメンタリー。

ヒッピーなテイストの障害者キャンプ。アメリカが障害者に対しどんな扱いをしていたか?など知らなかった歴史がわかり興味深い内容だった。

バッファロー・スプリングフィールド、ジェファーソン・エアプレイン、グレイトフル・デッドなど60年代のロックが全編に流れる。ウッドストックのドキュメンタリーでも観ているかのようだった。

バラク・オバマとミシェル夫人の映画製作会社「ハイヤー・グランド・プロダクションズ」が制作。前回のアカデミー賞でも『アメリカン・ファクトリー』(Netflix)で長編ドキュメンタリー賞を受賞している。今回受賞すると連続!オバマは、音楽や映画、本のキュレーター的な発信もしていて、すごくセンスがいい。歴代大統領で一番カッコいい!
障がいを持つ人の底抜けの明るさと力強さに自然と笑顔になる。★★★★
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