こばまさ

シークレット・ジョブのこばまさのレビュー・感想・評価

シークレット・ジョブ(2019年製作の映画)
3.1
韓国コメディは久しぶり。
かなり前から気になっていたけど、なかなかその口にならないまま1年以上放置プレイ。
いい加減この辺で観ないと一生観ないリストにイン。
それでは、動物になりきっていってみよう🦍


-弁護士見習いのテス(アン・ジェンホ)に訪れた、一世一代のチャンス!
それは、廃業寸前の動物園を3カ月で立て直すというミッションだった。
しかし、その動物園に殆ど動物は残っていなかった…
テスが苦肉の策として選んだ道は、残ったスタッフ達に動物の着ぐるみを纏わせ、客を騙す事だった-

“モニタリングの原西さん”


…いや、どうあがいてもムリでしょ。
中身は人間だし、所詮は着ぐるみなんだから絶対バレる!
と思ったら、意外と乗り切れちゃう話。
しかも、本当に全然バレないからどうなってんのコレ…

確かに、着ぐるみのクオリティはなかなか高い。
特にナマケモノに関しては、本物もあんな感じだった記憶が…
てか、本当にスターウォーズに出てたと思う。


この作品自体は、決して悪くないのよ。
ただ、『エクストリーム・ジョブ』というモンスター作品を観た人には、絶対に物足りない内容。
また、宣伝文句としてその作品を挙げてるのもマイナスでしかない。
要は、ハードルを上げすぎ。

そんな高いハードルは、簡単には飛び越えれないと分かっているし、逆にハードルを下げて鑑賞した結果でもこのスコア。
だって、声出して笑ったの2回ぐらい。


そんな中でも、キャストだけは満足。
まず、スタッフの中でもリーダー的存在のカン・ソラ。
『雨とあなたの物語』での好演が記憶にギリギリ残っていたし、その綺麗め系でも可愛い系でもない独自の路線をひたすら進む容姿に、好感しか持てない。
宇多田ヒカル、森菜々、水卜アナとか好きな人は好みかも。

それと、女子からもう1人チョン・ヨビン。
『楽園の夜』での彼女がすごく良かったので、他の作品も観てみたいとずっと思ってた。
こういう役も出来るのは見れて良かったけど、彼女の良さは前面には出ていない。
顔はかなり、こば韓マン好み。

そして、キム・ソンオ。
韓国の悪役と言えば彼を挙げる人も少なくないと思うぐらい、基本的悪役でしか見た事ないあの人。
そんな彼が、1番コメディしてた!
そのギャップが面白かったのか、意外と声がツボったのか定かではないけど、このキム・ソンオは新境地だったね。


急にまとめると、ラスト17分だけは面白かった!!

キャスト語りが長い時は、そういう事。
こばまさ

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