マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエットの作品情報・感想・評価

マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット2019年製作の映画)

Matthew Bourne's Romeo and Juliet Cinema

上映日:2020年06月05日

製作国:

上映時間:91分

4.0

あらすじ

「マシュー・ボーン IN CINEMA/ロミオとジュリエット」に投稿された感想・評価

su

suの感想・評価

5.0
現代的な演出が素晴らしくて興奮しながら帰った記憶。ただの報・連・相が出来なかった若い男女の悲恋じゃない!
自分が書いた物語がこんな舞台になったら作家冥利に尽きるだろうに、観ることができないシェイクスピアがかわいそうだなと思った。
Maaa

Maaaの感想・評価

4.2
2019年に生で観て、あまりの凄さに驚愕。もちろんdvdも購入。
ロアー

ロアーの感想・評価

4.2
斬新な解釈や演出でお馴染み、バレエ界の鬼才マシュー・ボーンのロミジュリ in シネマを観てきました。

実は私、バス・ラーマン監督好きなのにディカプリオのロミジュリ観てなくて、本も読んでなくて、あらすじは知ってたものの今回がロミジュリほぼ初体験でした。果たして、初体験がマシュボでいいのかっていうね。なんせ舞台は近未来の若者矯正施設です。ロミジュリの仲を引き裂くのはお家じゃなく、ジュリエットを手込めにしたキモい看守です。

この看守がマッチョなクズゴリラなんですけど、ホントクズでクズでキモくてカーテンコールでブーイングされるほどでした(褒めのブーイングww)パシーン!って鞭を繰り出してきた時は、流石マシュボ!ってちょっとテンション上がりましたがww(脳裏に甦る、白鳥の湖の黒鳥)

今回は、ストーリーというより、恋、愛、喜び、悲しみ、苦悩と言った感情に重きのある作品だったので、これまで観てきたマシュボ演出作品の中で、1番コンテンポラリー・ダンスの要素が強かったように思います。言葉なくしても感情が伝わってくる力強いダンスが素晴らしかった。
恋に舞い上がる心境の時は、本当に飛んでるかのようにリフトでふわっと飛んでいて、重力を感じさせない軽やかさもお見事でした。キスシーンのダンスも、散々焦らされた後だからか激しかった❤︎

ロミジュリのお話が悲劇で終わることはみんな知ってると思うけど、マシュボ演出では方法も毒薬とかじゃなくてですね、真っ白い衣装が血で染まる惨劇のカーテンコールでしたww美しく悲しいラストだったけど、思い切り踊って息を切らして目が爛々としてるところに血塗れなので、ちょ、怖っww
こんなカーテンコール観たことないww

そしてロミジュリ以上に気になってしまったマキューシオの悲恋。お調子者で好きだわ〜って一目で気に入ってしまったキャラだったんですが、ダンパにまさかのキルト姿で登場して完全に惚れました。翻るキルト最高!上半身裸×キルトまで披露してくれてて感謝しかない!
そしたらまさかの悲恋ですよ、マキューシオー!って思わず心の中で叫んだわ!看守ゴリラ最低過ぎて殺してやりたい。よくみたらマキューシオ、最後彼氏とぎゅっといわゆる恋人繋ぎしてて泣けました。泣き腫らしたかのような目元の赤いメイクも相まって、悲しみに狂ってしまった彼氏のダンスも鬼気迫るものがあってよかったです。
なので、私にとってはロミオとジュリエット、そしてマキューシオと彼氏の悲恋の物語でした。
TomoyoIida

TomoyoIidaの感想・評価

4.0
本来のプロコフィエフ全幕の内容がどうだったのかわからなくなるくらい、ナチュラルに違った表現で演出されてて。ここまで元ある原作の景色が出てこないで同じ曲で違った表現をするのは素晴らしいと思う。
さかな

さかなの感想・評価

4.4
マシューボーンの白鳥の湖が好きで、これは絶対見る!と期待して鑑賞。
とにかく全員のレベルが高くて、ロミジュリの斬新アレンジの感想の前に、あの足首!あの柔らかさ!リズム!表情!とかダンスそのものに釘付けになった。
意外と小さな劇場だったので、スクリーンにちょうど良い収まり具合。
斬新アレンジの方は、かなりひねられていて、ロミジュリなのかわかんなくなりそうだったが、ロミオ役がかなりロミオなので迷子にならずに済んだ。ジュリエット役の人はシルヴィギエムに似てた。驚くべき表現力。舞台で見たかった。
もつ

もつの感想・評価

4.7
初マシューボーンの作品鑑賞

ラストは涙が溢れた。
ロミオの純粋さ、ジュリエットの絶望感が痛いほど伝わった。

すごく斬新な設定で
近い未来、矯正施設でロミオとジュリエットが出会う設定。
血縁関係とか友情とか関係なく
人間味溢れる振り付けの表現。

セリフはもちろんないけど
しっかり聞こえてくる。まるでミュージカルみたいだった。
聞かせてくれるダンサーたちの素晴らしさ。

カーテンコールでティボルトにブーイングが起こったのも、観客がミュージカルを観たような感覚になっていたんだと思った。
バレエと言えば白鳥の湖ぐらいしか知らなくて、ちゃんと見た記憶もあまりなかったのですが…
見る前にコンテンポラリーダンスに詳しい友人から少し(ほんの少しだけ)教えてもらったのでわかった気になりました

このロミオとジュリエットは矯正施設に舞台が変わっていますがそれでも違和感なく見れました
セリフがないのに喋っているような感覚

踊りなのか音楽なのか…不思議な感覚でした
い

いの感想・評価

4.6
マシューボーンの振付、本当すき。
キスしながらのパドドゥが本当に美しかった。
こちよ

こちよの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

あらすじを読まずに
鑑賞したので
ズレているところもある
とは思いますが、、

感想文なので、、
全体の感想として
1番人間としてお近づきになりたくないのは
ジュリエット

巻き込まれてしまった被害者が
ロミオ

実は、この施設の犠牲者なのではと思う
ティボルト

この矯正施設は
未来ということだったので
人工的に遺伝子操作をして
子供をオーダーする時代になり、

親達(発注者)から不良品と
認識された子供たち(商品)の
欠陥(性格)を取り除く
メンテナンス工場のような矯正施設

個人の性格や個性が必要とされない子供たち
最初の方では、長袖、長ズボンのスタイルなので
小さな子供の時から矯正施設に

入所していることを表しているのかな
と感じました。

ジュリエットが白のワンピース姿になった場面から
10代後半の大人になったということなのかな。。
なんだか、このジュリエット貫禄がある、、
後半になって、
彼女だけは何度も問題を起こしている
常習犯で
本物の矯正施設に入るべき人間
なのでは
1番ヤバいやつなのでは
と思ってしまう場面が多かったです

ロミオの方は、完全に両親から
不具合商品認定みたいな形でしか接してもらえず
親から情が全く見えてこない。。
いわゆる
愛情不足による情緒不安定
な感じでした
母親も父親も政治家ぽい、、
手を振る演技だけで
政治家と思わせる
技術が凄いなぁと思いました。

母親が
優秀な遺伝子を買って創った子供で、
父親の方がロミオに無関心に見えたので、
母の今の彼氏(旦那)のように感じました

母親は一瞬がっかりしたように
見える表情をするから、
自分の人生での失敗くらいには

思ってそうだなと感じました
そこからの展開が早い早い

後半になるのに
したがってスピーディーで
踊る・走る・飛ぶと

盛りだくさんのため
俳優さん方の熱量が感じられました。

そして、パワフル
スクリーン越しでも圧巻でした

ティボルトも途中で酒に溺れ
情緒不安定になって弱気になったり、
急に強気になって暴れたりするため
実は彼自身も
この施設の元住人なのではないかな
と思いました。

仕事があるから、施設に住めるだけで
同期や後から入所した人たちが
最後には親や親戚に引き取られ
施設を出ていく中で
自分だけが残り、この仕事さえなければ
施設にさえ居場所がない。。
周りの子供たちに強く当たるのは、
傷ついている自分の心を隠そうと
無意識に行動しているため
なのではないかなと感じました
そういう意味では、
ティボルトも被害者
なのかもしれないなぁと思いました。
ティボルトは気づいていなかったけど
自分と似てるとジュリエットのことを
感じていたからこそ、、
執着し、依存し、自分が味わったことの無い
幸せを彼女だけが感じていることに
腹を立てていたのかもとも考えられました

でも、まぁ、、
1番の被害者は、ジュリエットとティボルトの争いごとに巻き込まれていった
ヴェンヴォーリオとマーキューシオかな、、
あと周りのメンバーたち
意図せず、手を貸してしまったことで
今までとは違い
本当に看護師さんやお医者さんが
訪問して経過を見てもらわないといけない
状態になってしまったからです。。

今後、施設を出られるようになる可能性が今までと違った意味で遠のいた、、
発注と受注
計画と結果
矯正と強制
改善と性格
共感と依存
んー、段々とマシューボーンさん作品は
現実のブラックさを上手く客観視させる作風になってきたなぁ
次は赤い靴らしいので、楽しみのような
現実を見てしまうようで不安なような
でも、見たい!見てしまうと思う。。上手に作品と現実を混ぜて演出してくださるので斬新どんなアレンジになるのか楽しみにしています。
tanzi

tanziの感想・評価

3.5
マシュー・ボーンらしい解釈と切り口

曲は順序を変えあえて厳選して演出
オープニングとか非常に良かった

ロミオとジュリエットがキスしながらグルグル回るその振り付けの外連味がたまらん
よく思いつくし、それを体現するダンサーの凄さにも驚愕

どこかロマンチックになるシークエンスがあるのかと想像したけれど、あくまでもロミオとジュリエットは生々しく剥き身でやり通した

むしろその役割はマキューシオとボーイフレンドが担っていたのが彼らしい

にしてもティボルトは本当に本当に嫌だった吐き気がしてきたほど
早く殺されろと彼が出てくるたびに頭の中で念じてしまったよ

とはいえ、カーテンコールでブーイングしなくても…とは思ったけど
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