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マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット

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マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエットの作品紹介

マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエットのあらすじ

今からそう遠くない近未来、反抗的な若者たちを矯正する教育施設「ヴェローナ・インスティテュート」では、若者たちは男女別に分断、接触を禁じられ、厳しい監視下のもと自由を奪われて暮らしている。ジュリエットは、暴力的な看守のティボルトから目を付けられ、その脅威に怯えていた。ある日、有力政治家の両親から見放され施設に入れられたロミオは、施設で開催されたダンスパーティーでジュリエットと出会う。瞬く間に恋に落ちた2人は、看守の目を盗んで逢瀬を重ね、仲間たちに祝福されながら遂に愛を誓いあうのだった。しかし、幸せもつかの間、突如酒に酔ったティボルトが銃を振りかざして現れ、乱闘の挙句、仲間の1人マキューシオが命を落としてしまう。怒りに燃えるロミオとジュリエットたちは、ティボルトに立ち向かうも、さらなる悲劇が彼らを待ち受けていた…。

マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエットの出演者

原題
Matthew Bourne's Romeo and Juliet Cinema
製作年
2019年
製作国
イギリス
上映時間
91分

『マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット』に投稿された感想・評価

tetsu

tetsuの感想・評価

4.1
『ロミオとジュリエット』の映画作品を追いたくなり、鑑賞。

[解説]
斬新な解釈によって、数々の古典的名作を蘇らせてきたバレエ演出の奇才・マシュー・ボーンが手掛けた『ロミオとジュリエット』。
近未来、反抗的な若者たちが収容される特殊な施設を舞台に、新たな物語が描かれる。

[感想]
冒頭数十分、全く『ロミオとジュリエット』ではないし、なんなら原作の大枠であった「いがみ合う両家の争い」という部分も消えているため、「これ、一体、どうなるんだ……?」と思っていると、しっかり、ラストには『ロミオとジュリエット』になっているという不思議。笑

黒人カップルやゲイカップルの登場、性的暴行を受けるジュリエットの設定など、現代的視点を踏まえた上で、見事にアップデートされた物語。

アレンジ要素が組み込まれたことによって、原作とは異なる展開を迎え、結末へと雪崩れ込む秀逸なクライマックスには、胸を打たれました。

また、衣装面の工夫も素晴らしい!
主人公たちの白服と対比するように、悪役刑務官が黒服を着ていたり、白い衣装のおかげで、より血の赤色が際立っていたりと、シンプルながらも工夫が凝らされている部分には、舞台劇ならではの魅力を感じました。

台詞なしで90分間ひたすらダンス&音楽のみという作品は今回初めて観ましたが、それでも楽しめる、さすがの名作。

2人がキスをしながら、舞台上をローリングしまくる序盤のイチャイチャシーンには何だか美しさを超えて、ある種の滑稽ささえ感じてしまいました(←感性が死んでいる。笑)が、これまで観た『ロミオとジュリエット』の映像化作品では、間違いなくベストと言える傑作でした。

[特徴]
・バレエ(台詞なし)
・カラー
・実際の舞台を再現して撮影
いの

いのの感想・評価

4.0
なんだか全然よくわからないままに衝動的に気づいたら映画館に行ってしまっていた。なぜかマシューボーンへと向かっちゃった。(その理由はあとになってから気づいた)


ロミオとジュリエットが恋におちた瞬間。そこからの狂おしいまでの愛。愛することの歓びが全身全霊でもって表現される。デレデレと、いちゃいちゃと、とろけそうなフワフワと、実際とろけちゃってる瞳と、隠そうにも隠しきれない歓びと。超超一流のダンサーによってそれが表現されるのだ。もうそれだけで、観に行って良かった。あゝ、何回でも観たい。


そしてそこからの悲劇
(でも、不穏さは始まりから)


差別についての問題提起もされているようにも感じ、誰かを悲劇に追いやったうえで、自分が幸せになることなどできないのだとも感じた。世界ぜんたいが幸福にならない限り~、って宮澤賢治の言葉を思い出したりもして。とにかく今は、あのメロディが頭から離れない。
tarupon

taruponの感想・評価

4.3
自粛明け、ひさびさの映画館での作品でした。
舞台でもバレエでもみているけれど(直近だとロイヤルの映画版をみたけれど)、こんなロミジュリは初めて。
時代や設定をいろいろ動かすのは、マシューボーンでは通常運転であるけれど、これはかなり大胆な変更。それでも、ロミジュリならではの大人のエゴに踏みにじられる10代の慟哭、10代ならではの瑞々しさや直情といったテーマは十分に伝わるものに仕上がっている。
現代を意識しての大人からの理不尽という設定だからこそ、反抗的な若者を収容する矯正施設であり、自分の意思を強く持ったジュリエットであり、自分に都合のよい子ども像を求める親(ロミオの両親)といった形で描かれている。
すごくシンプルな舞台美術と衣装が効いていて、肉体のしなやかさと、ダンスのパワーを感じさせる。
そぎ落とされた中での、バルコニーの場面でのロミオとジュリエットの踊り、そして最後ジュリエットが現実と幻覚の中で追い詰められ結末にいたる2人のダンスが色気もありつつ清廉さ真摯さを併せ持っている。
群舞も、それぞれのキャラが感じられる構成になっている。
そして、プロコフィエフがこんなに現代音楽だと感じられたことも新鮮だった。

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