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時の行路
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目次

時の行路の作品紹介

時の行路のあらすじ

リーマン・ショックの嵐の吹き荒れる2008年末、大手自動車メーカーで派遣工として誠実に仕事に励む五味洋介に吹き寄せる理不尽な「派遣切り」の嵐。 この嵐に立ち向かう姿を、 愛する家族や仲間たちとの日々を通して描いた実話に基づく物語。

時の行路の監督

神山征二郎

原題
製作年
2019年
製作国
日本
上映時間
111分

『時の行路』に投稿された感想・評価

かれこれ20年以上、バブルがはじけた頃から『派遣切り』や『雇い止め』の言葉をチラホラ耳にするようになったと思う。
その間に労働法の改正があったが、『派遣切り』の言葉は一向にこの世から無くならない。
コロナで企業の経営環境が悪化している現在より前にもそれは横行していた。

映画は、技術や熱意があっても派遣という立場がゆえに、社会から切り捨てられようとする労働者とその家族の闘いを描いている。
当然認められてよいはずの労働者の権利が守られない現実が、今の日本の問題だらけの社会構造の縮図なのだろう。
まさに、大企業寄りの政治の考え方や判決に嫌悪感を覚えた。
法制度がもっともっと進んで、働く意欲のある人が立場に関係なく、守られる社会になってほしい。
深緑
3.5
「良い会社」っていうのは「優しいヤクザ」とか言ってんのと同じで、意味として成立してないのかもしれない…

巷で囁かれてる通り、私も美穂より断然忍派。
宣伝のポスターとか映画の雰囲気自体結構古そうだったけど今年の映画なのね。

割引券で無料で観れたのでせっかくと言う事で鑑賞しました。

感想からシンプルに言うと観れて良かったです。

ナレーションやテロップが一部邪魔に感じたり、リアリティに欠ける演技や陳腐に感じる演出、などなど少し微妙に感じ部分はありました。

ですが、スローにじっくり進めていくストーリーテリングは好きな感じだったし、展開が鬱すぎて笑えなくなっていったりしましたが非常に鋭く現実を射抜いていたと思います。

大企業に裁判などでで立ち向かっていくというのが中盤からのストーリーなのですが、希望や成功じゃなく失敗、苦悩、葛藤を主に描いていてそこも好きでした。

実際裁判起こすって結構色んな負担背負う覚悟がいるわけですからね。そこを辛さ多めに描いていたのは良いなと思いました。

人を物のようにこき使って捨てる理不尽がまかり通っちゃう世の中への嫌悪と、それによって被害に遭った人々の訴える姿を見ようとすらしようとしない、自分にも結構嫌気がさして来る映画でした。

かなり憂鬱な気分になる映画でしたが、観れてとても良かったです。

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